ピストンエンジンは永遠か!な?

バイクを中心に話題を紹介します

エタノール②

2007年02月18日 | 明日のバイクを考える

人気blogランキングへ  冷たい雨は東京マラソンの結果に影響があったのでしょうか?

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急遽、第3回「明日のバイクを考える会」を開催することになりました。第2回に都合のつかなかった方も是非ご参加ください。

1、日時    3月1日(木) 午後6時30分から

2、場所    池袋周辺 参加者には詳しくお知らせいたします。

3、お申し込みはコチラにお願いします。

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日本でのアルコール燃料と言えば”ガイ○ックス”がありました。”環境にやさしい”のと”安い”のが売りで、ひと頃は近所にも取り扱いスタンドが幾つもありましたが、いつの間にか無くなってしまいましたね。

税法上は50%以上の炭化水素が含まれていないとガソリンではないという理由で、60%のアルコールを含む代替燃料は、最終的には軽油取引税を納めるということになったようですが、当初は無税で販売されていたそうです。

裁判で決着がついたかは不明ですが、税体系に大きな影響を与えては政府も無視ができなくなったのでしょうね。

販売の実態は今となっては分かりませんが、バイクに入れての故障の発生は結構多くあったのも事実のようです。

グリコール系のブレーキフルードがペイントを侵すことは広く知られていますが、同様にこの場合のメタノールはアルコールの一種ですから、キャブレター内のゴム製部品を膨潤させる可能性が高いということです。

現実のガソリンのJIS規格には3%のアルコール系の添加は既に認められていて、特にハイオクガソリンにはMTBEも相当量含まれているのではないでしょうか。

このMTBEが実は曲者で、アメリカでのエタノール混入が既に行なわれている背景には、MTBEの禁止があるようです。

MTBEの脅威?

C先生:本日の話題は、このところ、日本でも報道されるようになった米国のMTBE汚染の話。このビデオを見てから話を聞こう。(TBSで先日深夜に放送されたCBS製のドキュメンタリー番組。日本で放送された際の題名は「化学物質MTBEの脅威」。)

A君:日本の番組だったらもっとセンセーショナルに扱うのでしょうが、割合と冷静な取り扱いですね。

C先生:しかし、キャスターがEPA長官に迫る画像がでてくるところなど、日本では考えられない。大臣がテレビ画面で、対策が不十分だったとは言わない。

B君:米国の場合、いつもそう思うが、かなり汚染の程度が進まないと問題にならないので、いったん起きてしまったら、その回復には相当な労力が掛かる。なんか抜け落ちている。

C先生:まず、ちゃんと説明から。

A君:はいはい。まず、汚染の実態は地下水汚染です。原因は馬鹿げているのですが、ガソリンスタンドの地下タンクには必ず漏れがある。そこで、MTBEを含んだガソリンが地下に浸透している。これまでガソリンで地下水が汚染されていなかったのは、ガソリンを分解する細菌がいて、かなり速やかにガソリンを分解してしまうから。MTBEは、細菌にとっても新規な化合物だから、これを分解するのが得意な細菌はまだ多くはない。そこで、分解されないものが、地下水に混じる。しかも、MTBEは酸素を含むので、水に対する親和性があって、水に溶け込みやすい。

B君:米国では、川の水を得ることが難しい地域があるから、そのような地域では、必ず地下水が飲料水源になっている。一方、町には、必ずガソリンスタンドもある。ということで、西部のある村では、飲料水中のMTBEがかなりの濃度になってしまって、飲料不適ということになった。そこで、飲料水はタンクローリーで運んで来ているが、当然、ガソリンスタンドは営業停止になっていて、そうなると、その村そのものもゴーストタウンになってしまった。

C先生:簡単に言えば、各所で村や町がMTBEのために潰れつつある。MTBEそのものの毒性は、あまりはっきりしないが、まあまあそんなに毒性は高くはないのだろう。IRISのデータでも、TDIに相当するデータは無いようだ。それでも飲料水には適さないレベルになったということは、相当量のMTBEが環境中に漏れてしまった、ということだろう。

A君:環境中での半減期が1.6~1.9年ということのようですね。それほど、長いというものでもないから、数年たてば普通に戻るでしょう。分解生成物も、まあ、余り問題がないように思うし。

