羽鳥操の日々あれこれ

「からだはいちばん身近な自然」ほんとうにそうなの?自然さと文化のはざ間で何が起こっているのか、語り合ってみたい。

正月三が日終わって、明日から……

2018年01月03日 05時24分23秒 | Weblog
 元日は、羽田で初日の出を拝み、午後から母方の親戚に新年の挨拶に行った。
 本日は、父方の親戚が来訪予定。
 
 いつも通り、早く目が醒めた。
 外はまだ暗い。
 それでも新聞を取りにいって、玄関に飾ってある正月飾りの独楽に目がとまる。
 いやぁ〜、今年は、例年のようにたくさんは飾らなかったが、学生からお年寄りまで人気がある「お化け独楽」に「石川五右衛門」。
 それに「やきもちやきの猫ちゃんが2匹」と「眠り猫」に加えて芥子独楽の「ひょうたんから独楽」。

 脚立に乗ってとめる凧飾りは、わけあって省略。

 これで三が日は終わって、暮れからストップしていたことが再開できそうかなぁ〜。
 今しがたインターネット「路線」を検索。
 お天気次第だけれど、確かめたいことがあって、群馬に出かけるつもり。


 

 
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「野口体操づくしの新年」を味わいつくす

2018年01月02日 19時19分36秒 | Weblog
 昨年末、自分のために買いものをした。

 一つ目は、『「梅治作 御料理包丁」日本橋木屋』
 鋼材には、炭素鋼V一号 柄は、銘木・縞黒檀 
 これまでは母のために料理をしていた。
 しかし、これからは自分自身のために料理をすることを惜しまないように、という思いから大枚をはたいた。
 凄い切れ味である。
 これまでの包丁もよいものだったが、今度の包丁の切れ味はもっと素晴らしい。
 ただし、問題は手入れである。サビつかせなために、ワインのコルクと粉末クレンザーで汚れをとる。 
 さっそく近くのレストランをたずねて、ワインのコルクを沢山もらってきた。
 汚れを落としたあとは、よく乾かして湿っぽくないところにしまうように、と説明書きにあった。
 どこにしまおうかと迷った。
 そのとき、口をついて出た歌が “包丁一本、サラシに巻いて ” であった。
 早速、新しいサラシに包んで、食器棚にしまった。
 正月お節の料理は、この梅治包丁をおろした。

 二つ目は、『スニーカー』である。
 母の施設を頻繁にたずねるようになって、新調することにした。
 これまで履いていたのは、かれこれ10年前くらいに、人生ではじめて買ったスニーカーである。
 で、この新しいスニーカーは、素晴らしくいい履き心地なのである。
 元日は、羽田空港へ出かけた。
 ひょいひょい歩き、電車を乗り換え、空港の中をササッと移動できた。

 本日は、渋谷区幡ヶ谷の清岸寺にお参りした。
 春・秋の彼岸、夏のお盆、12月の父の命日、すべてお参りに出かけなかった。
 ご無沙汰を詫びるお参りである。
 甘酒をごちそうになって、新宿の十二社にある熊野神社へ徒歩で向かった。
 幡ヶ谷、初台、本町、山手通りの次の大通り、西参道から続く道を渡って左折する。
 右手に都庁をみて、新宿中央公園のならびにある神社である。
 ここは、私にとって産土様で、七五三の三歳と七歳、お稚児さんを祝ってもらった。
 新宿角筈の家から山車を引いた秋祭りを、非常に懐かしく思い出すのだ。
 申し訳ないが、長年にわたって住んでいる高円寺の氷川神社よりも、愛着がわく故郷の神社なのである。
 お参りをすませ神社の裏手の門をでるとそこは新宿中央公園で、すぐの歩道橋を渡ると高層ビル街に通じている。
 通い慣れた住友ビル左手に見て、新宿駅へ。
 元日三日は、祝日運転ということで、各駅停車の総武線に乗った。

 自宅を10時過ぎに出発して、帰宅は12時半であったから2時間半ほどの初詣を兼ねた東京・新宿界隈散歩であった。

 昼食をすませて、母の施設へ。
 こちらは徒歩で、12、3分である。
 人生二足目のスニーカーに変わっただけで、歩くことが楽しくなった。
 いやはや、これからはパンプスは履けなくなるに違いない。
 いやいや、これまで愛用していた町歩き用革靴すらも履く気が起こらなくなりそうだ。
 
 かくして、包丁にスニーカー。
 年末の自分のための買いものは、不思議な取り合わせだが、共通しているのは使い心地の良さである。
 料理をするのも歩くのも、実に「楽」なのである。

 野口三千三曰く「体操は、楽で気持ちがいいことが大事」
 40数年ぶりに、当たり前の日常の暮らしのなかで、しっかり実感を得ました!
 これも野口体操、あれも野口体操。
 何ともはや「野口体操づくし」の新年の幕開けである。
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ご来光と3大テノールガラコンサート

2018年01月01日 10時36分34秒 | Weblog
 謹賀新年

  2018年元旦

    
 皆様の御健康と御多幸をお祈りいたいします。


 さて、今朝、4時2分高円寺発中央線に乗り、新宿で山手線、浜松町でモノレールに乗り換え、羽田空港第二ターミナル5階展望台でご来光を拝む。
 5時30分にデッキ開場、2分前に到着。
 すべて順調にはこんだ。

 暗闇のなか、点々と灯火が静けさを際立たせる。
 飛行機が数台、その周りを整備の車が動いている。

 私は、デッキの一番前に陣取って、日の出を待つ。
 本日のBGMは、「三大テノールのガラコンサート」である。
 ほぼ1時間半のプログラムだ。
 日の出の時刻までに、ちょうど聞き終わるに違いない、と選んだ。

 全く、寒さは感じない。
 お蔭さまである。
 何故って、中央大学の空手教場の寒さ対策で骨を覚えた。
 こうした状況にしっかり対応できる力をつけさせていただいた。

 立っていることにも疲れは感じない。
 このこともお陰さまなのである。

 ひたすら、待つ。待つ、待つ。
 退屈もせずに、待つ。
 これは音楽の力と雄大な空の色の変化である。

 ある瞬間から、夜があけてくるのが感じられる。
 色調がいい。
 海の波面が微妙に揺れているのが見え始める。
 風は殆どない。

 とりわけ東からうっすらとベールのように染まり始める頃がいい。
 時計は6時20分を回っている。

 ルチァーノ・パヴァロッティ プラシド・ドミンゴ ホセ・カレーラス テノール 
 この状況で聞くからかもしれない。実に神々しいテノールの歌声である。
 彼らの美声に包まれて、闇から曙へ解き放たれる快感に浸る。
「トゥーラン ドット」から「カタリ」へ。
 音楽も終盤にきている。
 滑走路から飛び立つ飛行機の間隔も次第に狭くなる。
 呼応して、太陽は明るさを増す。

 6時51分 いざ ご来光。
 音楽を消して全身で祈る。

 多くはのぞみません。
 安らかな日々……一年無事に過ごせることを祈って。
 今年の始まりは羽田空港から祝いました。

   ******
 
 実は「ここは、穴場スポット」と、杉並区のFBで知りました。
 本当でした!
 外に出なければ、あたたかい展望台でもご来光を拝めます。
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