ひびレビ

特撮・アニメの感想や、日々のことを書いてます。
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初めてのお使い

2006-11-01 08:51:47 | ウルトラシリーズ
補佐官とマルは総監室の前に来ていた。補佐官は重要な任務で呼び出されたのだった。マルを待たせて補佐官は1人、総監室に入る。薄暗い部屋で待っていたのはミサキ総監代行だった。外出中の総監に代わり任務を告げるミサキ。その任務とは危険と判断されたものを最終処理施設まで運ぶことだった。「補佐官1人で?」「護衛をつけましょうか?」と心配する一同。「単にお使いを頼まれただけなんですから」マルの一言で補佐官は怒り誰の同行も認めず一人で向かおうとする。コノミの占いによるとおとめ座である彼の運勢は最低最悪なのだそうだ。

最近笑いものにされているような気がする補佐官。乗り物酔いの薬を橋の上で飲み終えた補佐官はこっそり危険物質の入ったトランクを開け1つ取り出す。しかし手元が狂いカプセルは橋の下の川に落ち、下流へと流されていった。「1個ぐらいいいや」と自分に言い聞かせる補佐官。その下流では1人の老人が釣りを楽しんでいた。釣り上げたのはガラクタだったが嬉しそうな老人。そのガラクタには補佐官が落としたカプセルが乗っかっていた。

基地に戻った補佐官は一同から拍手で迎えられる。どうやらあの中身はメテオールで1本でも危険な物だった。分析させてもらえず残念そうなテッペイ。焦る補佐官は危険性を教えてくれと頼み込む。

その頃老人は孫と営む「寿限無堂」に帰宅した。木製の恵比寿像に大量を感謝する老人。孫は祖父が釣ってきたカプセルを拭き、テーブルに置いた。するとカプセルから緑色の気体が漏れ、近くにあった象の像がその影響で動き出した。

GUYS基地ではあのカプセル「グロテスセル」についての説明が行われていた。かつて出現した発砲怪人グロテス星人と蓮根神社のご神体だった魔神怪獣コダイゴン。星人が倒されるとコダイゴンは元の姿に戻り、その後の調査でご神体から怪獣化させる特殊な物質「グロテスセル」が発見されたのだ。総本部はこれをメテオールに利用しようとしたのだが、コダイゴンクラスの大きさとなると破壊衝動が無意識的に生じてしまい、それを制御する方法が見当たらなかったのだ。しかもカプセル1本でコダイゴンなら3体はできてしまうというのだ。それを聴き補佐官は急遽ミライ、コノミ、テッペイに自分を手伝うように指示。サコミズは微笑しながら手伝うことを認める。その頃既に「寿限無堂」ではグロテスセルの影響で次々とモノが動き始めていた。老人はこれを九十九神さまだと信じる。

カプセルを落としたことを知り驚愕する3人。ミライはリュウたちにも知らせようとするが補佐官は事を大きくしたくないとそれを拒む。補佐官は3人が「のほほん」「ぽわーん」としており、回収後も黙っててくれそうだから選んだのだ。どこか不機嫌そうな3人。ミライは今度は隊長に連絡しようとするが補佐官に引き止められる。とにかくメテオールということで探索を開始しようとする一同。またしても隊長に連絡しようとするミライを補佐官は泣きながらやめるよう頼み込むのだった。

探せども探せども見当たらないグロテスセル。その最中コノミは繁盛している「寿限無堂」をみつける。テッペイからグロテスセルは生物への直接の影響は無いと知り魚が飲み込んだということにしようとするが「それは無責任です!」とミライに制される。そこへコノミが慌てて走ってきた。その手に乗っているのは一見普通のカエルの貯金箱。だがそれが動き出したのだ。テッペイはそれをつかまえ蓋を開けると緑色の気体が出てきた。これこそグロテスセルだったのだ。

「寿限無堂」に向かった4人はカプセルを探し始める。迷惑そうな2人をよそに補佐官は探し続けようやく見つける。それも束の間、補佐官の手からカプセルがまたしても滑り落ち気体が漏れ恵比寿像に入り込んだ。ミライは急いでそれを持ち出し空中へ放り投げる。次の瞬間、恵比寿像は見る間に巨大化し魔神怪獣コダイゴンジアザーとなってしまう。

