ひびレビ

特撮・アニメの感想や、日々のことを書いてます。
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「トイ・ストーリー4」を見て

2019-07-15 07:45:19 | 映画
 「トイ・ストーリー4」を見ました。

 アンディからボニーの手に渡ったウッディたちだが、最近ウッディは遊んでもらえない日が続いていた。
 そんなある日のこと、ボニーは幼稚園の体験入園で先割れスプーンなどを使って「フォーキー」というおもちゃを作り上げる。ウッディはボニーにとってフォーキーが大切な存在であると感じ取るが、当のフォーキーは隙あらばゴミ箱に自ら飛び込もうとし、遂には家族旅行の最中に車から飛び出してしまう。

 何とかフォーキーを見つけ、仲間との合流を急ぐウッディだが、彼の目に一つのランプが映る。それはかつて仲の良かったおもちゃボー・ピープと共に人に譲られたランプだった・・・



 ・・・正直に言いますと「え、3の後にこんなん見せられるの?」というのが真っ先に出てきた感想でした。言いたいことは何となく分かりますし、笑えるシーンもありましたし、つまらないわけではないです。ただ、もう一度見たいとは思えない映画でした。

 これまで「アンディのおもちゃ」たちのリーダーとして頑張ってきたウッディでしたが、新たな持ち主ボニーの元ではなかなか遊んでもらえなくなりつつありました。久々に手にとってもらったと思いきや、興味があったのは保安官のバッジだけ・・・
 ボニーのパパには無造作に踏んづけられ、道中立ち寄ったアンティーク店にいるおもちゃギャビー・ギャビーからはボイスボックスを狙われ、捕らわれの身となったフォーキーを助けようとする際には事を焦って失敗し、ボーから「何もしないで」と言われる有様。そしてそれまで協力してくれたボーたちが離れていってしまう・・・

 それでも信念を曲げずに、フォーキーをボニーのところに帰そうとするウッディはとてもカッコよかったのですが、何だか見ていてとても辛くなってしまったんですよね・・・確かにウッディが焦ったことが事態を悪くしたとはいえ、これまでのシリーズで頑張ってきた彼が厄介者扱いされるというのは、見ていて気持ちの良いものではありませんでした。


 そしてあのラスト・・・3のラストで、アンディが躊躇いつつもボニーに託したウッディがですよ、ボニーに遊んでもらえなくなっていたというだけでも辛いのに、そこからあの展開はなぁ・・・あの展開後、ウッディに対するボニーの反応は描かれていませんでしたが、どういう反応を見せたのか気になるところです。
 「誰でもない自分自身で自分の生き方を決めた」「主に愛される喜びを知っているおもちゃだからこその行動」といえば通りは良いと思いますが、「トイ・ストーリー3」を経てのあの展開は好きにはなれません。
 スリンキーたちが集うシーンはウルッときたものの、あれは感動じゃなくて寂しさのあまり出た涙だと思います。
 
 また、今作は仲間のおもちゃたちの活躍がかなり少ないです。旅先で再会したボーはメイン級の活躍をするものの、バズの活躍は控えめですし、ジェシーたちはキャンピングカーにお留守番で、終盤まで殆ど活躍の機会なし。その分余計に「これで・・・なの?」と感じてしまったのだと思います。
 敵かと思われたギャビー・ギャビーにしても、実は・・・な感じで、どうにも消化不良でしたね。


 そんな感じで、「トイ・ストーリー3」を経ての「4」としては期待はずれな作品だったと思います。ピンポイントに笑いどころはあるんですけれども、それ以外の本筋が微妙なんですよ・・・
 言いたいことは伝わるし、応援したい気持ちもあるにはあるけれども、でもやっぱりイマイチ納得がいかない「トイ・ストーリー4」でした。
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「ボス・ベイビー」を見て

2019-06-27 07:57:58 | 映画
 2018年の映画「ボス・ベイビー」(機内吹替版)を見ました。

 想像力豊かな少年ティムことティモシー・ティンプルトン。両親の愛情を一身に受けていた彼の生活は、突然現れたスーツ姿の弟の存在により一変した。両親は弟にかかりきりになってしまったうえに、弟は普通の赤ちゃんではなく、赤ちゃんの故郷であるベイビー株式会社から特別な任務を受けてやってきた「ボス・ベイビー」だった。
 ティムはボス・ベイビーの正体を両親に教えようとするも失敗。仲良くなるまで外出禁止になってしまう。このままではボス・ベイビーは任務を果たせず、ずっとティムの弟として暮らすことになる。それを望まないティムは、やむを得ずボス・ベイビーが任務を果たせるよう、協力関係を結ぶこととなり・・・



 劇場公開版と機内上映版で声優さんが違うことってあるんですねぇ・・・なんで?

