ひびレビ

特撮・アニメの感想や、日々のことを書いてます。
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騎士竜戦隊リュウソウジャー 第32話「憎悪の雨が止む時」

2019-11-03 08:45:26 | 騎士竜戦隊リュウソウジャー
騎士竜戦隊リュウソウジャー 第32話「憎悪の雨が止む時」

 ナダを救う有効な手段が見つからない中、街には人々に七色の飴を当てて憎しみを吸い取り、雨に変換させて憎しみをばらまくジャックオーランタンマイナソーが出現。
 オトもその被害にあってしまい、一刻も早くマイナソーを倒そうとするも、そこへ強者を求めてナダ=ガイソーグまで現れる。最早声も届かず、倒すしかないと思われたその時、トワは1つの打開策を見出し・・・


感想
 久々にメルトに厳しいリュウソウジャー。

 さて今回はガイソーグの鎧との決着。何度と無くナダと言葉を交わし、かつてはナダ=ガイソーグから戦いのヒントを得たトワが、真っ先にナダを救う策を見つけるというのが特に印象的でした。
 また、既知の仲であったバンバが檄を飛ばすのも熱かったですね。かける言葉こそ厳しかったですが、普段は冷静なバンバがあそこまで熱くなるほど、彼もナダを心から心配していたことが伝わってきます。

 コウはコウで、ガイソーグの怨念の受け皿になるという、見切り発車感溢れる行動を取っていました。たまたま憎しみを吸収・増幅するマイナソーがいたから良かったものの、いなかったらどうしていたんでしょうかね・・・
 メルトも「笑顔超うそくせぇからな!」とオト(憎しみ増幅状態)からの言葉に心が折れかけていましたが、マイナソーを利用する方法を思いつく活躍を見せてくれました。最後に何らかのフォローが欲しかったところですが・・・

 初登場の名乗りを状況が状況なだけに「どうでもいい!」と退けられたプティラミーゴでしたが、その活躍はなかなかのものでした。まぁ基本プテラードン部分の活躍だったような気がしないでもないですが(汗。
 そしてこれまた初登場で、何故かDX版だと箱にしか描かれていないキシリュウオージェット!いやー、プティラミーゴからの変形から始まり、憎しみの雨が降る前に決着をつけなければならないという緊迫したシチュエーションと、どれを取ってもカッコよかったですね!パキガルーの拳のみならず、キシリュウオーの膝ドリルも活用し、トドメの氷と炎の拳による連続攻撃「キシリュウオーブリザードインフェルノ」とかいう心をくすぐる技名もたまりません。


 誰よりもリュウソウジャーになりたかった、使命を大事に思っていた。故に力を求め、結果として力に飲み込まれてしまった。それでも元々持っていた心は、ソウルは一つ。今回の一件で無事に鎧の怨念からも解き放たれ、「7人目のリュウソウジャー」になったナダですが、何やら次回は不穏な雰囲気。コウはどのような経緯でパワーアップするんでしょうね・・・

 ところで今回ラストで「マイナソーが憎しみを吸い取ったおかげで、人々が優しくなった」ことに関して「もう少し生かしておいても良かったかもな」と発言していたバンバ。生みの親がドルン兵だと分かっていればその発言も納得ですが、もう少し生かしておいたら生みの親の命が亡くなるので、ドルン兵だと分かっていない状況で言うのはどうかなーと、ちょっとだけ気になってしまいました。
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仮面ライダーゼロワン 第8話「ソノ生命、預かります」

2019-11-03 08:23:50 | 仮面ライダーゼロワン
仮面ライダーゼロワン 第8話「ソノ生命、預かります」

 滅の攻撃によって致命傷を負った不破は、ヒューマギアのDr.オミゴトによりオペを受けることになった。だがヒューマギア事業が立ち行かなくなることを恐れた福添副社長は、病院のヒューマギアを衛星ゼアからの停止信号で強制的にシャットダウンさせ、世間にヒューマギアを統治していることをアピールしようとする。
 判断に迷う或人は「異論は無い」と判断されてしまい、オミゴトら病院のヒューマギアは強制停止。その間にも患者は苦しみ、更には滅ら滅亡迅雷.netと暴走したギーガーは次なる病院に向かっており・・・