駆けつけたガンフェニックスに向けて鯛砲を放つコダイゴンジアザー。「商売繁盛な雰囲気が漂う敵」とジョージは考察する。GUYSの攻撃をものともしないコダイゴンジアザー。以前はグロテス星人を倒したら元に戻った。ということは・・・と補佐官を見つめる一同。その最中コダイゴンジアザーはガンローダーに釣り針を引っ掛ける。ガンウインガーの援護でなんとかきりぬけるGUYS。ミライはメビウスに変身し立ち向かう。「ウルトラマンメビウス様ぁぁ!」補佐官は拝むようにメビウスを見つめる。だが敵の強さは想像以上だった。メビウスを釣竿で滅多打ちにし、その釣竿を折られたものだから怒り更なる攻撃をしかける。フライングボディアタックや高速移動からの至近距離鯛砲発射。そこへ駆けつけたのはヒカリだった。「ウルトラマンヒカリ様ぁぁ!」信用していないはずのヒカリをも拝む補佐官。しかし2人のウルトラマンの力をもってしてもコダイゴンジアザーと鯛は止められない。テッペイは恵比寿像の右足に傷があることを知り、そこを狙ってグロテスセルを気化させるようにメビウスとヒカリに教える。メビュームシュートとナイトシュートが傷を広げ、見事グロテスセルを気化させることに成功。安堵する一同だった。

どうして恵比寿像が怪獣化したのかは謎のままとなった。だがサコミズ隊長は「初めてのお使いには失敗がつきもの」と言いコーヒー豆を買いに行った。どうやら彼にはばれているようだった・・・・

怪獣とは思えない風貌をしたコダイゴンジアザー。しかしその強さは凄まじい。ひょっとしてボガールより強いんじゃないか?この恵比寿様。BGMも緊迫したものでなくどことなくゆるい感じがするものだった。

トリヤマ補佐官主役の回だけあって彼の魅力が詰まっている。すっかりお笑いキャラにされてしまった補佐官。こんな上司がいたら楽しいかもしれないが、どこか頼りない。それもまた魅力の1つだろう。にしてもよく補佐官まで出世できたな。人徳というものだろうか?それとも実はもの凄い頼りがいのある人物で、頭脳明晰だったりするのか?それは「宇宙の剣豪」の時に紹介しよう。

またミライの行動も面白い。使命感に燃えているというか、どこかわかっていないというか。「リュウさんたちに~」「隊長に~」と3度も補佐官を困らせた。狙っているのかひょっとして?最後は「わかりました」と言っておきながら連絡しようとするミライであった。
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決戦の1月

2006-11-01 06:54:59 | 日々の生活
自転車の鍵が見つからない。大掃除も兼ねて部屋中引っ掻き回したのにも関わらず見当たらない。こうなったら鍵を壊すという最終手段に出るしかないのだろうか?それとも2km先の鍵屋まで持っていって合鍵を作ってもらおうか。

それはさておき先着特典として何かほしかった「仮面ライダーカブト GOD SPEED LOVE」、ウルトラシリーズ40年の集大成ともいえる最高傑作「ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟」のDVDの発売日が決まった。カブトは来年の1月21日、メビウスは来年の1月26日。

・・・・発売日がかなり近い。確かにカブトの1ヶ月後にメビウスが公開されたのだから近いかもしれないが、これは結構な痛手だ。値引きされた特別版を購入するとしたらおおよそ1万4千円必要となる。これだけならまだしもまだ2本ほど購入したいDVDがある。「トリック劇場版2」と「涼宮ハルヒの憂鬱7」である。

トリックのほうは通常版でもどちらでもよく、むしろレンタルでもいいかなと思っており、発売も12月だからまだ安心できる。がハルヒのほうはメビウスと発売日が被っている。つまり合計額はさらにあがり1万8千円ほどとなる。

これはお年玉に期待するしかないのだが、その前に今年からお年玉が果たしてもらえるのだろうかという不安があり、むしろあげる側にまわらなければならないのではと心配している。まぁあげるにしても1人くらいだから別に構わないといえば構わないのだが。そういえばお盆にもらうお小遣いのことを友人の一部は「お盆玉」と言っていた。

なんにせよ1月は財布から諭吉が2人ほどいなくなりそうだ。いい加減バイト決めないと。諭吉といえばかつて「お前の諭吉が泣いている」というドラマがあった。ドラマをあんまり見ない私でも面白いと思った良いドラマだったなぁ。
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