羽鳥操の日々あれこれ

「からだはいちばん身近な自然」ほんとうにそうなの?自然さと文化のはざ間で何が起こっているのか、語り合ってみたい。

片付けの季節

2007年02月07日 19時03分28秒 | Weblog
 二月は片付けの季節である。
 寒い冬はどんなに動いても汗が出ない。汗が出ない分、疲れ方が違う。
 それで、ここ数年は、片付けは2月に行うことにしている。

 今年も2日からはじめた。
 だいたい一日の仕事量は、1時間以内で切り上げている。
 しかし、今日はオフの日ということもあって、午前中から夕方までやり続けてしまった。

 やり始めたら途中で止められる状態ではなくなってしまったから。
 明日は不燃ごみの日なので、それに向けて出来る限り捨てることにした。
 出るわ出るわ!

 30年ぶりの棚を一気に片付けた。
 こういう仕事は一人に限る。
 他の人がかかわると、説明するのが面倒だし、捨てられるものも捨てられなくなる。いいことばかりはない。とにかく細かいものを整理したので、時間ばかりがかかってしまった。

 しかし、収穫もある。
 両親の結婚前や新婚当初、私が幼ったころの写真がたくさん出てきた。
 他にも何が撮れているのかはわからないネガが多数。
 そこで、とりあえず一箱にまとめて、後日整理することにした。
 写真からは時代が見えてくる。するとどれも捨てられないのだ。
 昔のアルバムは皮製で、そのうえ彫り物がしてある。写真はどれも小ぶりだが、懐かしい人の若き日が息づいている。

 そして、なにより片付けというのは、こころの整理でもある。
 ものを捨てることで、自分のなかでくすぶっていたことも一緒に捨てられる。
 捨てることは新しい空気が、全身にめぐってくれることに通じる。
 
 というわけで寒い時期は(といっても今年は暖冬で楽だけれど)、私にとって片付けにもってこいの季節なのだ。

 片付けもほんの序の口というところだ。
 
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