心に染みるトライダーG7

　引き続き「無敵ロボ　トライダーG7」を視聴しているのですが、めっちゃ面白いっすね…

　第2話では敵の目的が地球のエネルギー施設等を襲って困窮させたのちに侵略を企んでいることが明かされました。確実だけど割と遠回りな戦法ですね…本星の上官とのやり取りや、その更に上がいることも分かりましたが、もしかして今後は若社長（トライダーG7）と中間管理職（メカロボット）の戦いが繰り広げられていくのだろうか…両者ともに苦労しそうな…

　で、2話ではワッ太の父は既に亡くなっており、ワッ太は父親から会社とトライダーG7を引き継いでいたことが判明。それも自らの意思でというのが良いですね。まだ小学生なのに父親の仕事を継ごうとする心意気が立派です。野球の途中で仕事が入ってあーだこーだは言うけれども、きちんと出社してやることはやるのがワッ太の良いところ。そして覚悟を決めたら涙を拭いて、メカロボットと激闘！バードアタック発射時にBGMが無くなる演出カッコよすぎない…？

　そして最後にみんなで何をするかと思えば…いやぁ、泣かされました。小学生ながらも社長として奮闘するワッ太をみんなが支え、ワッ太もそれに応える。それでいて、ワッ太がまだ小学生であることも忘れていない。互いに互いを支え合い、笑顔でいられるように努めているこの関係性は続く3話でも描かれており、その優しく温かな思いが心に染みます…


　3話では憧れのマドンナ・かおるちゃんの誕生日パーティーの話。パーティーに行くか、仕事に行くか。当初は意地でもパーティーに行こうとしていたワッ太でしたが、専務の事情を聴くや否や出動を選択！この精神が頼もしく、そしてカッコいい！
　この他にも仏壇の父への挨拶を忘れない、お小遣いをせがむも母から諭されて素直に考えを改める、悪いことをしたら謝るなどなど、ワッ太のキャラクターとしての魅力が随所に散りばめられている話でもあったと思います。見ていて気持ちの良い主人公ですね。

　そしてラストですよ！かおるちゃんと2人きりの誕生日パーティーを楽しむ…というところで終わらず、そこから更に物語を発展させるのが最高で、思わずウルっと来てしまいました。良いなぁ…凄く良いなぁ、トライダーG7…このまま全部配信して欲しいなぁ…

　といった感じのトライダーG7でした。来週も楽しみです。