 そんなわけで映画館で予告を見た時にちょっと気になっていた「ボス・ベイビー」を見ました。
 最初は仕方なしに手を組んでいたティムとボス・ベイビーが、任務をこなしていくうちにいつしかティムは「兄」としての自覚を抱き、ボス・ベイビーは家族の大切さを知る物語となっており、普通に楽しめました・・・何だろう、ティムと似たような境遇の兄を最近どこかで見たような気がしなくもないです(汗。

 終盤にかけてはボス・ベイビーを特別な赤ん坊たらしめるスペシャルミルクが奪われてしまったことで、重要な局面で普通の赤ちゃんになってしまうというハラハラする要素もあり、ティムがボス・ベイビーのアドバイスのもと自転車に乗れるようになろうと努力するシーンや、赤ちゃん時代が無いボス・ベイビーに想像の世界での遊びを教える、本当の兄弟のような微笑ましいシーンもあり、ちょいちょい見所はあると思います。
 
 ただ、任務の障害となるフランシス・フランシスがイマイチだったかなと。
 とある理由から、永遠に子犬であり続ける子犬を開発し、誰も人間の赤ちゃんを欲しがらないようにしようと企んでいたフランシス・フランシス。彼の出自そのものは「そうきたか!」と感じたものの、復讐の動機については、見ている側としては「家族のもとに送られる」ことの辛さが分かり辛く、いまいちピンと来ませんでしたね。
 永遠の子犬の効果にしても「赤ちゃんを娘に預けて、子犬の元に駆け寄る母親」程度の描写ではイマイチ危機感が伝わってきません。子犬に夢中になって育児をしなくなる、本来家族のもとに送られる子供が送られなくなり慌てふためくベイビー株式会社などの描写もあれば、もっと危機感を覚えられたかなとも。

 敵としては魅力にやや欠けるところがあり、終盤の決着の盛り上がりもイマイチではあったものの、概ね楽しめる作品ではありました。ラストも綺麗にハッピーエンドで締めくくってくれましたし。
 「きみわりー・ポピンズ」のセンスに思わず笑ってしまったところで、この映画は終了。ところで、トイ・ストーリー3に出てきた電話と車が合体したような玩具が出てましたが、アレって海外だと普通に売ってる玩具なんですかね・・・?
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「SING/シング」を見て

2019-06-20 07:03:19 | 映画
 2016年の映画「SING/シング」(吹替版)を見ました。

 三流劇場の支配人であるバスター・ムーンは、起死回生の一手として大々的に歌のコンテストを開催することに。コンテストのオーディション当日、ムーンの想像を超える参加者が集まったが、それもそのはず。タイプミスにより賞金1,000ドルが100,000ドルに変わっていたのだ。
 オーディションの合格者を決めた後にそのことを知ったムーンは、コンテストの開催を継続する一方で何とか賞金を工面するべく、友人エディの祖母であり、憧れのスターであるナナ・ヌードルマンを頼るが・・・


 「映画の予告で豚が歌って踊っていた気がする」という印象のあったこの映画。実際に見てみると、当のブタ=グンターは出番こそあるものの、他のメンバーに比べると問題を抱えていないためか、活躍はやや控えめに感じられました。

 で、普段洋画は字幕版で見ることが多いのですが、「そういえば今作って宮野真守さん出演されていたような」という理由から吹替版を見ました。実際は坂本真綾さんや山寺宏一さんなども出演されていたわけで、さすがの歌唱力だったのですが・・・ムーンの吹替え、内村光良さんってマジっすか!?いや、確かに聞けば納得なんですけども、視聴中は全く気にならなかったので驚きです。
 声優さん以外にも女優さんや歌手の方も参加されていたのですが、そちらも違和感なく聞くことが出来たので、この吹替版は良いですね。