B君:しかし、MTBE入りのガソリンをまだまだ使っているから、どんどん漏れている。だから、もっとひどいことになるよ。これは。大体、ガソリンタンクからガソリンが漏れているというのは、なんともならないのか。

C先生:この間、米国EPAにいったときの話だが、EPAでもLCA的検討を行ったらしいのだ。そのときの解析の前提にも、「ガソリンタンクはある程度の漏れがある」ことが入っているという。日本では考えにくい。しかし、日本でも危険性が全く無い訳ではない。地下タンクというものの持つ危険性はやはり頭の片隅に常に置いておくべきだろう。なんでもかんでも地上タンクにすれば良いというものでも無いが。

A君:日本の場合には、地震があるから、地下タンクの検査もきついと聞いたことがありますね。

B君:将来ともきちんと検査をして良く把握する必要があるな。これは。

C先生:結局のところ、MTBEに対する米国政府の対応は、今後3年間でMTBEを入れたガソリンを禁止すること。大気環境を改善するために、酸素分子を含んだ成分をガソリンに入れることは不可欠との見解は変わっていないようだ。そこで、MTBEの代わりに、エタノール(エチルアルコール)を入れるという案が出ているようだ。

A君:エタノールなら環境中での問題は少なそうですが、本当に良いのですか。

C先生:なんとも言えない。やはりトレードオフがある。まず、第一に、エタノールは水に近い化合物なので、ガソリンに混ぜて輸送するとき、パイプラインには入れられない。パイプが錆びる可能性があるかららしい。米国のガソリンスタンドは、パイプラインで供給が行われているところが多いので。日本はガソリンや灯油はタンクローリーによる配送だから、手間が掛かる。米国の場合には、「安いガソリンを供給すること」が大統領になる条件でもあるから、コストがまず第一。パイプラインが使えないと、エタノールを別途ガソリンスタンドに運んで、そこで混ぜるという方法が考えられているようだ。とすると、都市から遠い地方ではガソリンは高くなるだろう。

B君:現場で混ぜると、薄いのや濃いのができそうだな。米国のことだから。

A君:資源的にも問題が多々ありますね。エタノールなら、当然、トウモロコシかジャガイモとかが原料ですよね。

C先生:トウモロコシだろう。

B君:エタノールをガソリンに入れると、食糧危機が早く来るということを意味しそうだな。

C先生:一応それも問題にはなっているらしい。しかし、米国農業関係者の圧力が非常に強くて、某氏の予測でも、やはり最後には農業に押し切られる形で、エタノール入りのガソリンになるだろう、とのことだった。

A君:エタノールなら環境上は問題無いのですかね。

C先生:そうとも言えない。エタノールの環境中の分解速度は極めて早い。それ自身は問題ではないが、逆にガソリンの分解菌の活性が相対的に下がる可能性がある。美味しい食品が出てくると、それを先に食べる人が増えるのと同じ。いずれにしても漏れているのだから、ガソリンの分解速度が遅くなれば、その結果として、今度はガソリンが地下水に入る可能性がある。

B君:やっぱり、なんか変だよな。酸素を入れることを前提としているところと、さらに、タンクが漏れていることを前提としているところが。

C先生:酸素を入れないと、上手く燃えないから大気汚染が出るという前提は、今の日本のエンジン技術などを見ていると、おかしいようだな。

A君:もともとガソリンにMTBEを入れたのは、有害物質であるベンゼンを除外すると、オクタン価が下がるので、ハイオクタンガソリンができない。その対応だったのではないですか。日本でも、ベンゼンはもともとの5%以下から1%になった。

B君:ベンゼンがリスクがあるのは分かるが、やはり、トレードオフで、別のリスクが出てくる。エンジンのガソリンに対する要求性能を下げるのはどうだ。オクタン価85ぐらいで走る車以外は、許可しないのが最良だろう。

C先生:自動車関係者がイエスとは言わないのではないだろうか。まあ、いずれにしても、すべての事柄にはトレードオフがあるというが、このMTBE問題も、その典型だ。米国がエタノールになっても、日本は事情が全く違うので、余り問題にはならないかもしれない。とはいえ、いつまでもMTBEのままということだけでなくて、全方位的視点をもって十分注意をしておきたい。日本のマスコミがどのように取り扱うか、これが見物だな。トレードオフを十分表現できるだけの実力が無いからね。

