迷惑をかけ合ってこそ友達 (18日のつづき)
一度友人関係となったら、頻繁に電話がかかってきたり、頼みごとをされたりと、かっての礼儀正しさは
どこえやら、日本人的感覚の「親友であってもプライベートなことは踏み込まない」という考えは、通用し
なくなることが多い。友達なのだからと、どんどんこっちのテリトリーに踏み込んでくることに、日本人はち
ょっとびっくりしてしまうが、これは韓国人にとっては普通のことだ。
韓国人は「迷惑をかけあってこそ友達」と考えている所がある。
それゆえ、友達なのにいつまでたっても悩みごとを打ち明けられなかったり、頼み事をされないと、友達
だと思っていたのに違うのだろうかと、日本人には想像もつかないところで悩んだりしてしまう。
「本音と建前」「親しき中にも礼儀あり」という日本人的氣使いは、韓国人にはなかなか通じにくいだろ
う。
反対に、日本人の立場からすれば、韓国人の友人から何かにつけて頼み事をされてちょっと負担だと思
うこともあるだろう。だが韓国人の友人もダメもとでたのんでいることが多い。友人だからこそ無理を承知
で言ってみると言うわけだ。
だから、無理なことは無理とはっきり答えて大丈夫。それでこそ韓国人は、本音で対してくれた、友達
だからはっきり言ってくれた、と考えるのだ。
皆さん心当たりはありませんか?