感想
 先日ヒューマギアモジュールがプレバンで予約受付開始していました。イズちゃんの声入りは魅力的だと思いましたが、あれをつけて遊んだりはしないだろうなぁ・・・と思い直して購入はせず。イズちゃんのボイス入りプログライズキーが出れば、ゼロワンドライバー購入に至るんですがね・・・

 それはそれとして、滅や迅が、或人が「夢のマシン」だと信じてやまないヒューマギアであることが判明したため、或人は戸惑いを隠せず、社長としての判断もくだせない状況に。
 ここで福添が「或人社長の指示が無ければ動けません」というイズに対し「社長は黙っている。異論は無いということだ」と諭すあたり、彼もなかなかにヒューマギアの扱い方に慣れているなと感心してしまいました。人間であれば、或人の表情などから「異論は無い」ようには見えないと判断するでしょうが、ヒューマギアであれば、それを通してしまうと。


 これまでのように滅亡迅雷.netにより暴走させられたヒューマギアではなく、自らの意思で人間に反旗を翻したヒューマギアを目の当たりにしたことで、迷っていた或人。しかし全てのヒューマギアがハッキングされたからといって、暴走するわけではない。Dr.オミゴトのように、ハッキングされながらも人間を救う意思を保ち続けるヒューマギアもいる。
 唯阿からそのことを知り「やっぱ社長の俺がブレちゃいけねぇよな!たとえ世界中に嫌われても、社長の俺があいつらヒューマギアを信じてやれなくてどうすんだ!」と再起する或人がカッコよかったですね。


 シンギュラリティが起きた時、ヒューマギアに善意が宿るか否か。唯阿の問いかけに今のイズにその答えは出せませんでしたが、「会社に損害をもたらすことがあったとしても、或人を信じたい」と思うようになりました。
 それが「善意」なのか「悪意」なのかは・・・判断し辛いですね。或人のために、彼の意思を尊重するという「善意」に取れる一方で、「会社に何があっても構わない」という点では「悪意」にも取れてしまいますしね・・・
 にしても、回を増すごとに良いコンビになっていきますね、或人とイズ。正直滅と同じく「ゼーンのイシって何のこっちゃ」と思っていたので説明は助かりました(苦笑。同じヒューマギアであっても、或人の側にい続けるイズだからこそ理解し、説明できるのでしょう。

 
 唯阿の協力もあって完成したのが、大型救助システムを元にしたブレイキングマンモス。まさか必殺技が巨大プログライズキーによる圧殺キックだとは思いもしませんでした。立ち位置的にはリボルギャリーら乗り物枠ではなく、スイカアームズのような扱いとのことで。本来の役目である救助活動にもいずれ使われる日が来るんですかね。

 そんな感じで今回は唯阿も諫の命がかかっていることもあって、珍しく感情的になったり協力的だったりしましたが、最後は唯阿が第7話で撮影していた「暗殺ヒューマギアがドードーマギアに変身する映像」が一般公開されてしまい、「青い目のヒューマギアでも暴走する」ということが世間に知れ渡ってしまう事態に。
 第7話の映像を見返すと、あの場には学生たちの避難誘導を行っていたイズもいたため、撮影者が唯阿であることはバレバレ。ですが唯阿は知らぬ存ぜぬでイズの前から立ち去っていました。

 今回の事件ではギーガーが暴走させられてしまったがために被害は拡大。このままではギーガーの量産が危うくなってしまい、唯阿のA.I.M.S内での立ち位置も危ぶまれる。
 そのため、敢えて「青い目のヒューマギアが暴走する」映像を流すことで普通のヒューマギアもいつ暴走するか分からない危険性を秘めていると知らしめ、「統率兵器であるギーガーは必要な存在」だとアピールするつもりなんでしょうか。
 暗殺ヒューマギアが青い目になったのは一時的に暴走が解除されたものだと思っていましたが、あれは単に赤を青に偽装しただけで、こういった唯阿にとっての非常事態に陥った時に使うために撮影していた・・・とか?

