ひびレビ

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カードキャプターさくら 第22話「さくらとやさしいお父さん」

2016-09-08 07:43:42 | 2016年アニメ
カードキャプターさくら 第22話「さくらとやさしいお父さん」

 来週に学会を控えた藤隆のために、さくらと桃矢は協力して家事全般を担当することになった。藤隆はさくらが作ってくれたお弁当に応援のメッセージが挟まれているのを見て「はい」とメッセージに返事をし、笑顔を見せる。

 本屋でその話を聞いた知世は、さくらと桃矢のチームワークを素敵だといい、両手に沢山の花の本を抱える。知世は「せっかくさくらちゃんに着ていただくんですから、常に新しい着想とセンスを取り入れなければ」と、新しいコスチュームデザインを考えているとのこと。
 2人は本屋を出る際、桃矢に代わって藤隆が注文していた本を取りに来た雪兎と出会う。雪兎も木之本家の事情は把握しており「きっとうまくいくよ。だって、さくらちゃんがこんなに一生懸命応援してるんだもんね」とさくらに告げ、去っていった。

 そんなある日の夜、さくらは桃矢が藤隆のために作った夜食を持って、藤隆の部屋を訪れる。藤隆はちょうどキリもいいしと、さくらと僅かな間会話を楽しむ。2、3日大学に泊り込むことになるが、ある程度の目処はついているといい、その一方でさくらと桃矢に負担をかけていることを気にかけているようだったが、さくらは「そんなこと気にしないで、お仕事頑張って」と告げる。
 ふと、さくらは藤隆の話はどんな人が聞きに来るのか、偉い人とか一杯来るのかと尋ねる。しかし、藤隆の話を聞きに来るのは偉い人ばかりではないという。「世界は広いし、人間が誕生してから長い時間が経ってる。でも僕たちが知ってるのは本当に僅かなことだけなんだ。違う国で、違う言葉を話して、違う時間を生きていた人たちのことを僕たちはまだほとんど知らない。だから僕は今の仕事をしてるんだ。遠い時代のこと、遠い国のこと。そんなことを知りたくて、調べたくて。そしてそれを今度は誰かに伝えたくて発表するんだ。楽しいことは1人で秘密にしてるより、みんなで知ったほうが幸せでしょう?」という藤隆の言葉に、さくらは笑顔で頷く。


 土曜日。さくらと知世、そしてケロちゃんの3人は藤隆に差し入れするべく、大学を訪れていた。大学生に道を聞きつつ歩いていると、藤隆の助手だという黒川恵子、河野光一、阿部勝也、3人の学生から声をかけられる。さくらと知世は黒川たちに案内され、藤隆が講義をしている様子を遠くから見学した後、藤隆の研究室を訪れる。だが、さくらたちがその場を去った後、そこには不思議な青い粒子が漂いはじめ・・・

 藤隆によれば、何とか学会には間に合いそうだという。ホッと一息をつくさくらだったが、不意に青い粒子が宙を舞ったかと思うと、藤隆は急な眠気に襲われてしまった。さくらは何か他に手伝えることはないかと考え、知世のアイディアでコーヒーを差し入れることに。さくらがコーヒーを持って再度部屋を訪れた時、藤隆は部屋を留守にしていた。隣の部屋にいた黒川たちにコーヒーを渡すも、突如先ほどの藤隆と同じように、3人は眠ってしまう。
 ケロちゃんによれば、これは誰でもかれでも眠らせてしまう「眠(スリープ)」の仕業。「新しい衣装を持ってくるんでしたわ!」と後悔する知世だったが、その直後「眠」によって眠りに陥ってしまう。さくらは眠らされないように「跳」で回避しつつ封印を執行しようとするも、小さくてすばしっこい「眠」はなかなか捕らえられず、その間にも「眠」は他の人々を眠らせていた。

 「眠」に続き、とある部屋に入ったさくらとケロちゃんだったが、ケロちゃんは部屋の入り口で眠らされてしまう。1人になったさくらだったが、咄嗟に「風」を使って「眠」の動きを制限し捕縛、その隙を狙ってようやく「眠」の封印に成功した。無事にカードを手にしたさくら。しかし、降り立った場所は机の上に詰まれた資料の上。さくらはバランスを崩してしまい、辺りに資料が散乱。そして机の上にあった機械にヒビが入ってしまった。

 その部屋は、藤隆の研究室であり、机の上にあった機械には、藤隆が書いた論文のデータが入っていた。さくらはケロちゃんが起きてくるまでの間、どのカードを使ったら元に戻せるかを試したが、全て駄目だった。目に涙を浮かべるさくらに、ケロちゃんは「どんなことでもカードの力で解決できたらええんやけどな・・・カードでも魔法でも、できんことはあるんや・・・」と事実を告げる。


 さくらが顔を手で覆って泣いていると、藤隆たちが部屋に入ってきた。藤隆は部屋の様子を見て「どうしたの?」と尋ね、さくらは「お父さん、眠そうだったから、コーヒーの差し入れして頑張ってもらおうと思って・・・ごめんなさい・・・ううっ・・・ごめんなさい・・・お仕事駄目にしちゃって・・・」と泣きながらありのままを伝える。藤隆は「壊れちゃったものは仕方ないですよ」とさくらの肩に手を置き、「差し入れのコーヒーはどこにあるのかな?」「コーヒーを飲んだら一緒に帰りましょう」と優しい言葉をかける。
 藤隆はさくらを許してくれたようだったが、さくらは眠れぬ夜を過ごすのだった・・・