B君:マスコミの実力というよりも、小難しい言葉がでると、すぐチャンネルを変えてしまう視聴者の責任なのではないか。

C先生:テレビの取材を受けると、本当にそういう感じがする。「先生、とにかく、カタカナ語は使わないでください」、だから。  

以上MTBEの脅威?から抜粋引用

日本での小型湯沸し器による事故が報道されていますが、不完全燃焼防止装置が装着された機器は定期点検が除外されていて、防止装置が働いているときに点火を繰り返し行なうと、センサーにススが付着して防止装置が働くなっている可能性も指摘されています。

こうして考えると、政府や公的機関が決定したことも、必ずしもあらゆる状況を想定しているわけではないことが分かります。

話をもどしますと、あまり知られていないことですが、日本でのE10導入のスケジュールは決まっています。

自動車ファンと 今後の環境対策ガソリンについて ~わたしたちはE10で走りつづけることができるのか~←詳しくはコチラをクリック

こうしたことを考えるとエコとエゴの板ばさみになってしまいますが、古いバイクのことを政府が考慮しているとはとても思えません。

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第3回「明日のバイクを考える会」

2007年02月17日 | 明日のバイクを考える

人気blogランキングへ   これから明日の朝まで雨のようです。                 

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昨晩は第2回「明日のバイクを考える会」が無事?終了いたしました。

お忙しい中、参加された方は激論で大変お疲れ様でした。

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地球温暖化を解決する4つの方法、ノーベル賞受賞者が考えた奇策とは?

奇策も実現は難しいようです。詳しくはコチラ

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米ロサンジェルス州のベンチャーワン(VentureOne)は、3輪型のハイブリッドバイクを発表した。2人乗りで停止状態から時速60マイル(時速96キロ)までの加速が6秒という本格的なスポーツ性能を持つそうです。

電気モータかハイブリッドエンジンのどちらかのタイプを選ぶことが可能です。

販売価格は18000ドル(約216万円)からの予定だそうです。

よくみるとBMWグループとありますね。本格的なエココミューターの登場でしょうか。

詳しくはコチラ

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急遽、第3回「明日のバイクを考える会」を開催することになりました。第2回に都合のつかなかった方も是非ご参加ください。

1、日時    3月1日(木) 午後6時30分から

2、場所    池袋周辺 参加者には詳しくお知らせいたします。

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アメリカンモーターサイクル1898-1981

2007年02月16日 | 書籍

人気blogランキングへ   今日は風もあまり強くなく、寒くはありません。                 

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第2回「明日のバイクを考える会」を開催いたします。

1、日時    本日 午後6時から

2、場所    池袋周辺 参加者には詳しくお知らせいたします。

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日本のモーターサイクル史の次は The  History  of  American  Motorcyclesです。

これは度々コメントを寄せていただいている、アメリカ在住のus051200Rさんから寄贈いだだいたものです。

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いただいたものの値段をとやかく言うのは失礼ですが、現地価格はこの通りですから、機会があれば購入されることをお勧めします。

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内容を少し紹介すると、1920年のインディアン スカウトもあります。

フロントフォークの形状も、映画で見たとおりですね。

フレーム後部の形状も、このあたりから今でもよくみる”リジッドフレーム”に近づいています。これ以前は自転車そのままという感じですから。

古いバイクの歴史をみると、バイク文化に触れた気がいたします。

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日本モーターサイクル史

2007年02月15日 | 書籍

人気blogランキングへ   今日は冬型気圧配置で風はありますが、寒くはありません。                 

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第2回「明日のバイクを考える会」を開催いたします。

1、日時    2月16日(金) 午後6時から、いよいよ明日になりました。

2、場所    池袋周辺 参加者には詳しくお知らせいたします。

3、お申し込みはコチラにお願いします。

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これは(株)八重洲出版が、ここのところ10年毎に発刊している永久保存版MOOKの広告企画書です。

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国内で最も歴史のあると思われる同社ならではの、1945年からの歴史が綴られた価値ある書物だと思います。

発刊は6月30日予定だそうですから、購入を予定されたらいかがでしょうか。

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ワタシの手元には第2弾しかありませんから、今回を楽しみにしています。

