三つ子ママのひとり言

三つ子の成長や悪戦苦闘中の育児について・・たまには育児から離れてママのホッと一息を日記にしました

そーゆーことね!

2012-05-31 21:26:48 | 今日の三つ子
最近の小学校の宿題といえば毎日毎日音読。
我が家は小学四年生の今に至るまでそれを三回聞いているのだ。

先日はずっと三人とも教科書の音読だった。
私の頃にも教科書に載っていた「白い帽子」
田舎から送られてきた夏みかんをタクシーに乗せて運転していると
途中帽子をかぶった女の子が乗ってきて、早く出して!菜の花畑まで!と言う話。
結局菜の花畑の前で止まっていたら女の子は消えてしまい、菜の花畑に沢山のモンシロチョウが飛んでいる・・・という話。

悪い話でも悲しい話でもないので音読を聞いているのは苦痛でもなんでもないのだが、
毎日同じでつまらなくなって「結局この女の子ってダレだったの?」とそれぞれに意地悪質問をしてみた。
娘二人は即答で「ちょうちょ」と答えたのだが、息子だけ「たけのたけお?」←話の中に出てくるちょうちょを捕まえて帽子に隠していた幼稚園児・・・というではないか。
相変わらずの国語能力のなさ・・・・・・たけのたけおはお母さんを連れてきたところをバックミラー越しに運転手が見てるだろうが!
だいたい女の子って言ってんじゃん!たけおって女の名前かぁ?
隣でクスクスと娘二人が笑っているではないか。

国語に関しては一事が万事この調子で、やる気が全然ないらしく家で勉強するにもどうしたらいいいもんか?
そろそろ私も匙を投げたい気分になり塾の入塾説明会とやらに行ってみた。
国語は授業中も記述でバンバン赤を入れていきます!
というビデオを見せられ、中学、高校とお世話になったとある先生の国語の授業を思い出すような見事な板書と授業の雰囲気に
「コレなら少しはレベルアップも期待できるかも?」という気になった。

のもつかの間、塾長がこう切り出した。
「なぜ勉強するのか?という疑問は難問ですがひとつの答えとしてこういうことが考えられます」と。
国語の読解問題に「ぼくの心の中で赤い実がはじけた」という部分に線が引いてあり、ここではぼくのどんな心情を表しているのか答えなさいという問題があったそうだ。
この話は小さい頃から田舎で一緒に野山を駆け巡って遊んでいたぼくと友達の女の子の話で、月日がたったある日野に咲く花を見てきれいと言ったしぐさや表情を見て「ぼくお心の中で・・・」となるらしい。
まぁ恋心とまではいかないが、女の子を意識し始めた様子を表したのだろう。
が、「男の子はこういう話になるとめっきり駄目なんですね」と笑って続ける。
「でへへへ・・・とテレながら書いているところ見るとわかってるのかな?と期待して答案を読むと『鼻血が出た』とか書いてるわけですよ」
えええええ?何年生だか知らないけれど塾行ってもそれって!?
「鼻血って・・・それじゃ全然心情じゃないじゃないか!というと『興奮して』とか書き加えたりするわけです」
興奮して鼻血って・・・その女の子どんなしぐさしたわけよ??
男の子って・・・・・(涙)
どこまで本当なんだか・・・って気もしなくもないが、息子を育てて9年・・・そして旦那を見る限りあながち嘘ではないだろう・・と思う。
「結局、国語の勉強は人の心情、気持ちを思い図れるようにする、人間として大切な事を学ぶためにあると言ってもいいのではないでしょうかね」「この先友達の、彼女や彼氏の、妻や夫の心情を読み取るために」と塾長はまとめていた。
あーなるほどね!
心情が読み取れないから頓珍漢な答えになるわけだ、息子も旦那も(笑)
「鼻血」と答えたカレも塾で鍛え上げられ心情を読み取れるオトコになったのかまではわからないがやらなきゃ大変な事になる!!ってことなのだろうか?

この先頓珍漢な答えをされて恐ろしくガッカリな気持ちを味わう・・・という被害女性を出さないためにもコレはいち早く塾に入れて国語をみっちり仕込んでもらうべきなのか・・・・・

国語能力をどうにかしなきゃと思って行ってみた塾で新たな問題にぶち当たる私。
国語能力よりもコトは重大だった・・・・・らしい。

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