 さて映画の内容。
 借金以外にもコンテストの賞金を工面したり、あちこちガタが来ている劇場を何とかもたせようと必死なムーン。父親が率いる強盗団の手伝いをさせられているゴリラのジョニー。家事に育児に追われているブタのロジータ。彼氏と上手くいっていないヤマアラシのアッシュ。歌は上手いが恥ずかしがりやの象のミーナ。才能はあるが高慢でトラブル続きなネズミのマイク。
 コンテストの出場者は誰も彼もが色々と問題を抱えています。それでも自分の夢を叶えようと、賞金を手に入れようと誰もが努力を続けるわけですが、それでも新たな問題が次から次へと立ちはだかり、遂には致命的なトラブルが発生し、一度はあれほど懸命に劇場を建て直そうとしていたムーンの心も折れてしまいます。

 賞金についてもメンバーにばれる日が来てしまうわけですが、その後傷心のムーンを見舞いに来た面々は、誰一人として賞金が提示されていた額より少ない額だったことを責めるものはおらず、ただひたすらにムーンの心を案じていました。あのシーンがとても好きです。最初は懸賞金に惹かれたところが少なからずあったにしろ、コンテストに向けて共にレッスンを重ねるうちに、一体感が生まれていったんだろうなって。

 色々と失敗続きのムーンですが「日常に隠れている本物の才能の発掘」を目指したり、「恐怖に負けて夢を諦めるな」という自分の言葉に励まされることになったり、グンターとロジータを組ませたり、体の大きいジョニーがピアノを弾いてソウルフルに歌い上げれば面白いと考えたり、イカの発光を利用した演出など、才能が無いわけではないんですよね。

 夢を叶えるために必死でありながらも、その一方で夢が叶わないという恐怖も感じていたムーン。致命的なトラブルにより一度は心折れたものの、初心に戻ってお金を貯めようと懸命に働くシーンもまた良かったです。友人のエディや、劇場スタッフのクローリーさんが手伝ってくれるというのもまた・・・
 ところで、エディの父が「毛がはげるほど車を洗い続けてくれた」から今のムーンがあるということが物語序盤で差し掛かるころに語られます。「そんなにストレスだったのか?」と思ったら、そりゃはげるわ・・・と、ムーンが働くシーンで感じました。一生懸命なのは分かるんだけど、シュールな笑いがこみ上げてきてしまいます(苦笑。

 
 賞金は出ないものの、みんなで協力して再び見事なショーを披露する一同。それぞれが抱えていた問題も一気に解決していき、見ていてとても楽しいショーでした。特にこれまで歌声を抑え込んでいたミーナが高らかに歌い上げる様は最高でした。他人を自分より下に見ているマイクも、思わず脱帽する様もまた印象的です。
 ミーナは中の人的にも納得の歌唱力で、めちゃくちゃ盛り上がるショーの締めとなりました。

 そんな感じで、トラブル続きでも、それでも恐怖に負けて夢を諦めることなく追い続け、賞金が無くても自分の思いを高らかに歌い上げるキャラクターたちがとても魅力的だった「SING/シング」でした。


 ・・・そんなわけで、wikiを見たら悠木さんも出演されているとのことだったので、確認するべくそのうち2週目に突入します・・・
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「ガールズ&パンツァー 最終章 第2話」を見て

2019-06-19 08:15:15 | 映画
「ガールズ&パンツァー 最終章 第2話」を見ました。

 第1話からそこそこ経っての第2話は、無限軌道杯1回戦におけるBC自由学園との決着と友人とのひと時、ライバルたちとの動向、そして2回戦の開幕が描かれていました。

 まずはBC自由学園との決着ですが・・・この戦い以前にも大洗と戦っていたとすれば、決着は別のものになっていたんじゃないかと、2回戦で戦う別のチームの成長を見ていて感じました。
 マリーも休憩をせず、押田と安藤ももっと互いを信頼できていれば、もっと手ごわい相手になっていたでしょうね。マリー復帰後の動きが別物過ぎて驚かされました。あと、サラッと走行中の戦車にサラッと乗るマリー凄いっすね・・・(汗。
 手ごわい相手だったとはいえ、同じ戦車道を歩むもの同士。戦い終わって仲良く交流を図る様はとても微笑ましかったですね。