 また、今回Dr.オミゴトは諫の命を救ってはいましたが、こっそり何か仕込まれていたんじゃないかという不安が微妙に残っていまして・・・諫と或人は良い感じにやっていけそうなだけに、ちょっと怖い。

 「誰か、誰か助けてください!」で懐かしの映画を思い出したところで、また次回。次回は大和田伸也さんが本人役で出演・・・どういうことなの・・・
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スター☆トゥインクルプリキュア 第38話「輝け!ユニのトゥインクルイマジネーション☆」

2019-11-03 08:00:49 | スター☆トゥインクルプリキュア
スター☆トゥインクルプリキュア 第38話「輝け!ユニのトゥインクルイマジネーション☆」

 ひかるたちはトゥインクルイマジネーションの手がかりを求め、ユニの案内で占いが盛んなウラナイン星に到着する。そこにいたのはバケニャーン・・・の姿の元となった、ハッケニャーンという星読みを得意とする占い師だった。
 だがハッケニャーンは星読みをするまでもなく、かつてユニに告げた「運命の星」は見つかっているという。そこへユニへの恨みを晴らすべくまたもアイワーンが現れて・・・


感想
 放送時が10月末ということもあってか、今回からみんな冬服を着用することに。冬服版ユニも可愛いですね。

 さて今回はユニとアイワーンの関係に一旦区切りが着くこととなりました。
 ユニにとってアイワーンは、自分から居場所を奪った敵。これまでは恨みや憎しみをぶつけてくるアイワーンを退けるだけでした。
 しかし「遠くに輝く星」ではなく「足元の花の美しさ」、即ち身近なひかるが「知らないからこそ、もっと知りたい、会って話してみたい」と話していたことを思い出し、アイワーンの気持ちに寄り添うこととなりました。まぁ、今回の回想部分だけだと肝心なところが抜け落ちているような気もしますが(汗。

 以前会った時もアイワーンから「自分が何かされたら人を騙したりしていいんだ」と痛いところを突かれていたユニですが、今回はアイワーンを傷つけていたこと、彼女の居場所を奪い、同じ苦しみを与えてしまったことを悟り、彼女を「許す」ことに。
 アイワーンの実験で惑星レインボーの住人たちは石になり、他の人々も害を被っていましたが、見方を変えれば「ノットレイダーにい続けるために研究成果を出そうとしていた」とも取れると思います。その善悪はともかくとして、彼女なりに1人にならないよう、居場所を確立し続けるために必死だったんでしょうね。

 アイワーンと完全な和解にまでは至りませんでしたが、ユニやひかるたちはアイワーンに手を差し伸べ、地球へと誘っていました。今後アイワーンがどういう行動を取るのか、気になります。


 自分のことばかりではなく、相手の気持ちも考える。それもまた1つの「想像力」なのでしょう。自分の行動で相手はどう感じたか。自分を嫌ってくる相手は、何故自分を嫌うのか。自分が何をしてしまったのか。ぶつかっていた者同士が共に歩める道を思い描くこともまた、素敵なイマジネーションですね。
  
 
 それにしても、ユニは心から楽しそうに笑うようになりましたね。仲間になったばかりの頃は、どこか距離を置いているようにも思えました。ひかるたちの側が、ユニの居場所になった証拠だと思います。
 ノットレイたちがスーツだったことに驚いたところで、また次回。次回はテンジョウとえれな回。
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