中山道を歩き終えて蛸薬師通木屋町にて一杯。10数年前、お取引先に紹介いただいた「出逢ひ茶屋 おせん」は、旬の“おばんざい”を肴に飲める店。以来、先斗町に在った頃から京都を訪れる折々暖簾をくぐっている。純米酒『呑足味知(のみたりてあじをしる)』は、伏見は松本酒造の酒。やや辛口であと味のキレの良さが特徴、常温が良いようです。お造りにも合う酒です。
ほんとはカウンターで大皿をのぞきながら一杯やるのが楽しいのだけれど、今日は小上がり。まあ家族連れだからそれも良いでしょう。純米吟醸『聚楽第』は上京区は佐々木酒造の酒。まろやかな口当たり、キレの良い喉ごしの酒で、煮物やら揚げ出しなどいただきます。
純米大吟醸『古都の雫』は鶴正酒造、こちらは伏見の酒。香り控えめやや豊醇、冷やして飲むのが美味しいのでガラスの酒器でいただきます。食中酒としてどんな料理にも合いそう、筍の天ぷら、豚の角煮で一杯。〆はお店の名物“たぬきご飯”、生姜の利いたアツアツの餡をからめて美味しいひと椀です。中山道完歩の祝杯に楽しい夜になりました。女将さん、御馳走さま、また寄らせていただきます。
中山道の完歩、おめでとうございます♪
祝杯に素敵なお店ですね。
京都は1人で行くことが多いので夜に入るお店に
困ります。
食べ物もお酒も惹かれます。
佐々木酒造さんはあの俳優さんのご実家ですね(^^)
俳優氏の芸名に「蔵」の字があるのは、家業を意識したものでしょうか。
旅先や出張先で小料理屋や居酒屋に独り入るのは、中年男でも勇気が要ります。
陽気が良くなりました。近くへ、遠くへお出かけの様子、お知らせください。楽しく拝読しております。