言ってみるもんだ

日に日に言葉を覚えやる事もなんだか一人前になってきた三人。
それでも昼間はママにまとわり着いていっこうに家事がはかどらない。
仕方なく遊びながら片付けを一緒にしたりするのだが
自分のパジャマをベットに置くことや自分の物（靴下やお洋服）を持ってくること、
読みたい本を持ってくることおもちゃ箱におもちゃをしまう事などは出来るようになった（入れた端から他の子が出しちゃうんだけど）

普通ならこのくらい出来れば十分なんだろうけど
三つ子ママにとってはコレくらいではなんの助けにもならない（って2歳にならない子供に何を期待する？）
オムツを替えているときちょっと遠くにあるおしりナップを取ってくれたりお洋服を取ってくれたりすればどんなに楽か・・・。
多くを期待するのは欲というものだと今まで頼みもしなかった。

でも今日はどうしてもおしりナップが取れなくて（近くにおいておいたのを誰かが持っていってしまって
それに気付かずウンチのオムツを開けてしまったのだ）
ノノに「おしりナップ持ってきて」と言ったらすかさず立ち上がり持ってくるではないか！
おお！すごい。
もしかして他にも出来たりして・・・と今度はナァナに「ゆーたんのおズボン持ってきて、シャツも」
と言うと迷いながらもシャツだけ持ってきた。
でかした！ナァナ。
ならばと欲張る私。
「これゴミだからゴミ箱にポーイしてきて」と言うと三人ゴミ箱めがけてまっしぐら。
ポイと棄てている（ゴミ箱はいたずらされないようにゲートの向こう側にあるので
ゲートの向こうのゴミ箱めがけて投げるだけなので入ってはいないんだけど）

すっすごい。言ってみるもんだ。

この調子で行けばそのうちママは左団扇で「あれとって。これも持っていって」と言うだけでよくなるのでは？（どこまでも欲深い私）
そんな期待もつかの間ママのお使い遊びに飽きた三人はゴミを持ったまま鬼ごっこ。
ゴミが増えてる！！
やっぱりダメかぁ・・・。
ま、懲りずに言い続けて仕込もうではないか！！左団扇の明るい未来を夢見て・・。