ひびレビ

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ラブライブ!スーパースター!! 第10話「チェケラッ!!」

2021-10-03 20:28:21 | 2021年アニメ
ラブライブ!スーパースター!! 第10話「チェケラッ!!」

 始泣いてた第10話。やっぱ、すみれ好きだわぁ…

 さていよいよ始まった「ラブライブ!」地区予選。しかし出場校の多さから、出された課題を盛り込んだ歌を大会で披露することに。テーマは「ラップ」。ラップに苦戦する「Liella!」メンバーでしたが、そんな中ですみれがショウビジネスの世界で培ってきたアドリブ力を発揮し、何とセンターに選ばれることに。

 …が、これまでセンターをやったことが無かったためか自信を無くしており、最初に自分がセンターに選ばれたと知った時は驚いたうえに一人どこかへ立ち去ろうとしていたようにも見えました。口ではいつも自信満々な彼女ですが、内心ではまた選ばれないんじゃないかと不安でいっぱいなのでしょう。あの口調も、練習量も、自信の無さの裏返しだったのではないかと。
 歌、ダンス、優雅さ、華やかさ。すみれは、そのいずれも兼ね備えているオールラウンダー。実際、千砂都加入前は、すみれがダンスの先生になって千砂都の地位を脅かすのでは?とも思っていました。しかし実際には千砂都がダンスで結果を出し、引き続き先生役を担っています。
 各分野の一番にはなれないが、ステージ経験は豊富…となれば、一芸に秀でた主役を支える名脇役として起用した方がショウビジネスの世界的にはありがたい存在なのかもしれませんね…それはそれで重要な立ち位置かもしれませんが、センターを望む彼女には酷な話でしょう。学校のみんなの意見も割と辛辣というか正直なもので、それが一層すみれに追い打ちをかけることに。

 そんな彼女を支えたのは、これまで散々彼女を名前で呼ぼうとしなかった可可でした。すみれ加入時のいざこざを随分と長く引っ張っているなーと思っていましたが、今回明かされた可可の事情を知ると、それもやむを得ないのかもしれません。可可の事情が明かされた場面で、すみれが咄嗟に翻訳アプリを起動するの、普段から可可が何を言っても反応できるようにしている感じがして良いですね…
 かのんちゃんが言っていたとおり、すみれも加入時に可可に迷惑をかけたことを気にしていたのでしょう。島に行った時も事あるごとに可可と絡んでいましたが、あれは単に面倒を見ていただけじゃなくて、どうにかして仲直りのきっかけを掴みたかった…という思いもあったのかなーと。

 今回すみれを説得するのは、かのんちゃんでも、千砂都でも、恋ちゃんでもなく、誰よりも「ラブライブ!」に情熱を抱き、絶対に勝たなければならない事情を抱えている可可を置いて他にはいませんでした。他のメンバーが同じことを言っても「同情」だと思われたかもしれませんが、他ならぬ可可の言葉だからこそ、「同情」ではなく「本気」の想いとして、すみれの胸に届いたのでしょう。
 そしてすみれがセンターで歌うことを望む気持ちもまた紛れもなく本気。これまで何度も取り逃してきたセンターの座を今度は自分の手で掴み取った瞬間はカッコ悪く、でも最高にカッコよかったと思います。
 そして遂に可可が…!この時のすみれの反応も、ずっと気にしていたってことが感じられてとても良かったですね…

 
 ラストはもちろん、すみれセンターの「ノンフィクション!!」。いやもうめっちゃ好き…やっと憧れのお姫様になれたんだなって…気負わず、心の底から堂々とセンター張ってる感じもとても良かったです。
 今までは一番になれなかった。でも、これからは違う。歌、ダンス、優雅さ、華やかさ、その全てを兼ね備えた平安名すみれならば、見たことのない素敵なワンダーランドが広がる…そんなワクワクを感じさせる曲と演出だったかと。サブタイトルの「チェケラッ!!」はラップが課題であることに加えて、「私を見なさい!」「私の歌を聴きなさい!」って感じのすみれの意思表示でもあったのかなーと。
 また、ライブではすみればかりに焦点を当てるのではなく、かのんちゃんたちにも見せ場があり、「油断しているとすぐにセンターの座を奪われる」って感じがしました。千砂都の挑発的な視線、ヤバいっすね…


 今回の一件を通して「Liella!」はようやく5人になれた気がします。しかしまだ「ラブライブ!」は始まったばかりなうえに、可可の事情もあるという…更に次回歌う場所は、どうやらかのんちゃんが小学生の時、声が出なくなってしまった会場っぽいですね…さてどう歌うかな…

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