ひびレビ

特撮・アニメの感想や、日々のことを書いてます。
当ブログの記事をコピーした、怪しいサイトにご注意ください。

カードキャプターさくら 第22話「さくらとやさしいお父さん」

2016-09-08 07:43:42 | カードキャプターさくら
カードキャプターさくら 第22話「さくらとやさしいお父さん」


 制服+エプロンのさくらが可愛いなーとか思っていたら、予想以上に濃密で、そしていい話が展開された第22話。

 学会での発表を間近に控えた藤隆のためにと、兄妹で父を支える桃矢とさくら。事情を聞いた雪兎も、忙しい桃矢に代わって藤隆の本を取りに行ってくれていました。本屋のシーンで、注文していた藤隆の本だけでなく、知世が大量に買い込んでいた本を自転車のカゴに入れていた雪兎さんマジイケメン。

 さくらも彼女なりに何かできることはないかと頑張っていたものの、運悪く大学でクロウカードに遭遇。おまけに追いかけているうちに藤隆の部屋に入ってしまい、カード封印に気を取られていたためか、うっかり資料の上に着地してしまうというミスをしてしまいました。
 「風」で資料が飛び散ってしまい、藤隆に謝りながら資料の整理をすることに・・・なるかと思っていたら、資料が崩れたパソコンorワープロが破損するという最悪の結末が待っていました。あの時「跳」だけじゃなく、「浮」「移」を使っていれば、あるいは・・・本当に一瞬の出来事でしたから、咄嗟に「盾」を使ってデータを護ることも難しかったのでしょう。

 何度も役に立ってきた「影」ではどうにもならず、「水」や「雷」は論外。「翔」「跳」「幻」「静」「剣」「花」「力」「霧」「消」「灯」「移」「闘」「輪」・・・そのいずれも修復には役立ちそうにありません。唯一可能性があるとすれば「時」のカードで巻き戻しですかね?それでも「カードでも魔法でもできないことはある」そうなので、無理なのかもしれません。

 いつも優しい父・藤隆。お弁当に添えられたさくらからのメッセージに対し、きちんと「はい」と返事をしていたことからも、本当に優しい人物なんだと感じ取れました。
 パソコンorワープロが壊れた際も、頭ごなしに叱るのではなく、最初にさくらから事情を聴いていました。部屋とさくらの様子を見て困惑してもおかしくないのに、落ち着いて、優しい声で語りかける藤隆。さすがにクロウカードを捕まえていたとは言えず、さくらの説明だけでは「コーヒーの差し入れをしようとして、何故机のうえの資料が散らばるのか」という疑問が浮かんでもおかしくありません。それでもそこは追求せず、差し入れのコーヒーを飲もうと言えるなんて、そうそうできることではありません。
 そして最後には、さくらに挽回のチャンスを作ってくれました。本当に優しいお父さんですね。撫子が藤隆と出会ってからずっと幸せそうだったというのも納得のいく話でした。

 素晴らしい話だったところで、また次回。次回は知世の合唱部所属が生かされる時が・・・?

コメント (2)    この記事についてブログを書く
« 甘々と稲妻 第10話「夏休み... | トップ | 作品の区切り方 »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ジャンプ! (いけやん)
2016-09-10 00:54:10
某オバケライダーを見て分かる通り、浮遊すると動きが遅くなるんですよね。
敵の攻撃にさらされやすいし、素早い敵を捕らえるのにも不向き。
だからジャンプ強化の方がいい…という理屈?(^^;

今回の話はワープロの上に立って壊してしまうところを覚えていました。
藤隆さんはさくらがどんな子なのかとても熟知しているのでしょうね。
イタズラでむやみやたら機械を壊したり資料をダメにしたりするような子でない。
そして過失とはいえやらかしてしまったことを酷く悔いて落ち込んでいる。
だから突き放したりもせず、挽回の機会も与える。
いいお父さんです(^^)

次回は…よ~~~く覚えている神回!
アニソンって大抵4拍子ですけど、3拍子の曲ってあるんだなぁ……
いけやんさんへ (アル)
2016-09-10 08:34:26
おはようございます。

)敵の攻撃にさらされやすいし、素早い敵を捕らえるのにも不向き。だからジャンプ強化の方がいい…という理屈?(^^;
「浮」と「風」を組み合わせて、移動速度をあげたとしても、小回りがきく「跳」の方が相手をしやすかったのでしょうね。

)藤隆さんはさくらがどんな子なのかとても熟知しているのでしょうね。
理由を聞いたら包み隠さず話してくれる子だと信じていたからこそ、何があったのかをさくらに聴いていたのだと思います。本当にいいお父さんですね。

)アニソンって大抵4拍子ですけど、3拍子の曲ってあるんだなぁ……
・・・気にしたことが無かったです(汗。音楽の授業は苦手でした・・・

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。