なにしろ次の10年先は、どうなっているか全く分かりませんからね。

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東京駅から・・・

2007年02月14日 | 日記

人気blogランキングへ   今日はドンヨリ曇り空。                 

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第2回「明日のバイクを考える会」を開催いたします。

1、日時    2月16日(金) 午後6時から

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東京駅の丸の内中央改札口を出てすぐに、駅長室の入り口がありました。

今日は東京も雨だそうですが、昨日はコートを脱いでも歩くと汗ばむようでした。

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鉄道の父といわれている、井上勝氏の銅像が立派です。

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あまりにも天気が良いので、集合場所は日比谷公園内と少し遠いのですが、時間もあるので歩いていくことにしました。

途中、皇居外苑には江戸城跡の説明がありました。

普段は時間を持て余すことなどありませんから、ゆっくり歩いていくと色々なものが目に入ります。

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これは楠正成公の勇姿です。

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皇居外苑から内掘通りを経て日比谷公園に入ると目に付いたのは、開園当初に設置されたアーク灯です。ひとつだけ記念に残されています。

内掘通りを歩いて気付いたのは、クルマの排気ガスの匂いがないということで、気付いたキッカケは、たまたま1台のバイクが通りかかり、それが妙に排ガス臭を強く感じたと言うことです。

これは林道ツーリングなどで、ハイキングを楽しんでいるところに、排ガスの匂いをかがせてしまった後ろめたさと同列なのかもしれません。

内掘通りには、来る18日の東京マラソンの規制情報が提示してありましたが、厳密な大気汚染状況はともかく、都内でマラソン競技が行なえる環境になったことは素晴らしいことです。先導車には電気自動車が使われるのか気になります。

たまにゆっくり歩くと、今まで見えなかったことも不思議なほどに見えますね。

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これは自由の鐘だそうです。

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説明を読むと感慨深いものがあります。設置はワタシの生まれ年で・・・。

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目的地は、ココから入って一番奥の合同庁舎にある国土交通省です。

目的の内容はまだ明らかにできません。

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タイヤ交換!?

2007年02月12日 | タイヤ、ホイール、ハブ

人気blogランキングへ  今日もまるで春ですね。例年は冷たい赤城おろしが毎日のように吹いているのですが。              

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外したホイールに何をしているかというと・・・・。

左の白い物体は小型のジェットヒーターです。

以前紹介したDRモタード仕様のタイヤは、10年以上も放置されていたためカチカチに硬くなっていて、タイヤチェンジャーの固定爪も掛かりませんので、加熱してみました。

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結果は正解で、20年以上も使っている老体のタイヤチェンジャーでも、この通りです。

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ホトンドのチェーン駆動の車両でみられるハブダンパーです。緑矢印がダンパーラバーですね。

赤矢印はスペーサーで、これを失くしたり入れ忘れると、ハブダンパーの機能は失われてしまいます。

ダンパーラバーがヘタると、アクセルON-OFFでもショックが過大になることがあります。

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ニュータイヤは新オーナーご希望のダンロップTT900GPです。新しいタイヤは気持ち良いですね。

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エタノール

2007年02月11日 | 明日のバイクを考える

人気blogランキングへ   今日は冬型の気圧配置ですね。                  

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インディカー燃料に酒税?

この事柄についてはニュースで知っている方も多かろうと思います。

オーバルコースではセイフティゾーンがありませんから、事故がある前提?では水で消火できるアルコール系燃料は、炎が見えないリスクがあるにも関わらず、意外と広範囲にモータースポーツで使われているようです。

燃料はシリーズ発足からメタノールを使用してきましたが、2007年からエタノール100%の燃料に切り替えられることが既に決定済みだそうで、その準備段階として、2006年シーズンはメタノール90%・エタノール10%の混合燃料を使用することが義務付けられているそうです。

ところが、日本ではエタノールが90%以上含まれていると酒税が掛かるので、2000万円の思わぬ出費に関して、インディインジャパンの主催者は頭が痛いところなのでしょう。

メタノールとエタノール

メタノールとエタノールはヤヤッコシイのですが、インディカーレースにおいて、メタノールからエタノールに切り替えられたのには、バイオマスエタノールの実用化によるところもあると思います。