 その後描かれた友人とのひと時では・・・第1話ではOPにしか出番が無かった島田愛里寿が登場!ガルパンでかーなーり好きなキャラなのでめちゃくちゃ嬉しかったです。みほと一緒にどこぞの夢の国を彷彿とさせるアトラクションを楽しむ様は、姉妹のようで見ていて嬉しくなりました。
 この最終章第2話を見た後に劇場版を見直したのですが、だいぶみほへの接し方が違うなーと。その後の「愛里寿・ウォー!」を経ての第2話だと思えば納得なのですが、随分と心を開いてくれたなと。

 ただ、愛里寿が「どこかの高校に編入し、もう一度みほと戦うこと」を望む一方、それを聞いたみほはどこか不安げというか、一瞬答えに詰まっていたように思えました。今回はボコファンであり、みほの友人である愛里寿が描かれましたが、戦車道における愛里寿は大学選抜チームを率いる隊長。劇場版でも参戦するなり次から次に大洗チームの戦車を倒しており、みほもあわやと言うところまで追い詰められたほど。
 そんな相手といずれもう一度戦うことになったとして、果たして勝つことが出来るのか。頼れる仲間はいるものの、今度はまほもいない。愛里寿のライバルとして相応しい戦いが出来るのか・・・そんな不安を抱いていたのでしょうか?
 愛里寿がどこの高校に編入するかはまだ決まっていないそうですが、どこのチームに入っても強敵となることは間違いないでしょうし・・・


 そして始まる2回戦!2回戦の相手は同じチームとして戦ったこともある学校でした。劇場版では良い活躍を見せつつも、反省する点の多かった彼女たちですが、今回は新たな作戦を実行することに!・・・まぁ言葉遊びみたいなものでしたが(笑。
 あぁ、あれ使って終わりかなぁ・・・と思ったら、まさかまさかの展開に思わずウルッと来てしまいました。劇場版での経験を生かし、そして変わる決意をした彼女たち。一体どこまで大洗を苦しめるのか。彼女たちがどこまでやってくれるのか。第3話が非常に楽しみとなる幕引きでした。

 正直劇場版で終わっても良かったのでは?という気持ちが少なからずあったのですが、こうして劇場版を経てのライバルたちの成長が丁寧に描かれるというのは良いですね。今回煮え湯を飲まされた新たな仲間たちも、次回以降の活躍に期待です。

 そんなこんなで第3話に続く・・・いつ公開になるのかなぁ・・・
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久々アラジン

2019-06-15 08:29:01 | 映画
 先日の金曜ロードショーでひっさびさに「アラジン」を見ました。1992年かぁ・・・27年前かぁ・・・マジでか(汗。

 で、見直してみると、本編の後にディズニープリンセスや実写版の紹介をやるくらい短かめの作品だったことに気づかされました。随所に流れる素晴らしい歌の数々や、魅力的なキャラクターたち、機転を利かせた見事な逆転劇と、テンポよく進んでいく物語にどんどん引き込まれていき、あっという間に90分程度が過ぎていました。

 見たのは大分前ですが、ジーニーの歌や、魔法のじゅうたんで星空の下を優雅に飛ぶアラジンとジャスミンの歌などは印象に残っています。そして今回、改めてジーニーの歌に圧倒されました。いやー、本当に山寺宏一さんって凄い声優さんですね!魔法の力で目まぐるしく変わっていくジーニーに合わせ、声もコロコロと変わる様は、圧巻の一言に尽きます。
 あとはイアーゴが神谷明さんだったり、ジャスミンがこち亀で麻里愛を演じていた麻生さんだったりという発見もありました。アラジンは三木さんだったのかーと思って調べたら・・・あぁ、うん・・・最近もそういうことありましたもんね・・・

 また、見直すことで魔法のじゅんたんの可愛らしさにも気づかされることとなりました(笑。単に「空飛ぶ魔法のじゅうたん」で終わらず、表情が無いのにとても感情豊かな様がお気に入りです。


 そんなわけで綺麗に終わった「アラジン」なのですが・・・続編、ありましたよね?確か2本。すごーくうろ覚えなんですよ、私・・・見るしかねぇな!


