ひびレビ

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仮面ライダーフォーゼ 第47話「親・友・別・離」

2019-04-08 07:18:48 | 仮面ライダーシリーズ
仮面ライダーフォーゼ 第47話「親・友・別・離」

 コアスイッチから生まれたコアチャイルド。それが歌星賢吾の真実だった。コアチャイルドとして覚醒した賢吾は、フォーゼドライバーを用いてプレゼンターの元にこれまで得た知識を届けるという、自身の役割を淡々と果たそうとする。だが弦太朗はそんな賢吾に違和感を覚えており・・・
 一方で我望は、コアスイッチによりダークネビュラ召還が封じられていることを悟り、立神をラビットハッチに差し向けて・・・!


感想
 フォーゼやメテオの活躍はあまり描かれませんでしたが、一方で流星VS立神の生身アクションが凄まじかった今回。立神の蹴り、敵ながらめちゃくちゃカッコいい・・・それについていく流星もさすがというか。

 さて賢吾の真実が明らかになった第47話。コアスイッチはプレゼンターが知的生命体とコンタクトを取るためにばらまいたアイテムであり、その謎を解き明かせればプレゼンターにコンタクトを取れるという、いわばプレゼンターに会うための選抜試験。
 賢吾の父となった禄郎は次代にフォーゼドライバーを託すことを提案するも、我望は自らがプレゼンターと接触することを望み、ゾディアーツスイッチによる方法を強行したと。友情、というか人と人との絆や繋がりを信じることが出来た禄郎と、孤高の存在であった我望との対立であったと。

 フォーゼドライバーが使えなかったのは帰還の準備が出来ていなかったから、時折来る頭痛は覚醒のための準備・・・と、覚醒した時点で人間としての感情を無くしたために真実を淡々と語り、ライダー部との思い出も全て処分する賢吾。ここで賢吾と喧嘩別れして、実はあとでこういう理由でした!と明かされるパターンも作品によってはあるかもしれませんが、そこは弦太朗。彼の本音を聞きだすこととなりました。
 「コアチャイルド」としての責務を理解してしまったが故に、母星に帰るのは避けられない運命だと悟った故に、「そうでもしないと辛すぎる」と感情を殺してライダー部のみんなと別れることを選ぼうとしていたと。そんな彼に「人間」としてプレゼンターの星に行くよう背中を押し、いつか自分たちも追いつくと約束する弦太朗と、泣きながらも賢吾を必死に激励するユウキ・・・ここ、弦太朗だけじゃなくて、賢吾にとっての最初の仲間であるユウキもいるのがいいですね・・・思わずウルッときてしまいました。


 ボロボロになりながらも弦太朗たちにラビットハッチの危機を知らせに現れた大杉先生。勝てない相手だとわかりつつも、生徒を守るためにレオ・ゾディアーツの動きを何とか止めようと奮闘する様と併せて、立派な教師です。
 
 そして訪れる賢吾との別れの時。メテオが変身した際に表れる青いドームが、まさか他人も中に入れることが出来るとは思いませんでした。初めて賢吾が「弦太朗」と名前で呼び、フォーゼドライバーを託していざ、さらば・・・かと思いきや、超新星の力を解放したサジタリウス・ノヴァにより賢吾は気絶。更にコアスイッチは砕かれて賢吾消滅・・・と、なかなかに気になるラストとなりました。まぁ復活する流れも込みで知っていたので、再見時での驚きはあまり・・・(汗。


 次回、仮面ライダーフォーゼも遂に最終回!
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