ひびレビ

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名作は誰の手に

2016-05-28 09:05:56 | ウルトラシリーズ
円谷ステーション NHK BSプレミアム特番「祝ウルトラマン50 乱入LIVE!怪獣大感謝祭」が7/9(土)20時より3時間生放送決定!特設サイトで人気怪獣・名作回の投票受付開始!

「よっしゃ!1日1回なら、まずはネクサスの『反乱-リボルト-』だな!」
→「ウルトラQからウルトラマンレオまで、計322話の中から~」

 ・・・ネクサスまでとは言わないから、せめて80は入れたげてよぉ!折角昭和と平成の力が融合するウルトラマンオーブが登場するのだから、平成も入れてくれたっていいじゃないですかー!

 また、怪獣の方はQ~レオまでの全怪獣ではなく、うち100体に絞られています。怪獣たちも基本的にはレッドキングやゼットンなど、よく見る面子が並んでいます。まぁ実際に投票してもこの100体に絞られるかもしれませんが、やっぱり全怪獣を選べるようにして欲しかったなぁとは思いますね。バルンガがいない、フェミゴンがいない、ギーゴンがいない、グロストが、ギロが、シルバーブルーメがいない・・・と、いないものについていつまでも、あーだこーだ言ってもしょうがないので、まずはこの100体がどういう結果に落ち着くのか見届けたいと思います。
 にしても、何ゆえガヴァドンはBだけなんだろうか。あと、セブンのギラドラス、エースのカメレキングとかはあんまり見かけない気がします。 

 さて、Qからレオまでの名作や怪獣の投票とのことですが、私はこのシリーズの中だとQ、帰マン、タロウの3作品が特に好きです。その中で各1本ずつ挙げる場合、Qは「2020年の挑戦」、帰マンは「悪魔と天使の間に・・・」、タロウは「ウルトラ兄弟を超えてゆけ!」となります。

 「2020年の挑戦」は高校生の頃にDVDを買って見た、初めてのウルトラQでした。画報で読んだ時から凄く気になっていて、家のパソコンで見た時のことは今でも覚えています。白黒だからこその怖さもありますし、宇宙人を倒してハッピーエンドで終わらないウルトラQ、ひいてはウルトラシリーズの深さが詰まっている作品だと感じます。

 「悪魔と天使の間に・・・」も、後々DVDを買って見た作品です。帰マンを倒すべく、人間の少年に化けて囮怪獣プルーマを使役し、更にはウルトラブレスレットを操るという知能犯っぷりを見せつけたゼラン星人。
 ゼラン星人は基地に侵入するために、伊吹隊長の娘を利用していました。戦いの後、伊吹隊長は自ら娘に真実を話すつもりだと郷に語っています。人間の子は人間、天使を夢見させてはいけない・・・歴代の隊長の中でも、伊吹隊長がかなり好きな隊長なのですが、それにはこの話の影響があるかもしれません。

 「ウルトラ兄弟を超えてゆけ!」、というかタロウVSタイラントは「ウルトラビッグファイト」で何度も見返しました。暴君怪獣タイラントはゾフィーからエースまでの5兄弟を相手に次々と勝利し、遂に地球へと降り立ち、タロウと戦うことに。
 エース以降、ウルトラ兄弟がちょくちょく出てくるようになりますが、タロウは特にそれが際立っており、時折父や母も姿をみせます。未知の巨人、神秘の巨人というイメージだけでなく、兄弟や家族という、どこか人間に近いものを感じさせてくれるのがウルトラマンタロウでした。防衛チームのZATも和やかですし、親しみやすい作品だったと感じます。一方で「血を吸う花は少女の精」というシリアスな物語もありましたが。
 合体怪獣、ウルトラ5兄弟との連続バトルというのは、それまでのシリーズがあったからこそ成り立つ話です。兄弟たちを苦戦させてきた怪獣が合体して襲ってくる、何度となく活躍してきた兄弟たちを破るというこのハラハラ感。たまりません。