 そういえば今回は実写版の宣伝も兼ねていたようで。チラッと本編も流れていましたが・・・歌と映像のテンポずれてない?歌の軽快さに反して、映像がやけにゆっくりしていたように感じました。アニメ版を見た直後だったからでしょうか。うーん、アニメの流れで実写版を見に行こうとはなり辛いですねぇ・・・

 あと、吉田さんの出番は必要でしたか・・・?(汗。
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「未来のミライ」を見て

2019-06-13 07:44:54 | 映画
 2018年の映画「未来のミライ」を見ました。

 新幹線が大好きな男の子・くんちゃんに妹・ミライちゃんが出来た。しかしくんちゃんは、お父さんやお母さんたちがミライちゃんばかりに構うのが面白くなく、片付けや自転車に乗るのも「好きくない!」といって投げ出してしまう。その都度、くんちゃんは不思議な体験をすることとなり・・・



 最初に言っておく!・・・この映画見るくらいなら「サマーウォーズ」もう1回見ましょう!(汗。「時をかける少女」でもいい!というか、この映画以外を見よう!ね!
 ・・・いや実際、そう思ってしまうくらいに面白くない映画でした。CMからして微妙な雰囲気が漂っていたので映画館に行かなかったわけですが、行ってたら途中で映画館出ようかどうか考えるレベルでつまらないです。ピンポイントで面白い部分はあるものの、ほぼ全てにおいてひたすらに退屈で楽しめる部分が殆どありません。

 基本的にこの映画は「くんちゃんがぐずる」⇒「その時不思議なことが起こった!」⇒「くんちゃん学ぶ」⇒「くんちゃんがぐずる」のループです。「幼い子供がぐずっている」のを見て、何をどう楽しめばいいのでしょうか。
 笑えなければダメだとは言いません。「それまで「王子様」としてチヤホヤされていた子供が、急に出来た妹にその立場を奪われた」というのは実際にあることでしょう。ただ、それを見て「あぁ、子供ってそういうところあるよね」と思いこそすれ、「その様子がとても面白い!」とまではとても思えません。ぐずるくんちゃんを見て楽しむことなど出来ませんし、そんなくんちゃんがミライちゃんを新幹線の玩具で叩くシーンとか辛さしかありません。幼い頃の母と一緒のシーンでも、家のものを散らかしまくるのを見ていて面白いとは到底感じられません。

 唯一マシだったと思えるのは、ひいじいじとの件ですね。あそこを全体のメインに据えても良かったんじゃないかと感じました。劇中における去年亡くなったひいじいじとの思い出があまり無いくんちゃんが、何故かひいじいじの若かりし頃にタイムスリップして・・・というのはありきたりかもしれませんが、それでもまだ映画本編よりは楽しめる部分があったんじゃないかなって。
 あるいは、終盤の不思議な駅構内におけるホラー展開すら、他のシーンに比べれば「くんちゃんは電車が好き」という設定が生かされている分、まだマシだと思えます。電車について詳しいからこそ「回送電車」と聞いて慌てて電車から降りようとするなどは、電車好き設定ならではでしょう。現在・過去・未来を行き来する電車に未来のミライちゃんと一緒に乗って旅する話でも、まだ楽しめたんじゃないだろうか・・・

 また、タイトルにある「未来のミライちゃん」が思っていた以上に活躍している印象が薄いですね。中盤や終盤に出番はそこそこあるものの、イマイチ目立っておらず、埋もれてしまっている感が否めません。


 個人的には「この監督さんの作品だから見る/見ない」ということは殆ど無いですし、気にすることもまず無いのですが・・・さすがに大好きな「デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム!」の監督さんであれば、多少は気になりますし、面白いんだろうなと期待もします。
 しかしこれはさすがに・・・残念でしたね・・・


 そんな感じの「未来のミライ」でした。この夏、金ローでやるんだろうか・・・サマーウォーズにしよう?
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「シンデレラ」を見たのですが

