羽鳥操の日々あれこれ

「からだはいちばん身近な自然」ほんとうにそうなの?自然さと文化のはざ間で何が起こっているのか、語り合ってみたい。

とうとう週末

2012年08月04日 06時41分35秒 | Weblog
 今週は、大学の前期授業は修了していたが、いろいろと忙しい日々だった。
 立川の朝日カルチャーセンターで、「野口体操講座」をひらいたが、冒険をして1時間は野口体操の実技を中心に、次の1時間は『原初生命体としての呼吸』を取り上げた。もちろん三木成夫比較形態学も話に織り込ませてもらった。ほぼ一ヶ月半費やして、10コマほど試行錯誤を繰り返してきただけに、呼吸の実技共々、すんなりとすすめることができた。
 呼吸の授業に自信を得たような気がしている。30数年目の気づきだ。

 そして明治大学のシェクスピア・プロジェクトの稽古も始まった。週に二回のペースで「野口体操」を指導することになっている。一回目は3時間、「感覚をひらく」をテーマに、“もの”から受けるイメージを動きにつなげていく方法をとった。感受性豊かな学生たちだ。いい雰囲気でまずは“顔見せ”“顔合わせ”としては上々だろう。
 これからが大変だ。

 そして自宅にいる時には、ちくま文庫に入る本のゲラ校正にいそしんだ。『マッサージから始める野口体操』だが、たくさんあるわけではないが、思いがけない誤植や言葉の表現の悪さを見つけて、赤くなったり青くなったりしていた。6日着で終えなければならないが、まだ読み終わっていない。
 さらに解説としてつける会談の原稿が昨日メールで届けられた。
 こちらも手をいれなければならない。7日着という要望。
 さらに書名を変える案が出ているし、表紙の写真も選びなおしたり、……、とフル回転状態だ。

 そんななかで9月早々にお引き受けした集中講義の案を練りはじめている。
 というわけで、還暦過ぎの「萌える夏」なのであります。
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