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うたかた

01.書かずに描いた

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藤宮ニアという名前で小説を書いたり、中西須瑞化という名前でPRライターをしたりしています。ここではIDを取得している「nia(ニア)」と名乗りましょうか、と言いつつ、ここまで来ると名前って何なんだと思いますね。もはや何でもいいです。

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電子書籍「リトルホーム、ラストサマー」(NovelJam2018秋 花田菜々子賞受賞作)

 

ちょっとしたご縁をいただいて、今月からgooマルシェルさんに参加させてもらうことになりました。よろしくお願いします。

普段は電子世界でぽちぽち文字を打っているもので、こういうところに作品を出すというのは初めてです。

さて、何を出品しようかなぁと、掌編小説と写真を合わせて何かをしようか、それともエッセイなんかを書いてまとめた冊子を作ろうか、などぼんやり考えていたら、なぜか、絵が出来たんですね。不思議ですよね。なのでまずは、絵を出品してみます。

元々はひたすら散文や小説や詩歌を書いたりしている人間でした。だけど「言葉」の無力さ、言葉にした瞬間に失われるもの、みたいなものに気づいた頃に、写真を撮るようになりました。そして今回、この機会をいただいて、なぜだか絵を描いてみたくなりました。言葉を書くということは、結局空中に漂う何かを伝えたいだけであって、その手法は何だって構わないのかもしれないと改めて思う。(そういえば昔は音声作品を作ってみたり、いろいろトライしていたことがありました)

絵を描くということに、私は苦手意識がありました。

「自由な発想で」なんて言われると、途端に何を描けばいいのかわからなくなる。

模写はできても、絵は描けない。自分自身に対してそう思っていました。

けれど、それから何年も何年も生き続けてきた結果、なぜだかスルッと、ここにきてキャンバスや絵の具を手に入れたくなり、手に取ることができるようになりました。

 

絵というのは、言葉とも写真とも違う、不思議なものです。

写真よりも鮮烈で、言葉よりも刹那的で。

軌跡があり、息吹があり、それでも何かを規定はしない。言葉の世界でよく直面する、取りこぼす・取りこぼさないという議論の前に、身を委ねても良いものなのかもしれないと、描きながら思っていました。

私自身、誰かが生み出すものを見るのが好きで、気に入ったものがあればそばに置きたいなと思うタイプの人間です。信楽焼がたくさん並ぶお店で、気になって手に取った作品がどれも同じ作家さんのものでびっくり楽しかったという経験もあります。笑

文字書きの人間が、“書かずに描いた”ものをここに出すのはどうなんだろう…とも少し迷いました。何かこれに言葉を足して出品するのがいいのかもしれない、とも。だけど、今回はなんとなく、もう少し自由にやってみてもいいのかもしれないと思いました。

もし、この作品をそばに置いておきたいと思ってくれる方が現れたとしたら、その時に浮かんだ言葉を添えて、ありがとうの気持ちを届けたい。そんな風に考えています。

言葉にしろ写真にしろ絵にしろ、あるいは私自身の人生そのものにしろ、いつか、どこかの誰かにとって、ほんの一瞬でも数日でもいいから、心が豊かになる補助輪のようなものになれたら幸せだなぁと思いつつ。自分でもまさかですが、一つ目は書かずに描いたものを、お届けできたらと思います。

 

来月は中身のわからない物語の封筒を売ろうかと思っていますが、それよりも購入者の方にお題をいただいて、それに対して即興で物語を書く方が自分も面白いかもなぁなんて思い始めました。自由に楽しく、セッションみたいな何かを生み出せたら嬉しいな。大変かな。笑

ひとまず、お誘いいただいた機会を満喫しつつ、「#注目クリエイター」なんて恐れ多いハッシュタグと共に、情報の海へ流してみます。ぷかぷか揺蕩うボトルメッセージみたいに、いつか気まぐれに、誰かのところへ届きますように。

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