2019-06-12 08:02:14 | 映画
 2015年の実写版「シンデレラ」をテレビ放送で見ました。

 ・・・見たんですけれども、真っ先に出てきた感想が「シンデレラでした!」なあたり、私の感性の乏しさを実感します(汗。

 実のところ、視聴前は「マレフィセント」のような「如何にもな悪役が実は・・・」的な展開を期待していまして。なので継母がガラスの靴の片割れを、シンデレラ(エラ)の部屋から見つけたシーンや、これまでの人生を物語風に語るシーンなんかでは「もしかしてもしかしてな展開が!?」と思っていたのですが、その後は普通にシンデレラやってたので「あぁ、うん・・・」となってしまいました。

 「血筋や家柄に関係なく、ありのままの相手を愛することの大切さ」「どんな時にも勇気と優しさを忘れない大切さ」が描かれている、名作だとは思います。青のドレスを翻すシーンはとても綺麗でしたし、12時の鐘が鳴り響く中、徐々に魔法が解けていく様の緊迫感も良かったです。

 ただ「シンデレラが名作」だということは分かりきっていることなので、そこに何かしらのアクセントが欲しかったといいますか。王子とシンデレラがお城の舞踏会以前に面識がある点などにおいては新鮮さはあったものの、大筋が良く知られている「シンデレラ」なので、全体で見ると「シンデレラだったなぁ」となってしまうというか。
 かといって、変にいじって話をおかしくしたり、あの世界観から一転して姉たちがガラスの靴を履くために足の一部を・・・な展開をやられるよりかは、王道のシンデレラストーリーを描いた方が受け入れられやすいとは思うんですけども、もっと「2015年の実写版シンデレラといえば、忘れちゃいけないこの要素!」みたいなのが欲しかったなーと。

 決して面白くないわけではなく、普通に面白いんですけれども、最後まで普通にシンデレラやってたので「映画館で見ておけば!」とまでは思えなかった実写版シンデレラでした。でも悪くないんですよ・・・本当評価が難しい・・・


 ・・・ところで、劇中の台詞で「ありのまま」というのが出てきましたが、これって同時上映のアナ雪短編意識してるんですかね?あっちの「ありのまま」と、こっちの「ありのまま」だと、同じようで意味合いが結構違う気がするんですが・・・
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「ランペイジ 巨獣大乱闘」を見て

2019-06-07 07:58:51 | 映画
2018年の映画「ランペイジ 巨獣大乱闘」を見ました。

 サンディエゴの動物保護区に勤める霊長類学者デイビス。ある日彼の友人である白いゴリラのジョージは、宇宙から飛来した容器に触れてしまったことで、巨大化と凶暴化の兆候が現れ始める。その容器にはエナジン社が宇宙空間で極秘裏に進めていたDNA兵器製造計画のサンプルが入っていたのだ。
 計画の最中の事故により、3つの容器が地上に落下。うち1つはジョージに、残る2つは他の動物に感染し、周囲は大混乱に陥る・・・


 CMで気になっていた映画だったので、まずは見られて嬉しいです。でも、何というか、公開年が比較的最近の映画が放送されるのを見ると「めちゃくちゃ面白いから、加入者を増やすためにいち早く放送する」か「すげーつまらないからすぐに放送しても映像ソフトの売り上げに影響しない」のどちらかなんじゃないかと邪推してしまう今日この頃(汗。実際どうなのかは知りません。

 
 さて、タイトルどおりオオカミ!ゴリラ!ワニ!といった3体の巨獣が暴れまわるこの映画。いずれも陸上の生物たちですが、その巨体を生かした跳躍力や腕力で宙に浮かぶヘリコプターすらも相手取るという無双っぷりを見せてくれます。
 中でも驚いたのがビルをよじ登っていくシーン。ゴリラのジョージはまだ分かる。オオカミのラルフもまぁまだ分かる。ワニもお前どうやって登ってんの!?他の動物の遺伝子も組み込まれているようなので、その影響だとは思うのですが、巨体での暴れっぷりのみならず、本来ありえない動きをするのが見所ですね。
 それにしてもこのワニのラスボスっぷりが半端無い。ジョージやラルフのような機敏な動きこそ見せないものの、ジョージの攻撃を受けても動じない防御力に全てを噛み砕く強力な顎の恐ろしさよ・・・

