羽鳥操の日々あれこれ

「からだはいちばん身近な自然」ほんとうにそうなの?自然さと文化のはざ間で何が起こっているのか、語り合ってみたい。

団塊女性の鬱クライシス

2005年10月09日 08時01分29秒 | Weblog
 昨日、キオスクで「週刊朝日」10・21号が手に入りました。

『団塊女性の鬱クライシスー「人生の転換点」にきまじめさゆえに悩み深く…解決法はきっとある』
 テレビドラマでも取り上げられている中高年女性の問題に、焦点を当てた記事になっています。
「○○すれば○○なる」的な書き方をしていないところがよかったとおもいます。
丁寧に取材され、読みやすくまとめられています。
 ご一読をおすすめ。
 
 ひとつ感じたこと。
「中高年女性問題を取り上げることで、社会と時代がみえるんだなぁ」と。
 戦後民主主義・女性の高学歴化・社会進出(取り残された無念さも含めてですが)といったことが複雑に絡み合った「団塊女性の鬱クライシス」。そのことと表裏の関係として、少子化問題、つまり出産年齢期にある「女性側の言い分」も見え隠れしているかも……。

 更年期といわず「鬱クライシス」といったところに、記者からの女性へのメッセージが最大限こめられているのでは。

 因みに「クライシス・crisis」①危機<明治>の語源は、←ラテン<ギリシャcrisis(危機)⇒crinein(分ける・選ぶ)⇒ラテンcernere[ケルネレ(「ふるい分ける、区別する、識別する」を意味するラテン語の動詞。]
 訳語=頂上。病の善悪の判れる候。とある。
   注:①ギリシャ文字を見つける時間がありませんでした。ごめんなさい。
     ②とりあえずいちばん簡単な角川「外来語の語源」を引いてみました。

「病の善悪の判れる候」というのは、実に味がある、と思いません。
「人生いつも綱渡り」
 どっちにも落ちないって結構難しい。
 でも、落ちてしまう快感も時にはありかな!?(なんちゃって)

 今日は、これから関西大学に出かけます。
 明日のブログは、ちょっとお休みするかもしれませんが……。
コメント (5)
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