羽鳥操の日々あれこれ

「からだはいちばん身近な自然」ほんとうにそうなの?自然さと文化のはざ間で何が起こっているのか、語り合ってみたい。

「女性セブン すごい!」 5月26日号

2022年05月17日 10時09分19秒 | Weblog

朝カル 日曜日野口体操講座での出来事から

手にとって、読んでみて、わかった! 

実は、朝日カルチャーセンターの日曜日(隔週)は、男性の中に女性が二人だけしかいないクラス構成です。
筋トレは別として、身体系の習い事の中で男性ばかりのクラスは世にも稀な現象だと言われています。
コロナ前からの傾向です。(野口先生の時代はその逆でした。)

5月15日 この日は少し興奮気味のレッスンになりました。
その一つの原因は「女性セブン」にありました。

「女性誌を見直した。内容の濃さにビックリ!」
前回のレッスンでアナウンスしてあった9日の発売日、喜び勇んで買いに出かけた男性は一人や二人ではなかったんです。
「娘に頼まれた、というのもわざとらしいですよね」(笑)
そう言っておられた方も、堂々とレジに向かったらしい。
Webで読んだ方もいらしたのですが、教室で手にとって曰く「やっぱり紙がいい」

これまで「男たるもの女性誌なんて読めるかッ」
先入観・差別感を持っていたことに気づかれた方もおられる。
「普通の週刊誌って、なんだったんだ」
普通って何ですか、って聞き返したかった。そこは言葉を呑み込んだのは、私と他の二人の女性でした。
ジェンダー問題が浮上した瞬間です。

もちろん野口体操のページを最初に開いて、単行本で見ていたはずの野口先生の写真が、何とも新鮮にうつったとか。
さらに羽鳥先生の若き日の写真まであるじゃないですか、というわけ。

2時間のレッスン中で、実技にはこの記事をテキストにしました。
今までにない伝わりの良さにちょっと悔しい私。
動きの説明写真は、大きさが変えられていたり、動きのコツが分かるようなカットが差し込まれていたり、と工夫を凝らされたレイアウトはこれまでに一度もない表現で、静止画としてみられる威力が発揮されました。

例えば、「おへその瞬き」。
真ん中の写真で この少し前に力を抜く 、というタイミングが自然に伝えられて、はじめて動きのコツがつかめた御仁もおられた。

身体哲学も大事だけれど、やっぱり体操は動きができて“嬉しくなる・楽しくなる”、そこで継続してみようという気持ちが起こることを皆さんの反応から確信しました。

兎にも角にも意識高い系男性たちが変わっていく様を、ご覧に入れたかった。
取材・文・イラストの辻本さん、ありがとう!
カメラマンの為永さん、ありがとう!

朝日カルチャーの担当女性も「読みでがあって、参考になって、女性セブン すごいですねー。認識を改めました」
みなさん、隅から隅までお読みになったみたいですー。

『女性セブン』5月26日号は発売中です。

               つづく
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