 主役であるデイビスはジョージを救うべく、自身の研究がDNA兵器製造に悪用されたケイト・コールドウェル博士と共に事態収拾に当たることに。終盤で見せるデイビス&ジョージの人間と巨獣のタッグという熱い展開もある一方、ケイトはケイトでジョージに解毒剤を飲ませる際にとんでもない方法を思いついていました。もしかしたらデイビスの案を察したのかもしれませんが、にしたってあの方法は思いつかないわ・・・(汗。
 ところで、こういった感じの映画を見ていると、これまで連れ添った相手を戦場に送り出す際「死なないでね」の後にキスするのが定番だと思ってましたが、今回のデイビスとケイトにそれが無かったのは好印象でした。元より人間よりも動物に心を開いているデイビスでしたから、最後の最後にケイトや後述するラッセルを「仲間」「友達」と認めるのが良いんだろうなと。
 そういえば序盤に出てきた学生や研究者、もっと物語に関わってくるものだと思ってましたが、中盤以降出番無かったですね・・・


 主役のデイビスたちの活躍ももちろんなのですが、デイビスと初対面最悪だったOGA(別種政府機関)のラッセルも良い味を出していたなと。最初は嫌な人物かと思ったら、デイビスに命を助けられた際の「クズでも見捨てられない」「クズは協力し合え」という掛け合いから始まり、デイビスとケイトをサポートし、遂には「仲間」と呼ぶようになる。
 極めつけは事態解決に動くデイビスたちを信じようとせず、空爆を強行しようとする軍の大佐からの「ここから出て行け!」という命令に対し「やっと私が従える命令が出た」との切返しが最高でした。

 大迫力のバトルからの静かなラストシーン・・・からのあの展開にも驚かされたこの作品。とにかく巨獣たちの暴れっぷりが凄まじく、オチも良い感じの作品でした。
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「映画クレヨンしんちゃん ちょー嵐を呼ぶ金矛の勇者」を見て

2019-05-17 08:04:00 | 映画
「映画クレヨンしんちゃん ちょー嵐を呼ぶ金矛の勇者」を見ました。

 眠れぬ夜を過ごしていたしんのすけが玄関のドアを開けると、そこには見たことも無い不思議な夜が広がっていた。それはドン・クラーイ世界からの侵略の始まりだった。
 ドン・クラーイ世界の伝説にある「選ばれし者」であるしんのすけは、ドン・クラーイ世界をダークの魔の手から救うために行動するマタ・タミと協力し、ダークとその部下マックとプリリンと戦うこととなり・・・


 一応昔のテレビ放送でチラッと見たのですが、今回の一挙放送でシリーズの一作品としてみると「あんまり面白くないヘンダーランド」という感想が真っ先に出てきてしまいますね・・・(汗。

 マックと初めて出会った不思議な夜の雰囲気や、ダークとの戦いはそこそこ好きなのですが、それ以外は微妙かなーと。何というか、全体的にフワッとしていて、地に足がついていない印象を受けました。
 ドン・クラーイ世界の影響を人々が受け始めているシーンにしても、マタの歌にしても、突然出てくる地球温暖化の話とかも、全体的に「言わんとすることは分からんでもないけど、伝わり辛い」感じがします。
 誰と一緒に頑張るのも良いけど、いざ1人になった時に動けないようでは世界も救えない。だから自分の力で頑張ることも大切だけれども、かといって気張りすぎず「なんとなく頑張る」ぐらい気楽に構えていても良い・・・ということを言いたいんですかね?私の受け取り方にも問題があるのかもしれませんが、伝えたいことを伝え切れていない感じもします。

 本作のみの視聴でもそういった印象を受けることに加えて
 「ヒロインが夜しか動けない」⇒トッペマ
 「別世界からの侵略者」⇒マカオとジョマ
 「魔法(ア法やヘンジル空間)を使う」⇒スゲーナスゴイデスのトランプ
 「大人のお姉さんに騙されるしんのすけ」⇒チョキリーヌに騙されるしんのすけ
 「ラスボスとの追いかけっこ」⇒マカオとジョマと野原一家
 などの要素から、どうしてもヘンダーランドを思い出してしまいます。加えてあちらにはス・ノーマン・パーという、見た目ただの雪だるまなのに実際は怖いというギャップが凄まじいキャラクターがいます。ヘンダーランドと似通っている部分が多い一方で、ス・ノーマン・パーのようなインパクト絶大のキャラクターが欠けているなど、どうしてもキンポコに物足りなさを感じてしまう部分が多いです。

