羽鳥操の日々あれこれ

「からだはいちばん身近な自然」ほんとうにそうなの?自然さと文化のはざ間で何が起こっているのか、語り合ってみたい。

とうとう週末2

2012年08月11日 08時51分21秒 | Weblog
 今週もブログの書き込みをしないまま、土曜日を迎えた。
 はじめてのことだけれど、朝日カルチャーセンターのレッスンが、お盆休みにかからなかった。
 で、本日は午後から通常通り、とあいなりました。珍しいことだ。

 原稿は無事に渡せて、17日に再開するまで、私の手元から離れた。ホッ!
 6日は所用で神経をつかった。これも社会生活を送るためには必要なことと、腹に力をいれてことにあたった。
 こちらも半分、片がついた。

 その間、週二回、シェークスピアプロジェクトの若者たちと野口体操の時間を共有。
 やる気十分で、感覚がよく、伝え甲斐がある。しかし、全体にからだの柔らかさについては、一朝一夕には解消されない、という印象だ。柔軟性は課題が残る。
 野口体操が始まる前に、ゲームをしていた。10人ほどの輪が三つあって、8ビートのロックにのせて数を数えていく。人差し指で誰かを指す、「1」。さされた人はすかさず誰かを指す、「2」。どんどん数が増えていくが、時に上手くさせないことがある。するとリズムを崩さないように「はい(♪)、はい(♪)、はいはいはいはい(♬♬)」と、8ビートにのせて、また「1」からやり直す。15回~16回が普通で、一つの輪では、37回と報告していた。これは凄い数だ。
 
 若者の声と上下動、8ビートのミュージックが鳴って、部屋のなかは興奮の渦に巻かれる。
 はじめての光景に、驚きを感じたが、そこは何もないかのように表情を変えずに野口体操を指導して帰宅した。
 ひっそり、音楽なしでリズムを刻み、数を数えてみた。なんのことはなかった!
 結局、あの興奮は音楽がつくりだす世界と知った。そこでYouTubeから曲を探し出し、リズムにのれるのか、一人試してみたが、乗れないことはなさそうだった。
 8分音符のなかを、ドラムスがビートを小さく刻むところがミソだ、と知った。
 ものすごく単純な繰り返しだが、繰り返しだから、思考を停止してからだの興奮にまかせる動きが生まれる。
 野球のリズム感から、サッカーのリズム感へ、さらに高速コンピューターが刻むリズム感につながっていきそうだ。

 そういえばロカビリー(ロックンロール)がはやった時、ものすごく速くて、ものすごく激しくて、ものすごくエキセントリックに感じたが、今になって懐かしのメロディーで聞いてみると、それほどでもないことに逆に驚く。
 ステージに投げられる色とりどりの紙テープが、スパゲッティー状態になってもギターをかき鳴らし歌い続けた姿が懐かしい。今では怪我を理由に紙テープは禁止されて久しい。
 時代は変わるが、若者が音楽で発散する思いは変わらないのかも……。

 そして昨日は、一人静かに集中講義の「KeyNote」を作成していた。まだまだ先は長い。
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