浴室を拭く話に関連して、こんな話も聞きました。
農村でのこと。
ひとつの村の中にある、小さくまとまった集落で、もちまわりで風呂を焚き、みんなで借りに行く習慣があったそうです。
で、自分が風呂からあがるとき、床の上においてある木のスノコを拭いてから出てくるのが、次の人を思いやるエチケットだそうです。
そうした習慣がある田舎で育った両親に育てられた30代半ばの男性の話でした。
カビの問題とは別に、今でもその習慣を実行しているとか。
「幼い日に、家庭で身についたことは、なかなか抜けませんね」と彼曰く。
便利さの裏側で、失われていくことのあまりに多かりき。
農村でのこと。
ひとつの村の中にある、小さくまとまった集落で、もちまわりで風呂を焚き、みんなで借りに行く習慣があったそうです。
で、自分が風呂からあがるとき、床の上においてある木のスノコを拭いてから出てくるのが、次の人を思いやるエチケットだそうです。
そうした習慣がある田舎で育った両親に育てられた30代半ばの男性の話でした。
カビの問題とは別に、今でもその習慣を実行しているとか。
「幼い日に、家庭で身についたことは、なかなか抜けませんね」と彼曰く。
便利さの裏側で、失われていくことのあまりに多かりき。