羽鳥操の日々あれこれ

「からだはいちばん身近な自然」ほんとうにそうなの?自然さと文化のはざ間で何が起こっているのか、語り合ってみたい。

元号「令和」と白川静「漢字暦 2019」

2019年04月07日 10時24分23秒 | Weblog

散りはじめた桜を求めて、散歩に出かけた。

折からの風にあおられて、ハラハラとふりそそぐ花びらに、何とも言いようのない哀しみを感じた。

「今年は、誕生日まで、花は持ってくれるだろうか」

明日4月8日が、満70歳の誕生日である。

自然のならいとして、来し方を振り返ってしまう。

戦後、4年しか経っていない時期に生まれた私にとって、「昭和」はあたり前に自分の元号だった。

昭和の時代は、西暦には馴染みが薄かったと思う。

それなのに「平成」に改元された途端に、西暦を使い出した。

特にインターネット時代の到来と重なって急速に西暦に傾いた。

ところが、今年の改元で元号が知らされる前から、「平成」が急に懐かしくなって身近に感じられるではないか。

「私は、昭和 平成 令和 と生きることになるの。でも令和の次はなさそうだ・・・・」

令和が最後の元号になる、と思った途端に、元号が愛おしくなってしまった。

この感覚は、一体どこからくるのか?

はっきりした言葉にはならない。

しかし、これまでとは全く違った、元号への思いだ。

70歳を前に、射程に入ってきた限りある生。そこに想いを馳せたとき、自分の中で崩れるように時間感覚が変化したのだ。

 

というわけで、本日の朝日カルチャーレッスンは、漢字の成り立ちから「霊」と「令」を中心に、野口三千三の「ことばを探り、からだに貞く」をテーマに選んだ。

持参するのは、毎年のこと佐治嘉隆さんにいただいている白川静「漢字暦 2019」カレンダーである。

ここに「令」の字源が記されているから。

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