 怪獣についても、恐竜とは思えない見た目から宇宙の広さを思い知らされる『宇宙恐竜』のゼットン、意外な強敵ビーコン、予測不能の攻撃をしてくるプリズ魔など色々とありますが、とりあえずムルロアがいてくれたのは嬉しかったです。何気に地球全体を闇に包んだ実力者ですから。ギエロン星獣同様、そう簡単に新個体が出てきても困る怪獣ではありますが、そのうちひょっこりテレビに復活してくれないかなぁ・・・と時折思っています。


放送はBSプレミアムで
 6月23日(木) 午後11時15分~45分:中間発表
 7月9日(土) 午後8時~午後11時:結果発表
とのことです。怪獣はプリズ魔に投票してみました。どんな結果が待っているのか、楽しみですね。

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2 コメント

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「レオ」まで… (いけやん)
2016-05-28 13:35:07
「80」ェ……(´・ω・`)

100体に絞られたのもやむを得ずでしょうか。
票がバラけすぎたら紹介しづらいというのもあるかもしれませんし。

私が幼い頃、ウルトラシリーズを特集した番組がありまして、何作か傑作選が放映されました。
「A」からベロクロン編、バキシム編、ブロッケン編、ヒッポリト星人編(後編のみ)、ルナチクス編、レッドジャック編。
「タロウ」からアストロモンス編、ライブキング&コスモリキッド編(後編のみ)、ムルロア編(前・後編)
「ウルトラマン」からアントラー編、ペスター編、シーボーズ編。
「80」からメカギラス編、アブドラールス編、ガビシェール編、ゴラ編、サラマンドラ編、アルゴン編、プラズマ&マイナズマ編
「帰マン」からサドラー&デットン編、キングザウルス三世編
この辺りをビデオテープに録画してもらって散々見まくりました。
やけに「80」が多いような。当時最新のウルトラ戦士だったからかも。
…この話、以前にもしたような気もしますが(笑)
「メビウス」以降に再登板している怪獣が多い辺り、いいチョイスだったのだなぁと再確認しました。

で、この間も述べましたが、
初代、「セブン」(欠番除く)、「ティガ」、「ダイナ」、「ガイア」、「コスモス」、「マックス」、「メビウス」は全話制覇です。

「エース」と「タロウ」も半分以上は見ているはず。長年見られずモヤモヤしていたヒッポリト星人編前編とライブキング編前編も見られましたし。

「エース」はやっぱりヤプールや南夕子がいるときの方が面白いです。
エースはバキシムの角ミサイルを上手く裁いたんですよね。初見殺しっぽい技なのに。
なお、メビウスやギンガは…(´・ω・`)ショボーン

「タロウ」はコミカル路線に見えて、結構一般人が犠牲になっている感じ。
バードンに大勢の人間が喰われましたし。タロウとゾフィーは死亡。…ゾフィー放置は酷いと思ったんですが(苦笑) 「ネクサス」が始まる以前でウルトラシリーズで3話も引っ張った怪獣(同種の別個体除く)ってバードンぐらいでは?
ムルロアには人間が溶かされていましたしね。ってか、あの黒煙のせいでムルロアが直接手を下していなくても犠牲になった人々は多いはず。

「レオ」はなんか怖くて、まだほとんど見られていません。序盤から人間の体が真っ二つ。シルバーブルーメ編ではMAC全滅、ゲンの友人軒並み死亡…分かっていても怖い。子どもの頃に見ていなくてよかったです(((ガクガク)))

ギエロン星獣もムルロアも、故郷の星を地球人に破壊された被害者という側面がありますね。
先日「ギンガS」のテレビシリーズを最終回まで視聴しました。
ビクトリウムの兵器転用。人類はいまだに「血を吐きながら続ける、悲しいマラソン」を続けていると思うと…(汗)

