羽鳥操の日々あれこれ

「からだはいちばん身近な自然」ほんとうにそうなの?自然さと文化のはざ間で何が起こっているのか、語り合ってみたい。

いよいよ夏バージョン

2013年07月23日 07時32分46秒 | Weblog
 本日の午後のコマで、前期授業が終わる。
 文科省が厳しくなって、一期14回~15回、通年で28回~30回の授業回数を確保しなければならい。
 私が担当しているスタディーは、授業の最終日に「より一層の理解を深めるために」、個人実技テストとリポート提出を学生に課している。
 殆ど1コマを使ってテストを行う。人数がおおい組は、ぎりぎり時間内におさまるように配分に心をくだくことになる。
 これまでに提出されたリポートは、個性的なものが増えた。最近の学生は表現力が豊かになったように思う。
 というのもリポート(論文)形式もよいが、工夫を凝らして、月刊誌(一般・男性・女性向き)、週刊誌、日記、CD、何でもありの表現方法をしてよいことになっている。その時の自分の感性にいちばんフィットする方法を見つけ出し、それを表現につなげてもらうため。
 たとえば、ギターの弾き語りで歌詞をつくり作曲した作品を提出した学生もいる。ちゃんとブックレットもついていてCDアルバムになっている。歌詞の内容は、一曲ずつ野口体操とその動きがテーマになっている。
 実に、パソコンは学生の表現力のいい助けになっていることは確かだ。録音もなかなかだし、映像も取り込みやすいようだ。それでも手書きで手のこんだものも多くある。パソコンだけではない。とりわけこのところの数年間の変化はめざましい。さまざまな表現が可能な時代に育つ若者たちだけに、次なる課題を考えたいと思うこのごろである。

 さて、本日の組はどんなことになっているのか、これから楽しみである。
 これが終わるといよいよ夏の催しものの一つ8月8日に予定されている『からだとの対話』演出家の鴻上尚史さんとのセッションの準備に入ることになる。
 あッ、その前に明日は、坂東玉三郎と鼓童の「アマテラス」の舞台を見に行く予定があった!
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