三つ子ママのひとり言

三つ子の成長や悪戦苦闘中の育児について・・たまには育児から離れてママのホッと一息を日記にしました

あっという間に

2006-07-19 10:34:11 | 幼稚園
今日はもう終了式。
思えば4ヶ月前本当に大丈夫なんだろうかと心配して心配して送り出した。
その心配もどこへやら最初に二回ほどバスに乗る前に泣いていたが
その後一度も泣きもぐずりもせず元気に楽しく幼稚園に行っていた。
ありがたや・・・ありがたや。

幼稚園でお歌もお遊戯もそしてその他いっぱいいろんなことを毎日覚え経験してホントに楽しそうだ。

女の子二人は早速おしゃまな女の子らしくお手紙交換などしている。
多分お姉ちゃんがいるお友達が最初に書き出したのだろう。
ある日「お手紙貰った」と喜んで帰って来た。
見ると『ナァナちゃん、ノノちゃんへ・・のりまきがすきです。あやかより』と書かれていた。
なんとも唐突で意味不明だ。
もらった方も戸惑うのではないか?と思っていたら
「お返事を書く」と言って聞かない。
でもあんた達まだ字がかけないでしょ・・・書けないどころか読めないじゃん。
この間も「ゆーたんが居なくなると困るよ・・・字を読んでもらえないから」とノノが嘆いていたではないか。
(そう、ゆーたんだけはちょっとだけ読めるのだ)
それでも他人が出来ることは自分も出来るはずと思って疑わないナァナは
頑として字を書くと言って大変だった。
仕方なく二人に手をとって何とか手紙を書かせた。

その後も怪しい(?)手紙のやり取りは続いていて先日は
『ナァナちゃん、ノノちゃんおてがみありがとう。かゆくないときかきました』というまた謎の手紙を貰ってきた。
「かゆくないとき?」不思議に思いながらも
「きっとアトピーですごくかゆくて普段あまり字を落ち着いて書いたり出来ないのかな?かわいそうに」などと解釈していたのだが
先日遊びに来たオバ(私の妹)にコレを見せたら
「これってさぁ・・・もしかして’書く’と’掻く’がこんがらがってるんじゃないの?」と笑い出した。
「笑点大喜利って感じよね」
そうか!この時期蚊にさされたりしてかゆくて掻いちゃうとママに「かゆい時は掻かないの」とか言われてるんだ。
だから書くのもかゆくない時じゃないといけないと思ってるわけね。
「そうか・・・そうかもしれないわ」とお腹を抱えて大笑い。
やはり三歳児だ。おかしい・・・素で笑わせてくれるわ。
当人達はこのおかしさはわからないんだけどね。

一方ゆーたんは日に日に男の子の遊びを覚え
「今日ゆーたんがブロックの長いので戦いごっこしてたの見えたよ」とノノが目撃報告するほどだ。
どうやらカブトムシやクワガタをブロックで作って戦わせてるらしい。
男の子のお友達も出来てよかったね・・と安心していたのだが
どうも最近ちょっと気になることがある。

この間シンデレラのDVDを三人で観ていたら
シンデレラが継母と義姉二人に意地悪されドレスを破られて置いていかれてしまったシーンで
ゆーたんが「かわいそうだねぇ」と言い出した。
このシーンはシンデレラが泣いているので誰かが「かわいそうだね」と言うのでさして気にしてもいなかったのだが
何回も「かわいそうだね」と言っている。そしてその声が涙声になっている。
あれ?と思ってゆーたんを見ると服の袖で涙をぬぐっている。
「あら?ゆーたんかわいそうになっちゃったの?大丈夫よ。魔法使いのおばあさん助けてくれるから」と膝に据わらせると
抑えていたのか涙がいっぱいあふれてきてとうとう声をだして泣き出した。
「ゆーたん優しいのね」と頭をなでて好きなだけ泣かせておいたのだが
一体シンデレラが意地悪されてかわいそうなのか、
一人で置いていかれたのがかわいそうなのか?
とにかく情緒というか人の気持が思いやれるようになってきたのかな?などと思っていた。
でもちょっと気にかかる・・・
と思っていたら昨夜寝る前に団扇の柄の部分を口に入れて遊んでいたゆーたんに
「そんなことしたらお喉を付いて大変な怪我をすることになるわよ。お星様になっちゃった子だっているんだからね」と叱ったところ
ナァナやノノが「そうよ、お星様になったらもうパパともママとも、あなた達とも会えなくなっちゃうよ」と援護射撃し始めた。
少しするとゆーたんがまたパジャマの袖で涙をぬぐっている。
「どうしたの?」と声をかけるとまたこらえきれずに声をあげて泣き出した。
「寂しくなっちゃったの?皆に会えなくなると思ったから?」と聞くとかすかにうなずいているようにも見える。
しかしゆーたんの場合なかなか自分の気持ちを言葉で表せないので鵜呑みには出来ない。
でも怒ったことで泣くようにも思えない。
そんなにきつく怒ってもいないし、まぁ慣れっこだろうし・・・

この間のシンデレラの件といいどうも”一人ぼっちになる”ということに過剰に反応しているような気がする。
一人ぼっちにしてしまったことなどないはずなのだが・・・
そういうことには結構神経質にしていたので
赤ん坊の時だってごみ捨てさえ子供を置いて行ったりしてないのだ。

とするとゆーたん一人だけ違うクラスで一人になっているのが寂しいのか?
ゆーたんは我慢強いところがあるしお外では頑張ってしまうので
私もそれについ甘えてなにか外であると「じゃぁゆーたんお願い」みたいなところがあった。
クラス分けについては幼稚園のほうの提案もあったのだが
まぁパパとも一人になるのはゆーたん以外は無理かもね・・・というところでまとまった。
ゆーたんなら大丈夫だろうという思いと(甘え・・?)その方がゆーたんにもいいだろうという思いからなのだが。

やっぱり本人には辛かったんだろうか?さびしかったんだろうか?
と泣き止んで頬に涙のあとを残したゆーたんの寝顔を見ながら悩んでしまった。
子供の気持ちが手に取るように解読できたらいいのに・・・

ホッとすると同時にまた悩みを抱えるのだった。

が、明日からは夏休み・・・毎日どうやって過ごすのか・・というほうが重大な悩みだったりする(笑)

コメント
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