メタノールは天然ガスを原料にも製造され、燃料(自動車以外に)や有機溶媒、最近では燃料電池にも使われるようですが、毒性が強いと認識されているにも関わらず、飲料用に混入されることは今でもあるようです。怖いですね。ちなみにメタノールは飲用に適さないため酒税は適用されません。

エタノールはその点では良い事尽くめのような気がしますね。ブラジルは地勢的もエタノールの製造には有利で、1980年代には純粋エタノール車が90%を占めていたこともあり、現在でも100億リットルのガソリンに置き換えられているようです。

ブラジルでの社会実験

環境への効果


1980年代自動車燃料へのエタノール使用が広く普及し、大都市の大気汚染は緩和された。しかし、1990年代では部分的にガソリン使用に戻ったことにより、悪化した。

エタノール政策は、自身が環境問題と社会問題を引き起こした。サトウキビ畑は、伝統的に収穫前に、葉を取り除き蛇を殺する目的で焼畑される。それゆえ、国内でサトウキビが作付けされている地域では、焼畑の煙により収穫期には空が灰色になる。

煙は広範囲に運ばれ、近くの町に到達するので、重篤な呼吸器障害問題がもちあがっている。このように大都市から取り除いた大気汚染は単に田舎に移され(そして増やされた)だけである。この状況は公的機関と保健局からの圧力により、近ごろ減ってきた。しかし、有力なサトウキビ栽培者のロビイストは、焼畑の全面禁止を阻止した。

社会的意味合い


エタノール政策は小さい農場を見渡す限りのサトウキビ単作地帯の海へと広範囲に置換した。これは生物多様性と(森林伐採からだけでなく、隣接する焼畑による森林火災によって)原始林の減少をもたらした。収益の上がるサトウキビへの作物の転換は過去10年間にわたって食品価格の非常な高騰も、もたらした。

サトウキビが収穫期のみ人手を必要とするので、この変化は、年間の1ないしは2ヶ月間だけサトウキビ収穫(日当約3~5 US$)に頼る、貧困な移動季節労働者の巨大な人口層を作り出した。この巨大な社会問題は、地方での政治の騒乱と暴力の原因となり、それは頻発する農場侵略、故意の破壊、武装集団および暗殺といった今日の苦悩を引き起こした。

バガス由来の電力
生の植物換算で、ショ糖が占める熱量は30%を下回る。熱量の35%は茎チップ中に残存し、収穫の際に耕地に放置される、そして、熱量の35%が圧縮残渣の繊維質(bagasse)に存在する。

バガスの一部は、蒸留の熱と機械を操業する為の電力を供給する為に、圧搾所で燃焼している。 このことにより、エタノールプラントはエネルギー的に自己充足しており、余剰は公共電力として販売している。現在の生産では600 MWが自家用に消費され、100 MWが販売されている。この二次生産は、10年契約により、公共価格(約30-40 US$/MWh)で一般社会は供給されると考えられている。 主にダムの水力発電で作られ、エネルギーは乾季に不足するので、これは公共電力として重要である。バガスが発電する潜在的な電力は、技術に依存するので、1,000から9,000 MWの幅を持つと見積もられている。 高めの見積もりでは、現在の低圧のボイラーとタービン、バイオマスによるガス化で高圧のものに置き換え、現在は捨て置かれている収穫残渣も利用することを想定している。比較するために示すと、ブラジルのAngra I 原子力発電所は600 MWを発電する(そして、それはしばしば停止する)。

ほどなく、1トンのサトウキビ残渣から約80kWhの電力を抽出する経済性を確立すると考えられている。そのうち50 kWhがプラントの自給に使用される。従って、年当りの100万トンのサトウキビを加工している中規模の蒸留所は、約5MWの余剰電力を販売するかもしれない。 現在、砂糖とエタノール販売で1800万 US$、余剰電力販売で100万 US$を稼ぎだす。先進のボイラーとタービン技術を用いると、電力収量はサトウキビのトンあたり180 kWhに増大させることができるものの、現在の(公定)電力価格ではこの投資を回収できない(ある報告書によると、電力価格が70 US$/MWhであれば世界銀行がバガス発電へ投資するであろうとされている)。