 翌朝、元気の無いさくらに桃矢はホットケーキを振舞う。そんな時、藤隆の部屋から何かが崩れる音が聞こえ、2人は藤隆の部屋を訪れる。さくらは散らばった本を拾いあげるが、藤隆はそのままにしておいてという。それでもさくらは本を抱きかかえたまま「お父さん・・・本当にごめんなさい!」「私手伝うから、何でも言って。私にできることがあるなら、何でもするから、お願い!」と訴えかける。
 すると藤隆は、発表する原稿はもう殆ど完成しており、その内容は頭の中に残っているとさくらに継げる。「今日一日頑張れば、もしかしたら間に合うかもしれない。ただ・・・手伝ってくれる有能な助手が必要ですがね」という藤隆の言葉にさくらは即座に「私、お手伝いする!」と申し出る。
 藤隆は「一緒に頑張りましょう」といい、飛びついてきたさくらを優しく抱きしめる。「私頑張る!一生懸命頑張るよ!ねえ何からやるの?言って言って!」その言葉どおり、さくら、そして桃矢も藤隆の助手として一生懸命働き、翌朝には無事原稿を書き終えたのだった。

 急ぎ出かけていく藤隆を見送るさくら。そんなさくらに、桃矢は藤隆が余った時間で作ったお弁当を渡す。さくらは藤隆に少しでも寝ていて欲しかったが、お弁当に挟まっていた「さくらさん ありがとう。お勉強がんばって下さい」というメッセージに顔をほころばせる。
 一方その頃、藤隆も家族が作ってくれたお弁当を見て笑顔になっていたのでした・・・


感想
 制服+エプロンのさくらが可愛いなーとか思っていたら、予想以上に濃密で、そしていい話が展開された第22話。

 学会での発表を間近に控えた藤隆のためにと、兄妹で父を支える桃矢とさくら。事情を聞いた雪兎も、忙しい桃矢に代わって藤隆の本を取りに行ってくれていました。本屋のシーンで、注文していた藤隆の本だけでなく、知世が大量に買い込んでいた本を自転車のカゴに入れていた雪兎さんマジイケメン。

 さくらも彼女なりに何かできることはないかと頑張っていたものの、運悪く大学でクロウカードに遭遇。おまけに追いかけているうちに藤隆の部屋に入ってしまい、カード封印に気を取られていたためか、うっかり資料の上に着地してしまうというミスをしてしまいました。
 「風」で資料が飛び散ってしまい、藤隆に謝りながら資料の整理をすることに・・・なるかと思っていたら、資料が崩れたパソコンorワープロが破損するという最悪の結末が待っていました。あの時「跳」だけじゃなく、「浮」「移」を使っていれば、あるいは・・・本当に一瞬の出来事でしたから、咄嗟に「盾」を使ってデータを護ることも難しかったのでしょう。

 何度も役に立ってきた「影」ではどうにもならず、「水」や「雷」は論外。「翔」「跳」「幻」「静」「剣」「花」「力」「霧」「消」「灯」「移」「闘」「輪」・・・そのいずれも修復には役立ちそうにありません。唯一可能性があるとすれば「時」のカードで巻き戻しですかね?それでも「カードでも魔法でもできないことはある」そうなので、無理なのかもしれません。

 いつも優しい父・藤隆。お弁当に添えられたさくらからのメッセージに対し、きちんと「はい」と返事をしていたことからも、本当に優しい人物なんだと感じ取れました。
 パソコンorワープロが壊れた際も、頭ごなしに叱るのではなく、最初にさくらから事情を聴いていました。部屋とさくらの様子を見て困惑してもおかしくないのに、落ち着いて、優しい声で語りかける藤隆。さすがにクロウカードを捕まえていたとは言えず、さくらの説明だけでは「コーヒーの差し入れをしようとして、何故机のうえの資料が散らばるのか」という疑問が浮かんでもおかしくありません。それでもそこは追求せず、差し入れのコーヒーを飲もうと言えるなんて、そうそうできることではありません。
 そして最後には、さくらに挽回のチャンスを作ってくれました。本当に優しいお父さんですね。撫子が藤隆と出会ってからずっと幸せそうだったというのも納得のいく話でした。

 素晴らしい話だったところで、また次回。次回は知世の合唱部所属が生かされる時が・・・?
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2 コメント

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ジャンプ! (いけやん)
2016-09-10 00:54:10
某オバケライダーを見て分かる通り、浮遊すると動きが遅くなるんですよね。
敵の攻撃にさらされやすいし、素早い敵を捕らえるのにも不向き。
だからジャンプ強化の方がいい…という理屈?(^^;

今回の話はワープロの上に立って壊してしまうところを覚えていました。
藤隆さんはさくらがどんな子なのかとても熟知しているのでしょうね。
イタズラでむやみやたら機械を壊したり資料をダメにしたりするような子でない。
そして過失とはいえやらかしてしまったことを酷く悔いて落ち込んでいる。
だから突き放したりもせず、挽回の機会も与える。
いいお父さんです(^^)

次回は…よ~~~く覚えている神回!
アニソンって大抵4拍子ですけど、3拍子の曲ってあるんだなぁ……
いけやんさんへ (アル)
2016-09-10 08:34:26
おはようございます。

)敵の攻撃にさらされやすいし、素早い敵を捕らえるのにも不向き。だからジャンプ強化の方がいい…という理屈?(^^;
「浮」と「風」を組み合わせて、移動速度をあげたとしても、小回りがきく「跳」の方が相手をしやすかったのでしょうね。

)藤隆さんはさくらがどんな子なのかとても熟知しているのでしょうね。
理由を聞いたら包み隠さず話してくれる子だと信じていたからこそ、何があったのかをさくらに聴いていたのだと思います。本当にいいお父さんですね。

)アニソンって大抵4拍子ですけど、3拍子の曲ってあるんだなぁ……
・・・気にしたことが無かったです(汗。音楽の授業は苦手でした・・・

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