 
 そんな感じで、正直イマイチな金矛の勇者でした。ヘンダーランドを見ていないと多少は印象が変わりそうですが、どうなんだろう。
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「映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ歌うケツだけ爆弾!」を見て

2019-05-16 08:10:58 | 映画
「映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ歌うケツだけ爆弾!」を見ました。

 沖縄での家族旅行の最中、シロのお尻におしめのようにくっついてしまった奇妙な円盤。それは宇宙の彼方でケツだけ星人が小惑星を爆発させるために使おうとした爆弾の余りだった。
 国際宇宙監視センター、通称UNTIの時雨院らはいち早く爆弾の存在に気づき密かな回収を目論むも、爆弾を手に入れて全人類をひざまずかせようとする「ひなげし歌劇団」の面々に阻止されてしまう。

 春日部に戻った野原一家は待ち構えていた時雨院から事情を教えられ、シロから爆弾の取り外しが行われようとするが失敗。するとUNTIはシロを爆弾ごとロケットに乗せて、宇宙に送る計画に変更。そうと知ったしんのすけは、シロを守ろうと必死に逃げ回り・・・




 そんなわけで映画第15作は、シロがメインの映画となりました。今更なんですけど、シロって風間くんと同じ声優さんだったんですね(汗。
 タイトルに「歌う」とあるとおり、ちょいちょい歌が挟まるのですが、うーん微妙(汗。いや、そりゃもちろん戸田恵子さんの歌声はマジパネーイ!なんですけども、そう何回もいるかなぁ・・・とも。いや、圧巻なんですけどもね・・・

 シロの体に爆弾がくっついている、UNTIでも外せない、このままでは地球が爆発してしまうかもしれない・・・そうとは知りながらも、家族である野原シロを守るべく、必死に行動するしんのすけが印象的な映画でした。
 UNTIの時雨院が一家に事情を説明するシーンがあるのですが、この時しんのすけはいつも以上に話を遮っているように感じます。5歳児ながらに事態の深刻さを理解しつつも、一方でシロと一緒にいたいという気持ちが強く、話を聴きたくないが故にテレビに夢中になっているフリをする、なるべくいつも通り振舞おうとしているように感じました。

 風間くんたちの力も借りつつ、必死に逃げるしんのすけ。しかしヤキニクロードの時とは違い、自転車も無ければ天気も悪い。空腹の5歳児の足で逃げられる範囲には限界がある・・・それでも、限界までシロを守ろうと奮闘する様や、目覚めてすぐにシロを案じて動き始める姿はカッコよかったですね。
 そんなしんのすけを見て、止めようとしていたものの背中を押すことを決意したみさえ、このままでは家族がバラバラになると感じたひろし、そしてひまわりがシロの救出を決断するシーンもまた良かったです。

 
 それ以外は・・・何とも評価し辛いというか、つまらないわけじゃないけど、取り立てて面白いわけでもないというか・・・UNTIのキャップ、時雨院が発射中止を求められても決して応じない件はちょっと意外でした。てっきり「誰が発射中止と口にするか!」などと、うっかり「発射中止」を宣言してしまうのかなーと思っていたので。ただ、その時雨院にしても、どこか声を押さえつけている感があって、どこか会話のテンポ?に違和感を覚えてしまいました。

 お駒様率いるひなげし歌劇団も、野原一家とUNTIの対立や逃亡劇だけでは間が持たなさそうだから出てきた感も否めないですね・・・嫌いじゃないんですけども、別段いなくても話が成り立ちそうなのが何とも。


 しんのすけとシロ、互いへの思いやりや愛情、シロも含めた野原一家の絆を描いた点では悪くないと思うものの、全体的な面白さはイマイチな映画だったかなと。
 計画通りを重要視する時雨院の一方で、UNTI隊員がひなげし歌劇団を爆発から少しでも遠ざけようと忠告したり、野原一家を家に送り届けようとするなど、計画外と思しき行動を取っているのは良かったので、そこら辺もうちょっと注目しても良かったかもなーとか思いつつ、また次の映画を見るとします。
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