辞書になった男 ケンボー先生と山田先生 (文春文庫) | |
佐々木 健一 | |
文藝春秋 |
辞書の編纂って、どんな風にするのか、昔から興味を持っていた。載せる言葉を選び、その意味の説明文を作り、何年か毎に改編していく。気の遠くなる様な作業だ。辞書って一から作ると何年位かかるのだろう。そんな疑問を持ったあなた、この本を読んでみては如何?
僕は「広辞苑」を買って貰った時、中学生だったがワクワクしたものだ。昔は外国語を憶えるのに、辞書を一ページずつ食べていった学生がいたもんだ。インターネットが普及した今、辞書はどの様に使われているんだろう。