石炭や石油といった他の燃料に比べても、バガスの燃焼は環境に対してやさしい。バガスは2.5%の灰を含むだけであり(比べて、石炭は30~50%である), 硫黄分を含まない。比較的低温で燃焼するので、窒素酸化物の発生が少ない。その上、レモン果汁の濃縮、植物油、陶業、タイヤのリサイクルなど種々の産業にバガスは(重油と置き換える)燃料としても販売される。サンパウロ州では200万トンのバガスが使用され、3500万US$の燃料油の輸入を節約した。

以上はアルコール燃料(ウイキペディア)

より抜粋引用

というように、まだまだ解決すべき問題は山積されていますが、カスまで燃料に使えるとは将来に明るい見通しが期待できます。

もっとも、熱帯地方だから効率の良いサトウキビが利用できるのであって、日照時間の短い緯度の高い地方では、とうもろこしに依存したとすると、ドイツを例にすれば、前耕地面積で耕作しても足りないとかの試算もあるようです。

それでは、次回は日本におけるエタノール事情を考えて見ましょう。

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ネジの緩みにご用心

2007年02月10日 | ネジ

人気blogランキングへ   良いお湿りです。                  

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車両は2006年モデルのハーレーダビッドソンFXDです。

矢印は本国仕様では本来付くはず?のO2センサーの代わりの”フタ”です。

これはネジになっていますから、緩むときは緩みます。

脱落してしまい、困ったことがある方も居るかも知れませんね。

写真は前シリンダーのエキゾーストパイプです。オイルフィルターのすぐ上にありますから、たまに増し締めすることをお勧めします。

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写真は後ろシリンダーの”フタ”です。

ハーレーダビッドソンのリコール情報の詳細はメーカーのHPでは分かりませんが、国土交通省のリコール情報検索で見ることができます。

この”フタ”の件はリコールになっていないようですが、何らかの対策が必要ではないかと思いますね。外れて失くしてしまうと、轟音で走るわけにはいきませんから。

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肉の日!?

2007年02月09日 | グルメ?

人気blogランキングへ   2月だというのに暖かいですね。                  

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何かバイグブログではない雰囲気ですが、今日は29の日だそうです。昨日は勇み足でした。

若い頃は、深谷市というと「ねぎで有名なところね」と言われるのがイヤな時もありましたが、今は「深谷ネギは美味いですよ!」と言えるようになりましたね。

これは太いのが5本で140円!今年は特に安いようです。

八百屋で売っているのと違い、土付きの皮を剥いていないネギは日持ちがするそうです。

2cmくらいにブツギリにしたネギと一口サイズの鶏肉と一緒に炒めて、醤油をかけただけでも美味しく食べられます。

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これは観光協会のマップです。合併してから10ヶ月も経っているのに、旧深谷市のマップとは、事務局長は全国から募集したほうが良いでしょうか?

矢印がネギを売っていた直売所で、印が弊社の所在地です。

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肉の日というわけでサービス?

深谷牛を毎日食べているのではなく、自称グルメの友人に深谷牛を教えてあげたら、差し入れにいただきました。

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深谷牛

2007年02月08日 | グルメ?

人気blogランキングへ   今日はまた春のようでした。                  

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わが郷土深谷市は、隣の岡部町と合併したこともあって日本有数の野菜産地ですが、最近はこの深谷牛が有名になりつつあります。

生産者のお一人が、ワタシの家内と中学校の同級生と言う縁で、食する機会に恵まれましたが、まあ普段はオージービーフというワタシの舌では、驚愕するしかないほどの美味さでした。

写真はすき焼き用ですが、焼肉用はとっくに食べてしまいました。焼肉はワタシはたれをつけて食べることが多いのですけれど、深谷牛は塩だけで充分です。

すき焼きは関東風と関西風があるのが知られていますが、関東風は野菜も肉も割り下で一緒に煮てしまいます。関西風は焼いた肉に砂糖をまぶして醤油をかけるそうですが、ワタシの最近の食べ方は、肉と長ネギ(深谷ねぎは美味いです!)を焼いて、割り下を振り掛けて食べます。純関東風の10倍は美味しく食べられます。

深谷ねぎの美味さは柔らかさにあり、半なまで食べられますから香りも楽しめるのです。

宣伝するわけではありませんが、機会がありましたら是非お試しを!

ココで入手できるようです。

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