なお、「ギンガS」は従来のウルトラシリーズの作風に回帰した感じで、大いに楽しめました。
設立されたばかりで小規模なものの、防衛組織も登場しましたし。
もっと話数があったら「ガイア」くらい壮大な話にできたかも。最初は対立していた2人のウルトラマンが和解して手を取り合って戦う。やられたらみんなで協力し合って復活させる…という流れはもはや王道。
子どもの頃、ウルトラ六兄弟の必殺技ごっこをしてよく遊んだものですが、ギンガストリウムがそれをやってくれている感じ。六兄弟の合体光線「コスモミラクル光線」まで再現されたのは胸熱でした。

ビクトリーも魅力溢れるウルトラマン。怪獣の力を腕に宿して戦う。怪獣を使役して戦う大怪獣バトルの流れを汲んでいるのかも。
写真だけ見ているより、映像化すると想像以上にカッコいいです。ビクトリウムシュートのポーズはマネしたくなる…ってか何度もしました(笑)

あとは最後の劇場版を見ればギンガが主役の話はおしまいでしょうか。
「オーブ」が始まるまでに「X」までは見終わらせておきたいと思っているのですが…。今年3月に公開された劇場版は円盤待ちですけど。
いけやんさんへ (アル)
2016-05-28 17:15:11
こんにちは。

)100体に絞られたのもやむを得ずでしょうか。
票がバラけすぎたら紹介しづらいというのもあるかもしれませんし。
全怪獣を入れて、票がすさまじくばらけて「1位は投票数50票!」と言われても1位の実感が湧き辛いでしょうしね・・・

)レッドジャック編。
レッドジャックっていたっけ?と思ってしまいました(汗。

)やけに「80」が多いような。当時最新のウルトラ戦士だったからかも。
80が最新、というのも何だか新鮮な気がします。私の小さい頃のウルトラマンの本では、グレートが真ん中に立っていたのを思い出します。

)エースはバキシムの角ミサイルを上手く裁いたんですよね。初見殺しっぽい技なのに。なお、メビウスやギンガは…(´・ω・`)ショボーン
そこはさすがの先輩といったところでしょうか。

)「ネクサス」が始まる以前でウルトラシリーズで3話も引っ張った怪獣(同種の別個体除く)ってバードンぐらいでは?
平成3部作はラストが3章構成でしたから、ウルトラマンガイアのゾグもそれに該当するかと。

)「レオ」はなんか怖くて、まだほとんど見られていません。序盤から人間の体が真っ二つ。シルバーブルーメ編ではMAC全滅、ゲンの友人軒並み死亡…分かっていても怖い。子どもの頃に見ていなくてよかったです(((ガクガク)))
防衛チームを全滅させたシルバーブルーメはFE3のトラウマでもあります(汗。学校守りながら、他のウルトラマンよりも短い制限時間内でミッションをこなせとか、無理をおっしゃる・・・

)ギエロン星獣もムルロアも、故郷の星を地球人に破壊された被害者という側面がありますね。
だからこそ、何度も出てきていい怪獣ではないと思います。

)子どもの頃、ウルトラ六兄弟の必殺技ごっこをしてよく遊んだものですが、ギンガストリウムがそれをやってくれている感じ。六兄弟の合体光線「コスモミラクル光線」まで再現されたのは胸熱でした。
グランドキングすら葬り去れる光線でしたからね。メビウスインフィニティーの技がコスモミラクルアタックだと知った時は嬉しかったです。

)写真だけ見ているより、映像化すると想像以上にカッコいいです。ビクトリウムシュートのポーズはマネしたくなる…ってか何度もしました(笑)
私はウルトラマンノアのライトニング・ノアを何度も真似してました(笑。

)「オーブ」が始まるまでに「X」までは見終わらせておきたいと思っているのですが…。今年3月に公開された劇場版は円盤待ちですけど。
私も劇場版は円盤待ちです。気づけばオーブ放送まであと1ヶ月ちょっとですね。

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