ピストンエンジンは永遠か!な?

バイクを中心に話題を紹介します

BMW

2006年08月13日 | 日記

人気blogランキングへ  昨日は落雷の被害などはなかったでしょうか?

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暫らくぶりにBMWの最新型に試乗する機会がありましたので・・・・。

横からの写真は数多いですが、真横と正面から見た姿の違いは大きい。

最新型といってもリリースされたのはチョット前(詳しくはコチラ)、これは勿論ボクサーエンジンですが、横置きの4気筒存在を知ったのもモーターショーでしたから、まあアマリ興味がなかったのも事実です。

徐々に取り入れた新機軸がシナジー効果になった最新型の実力は、最高に近いのではないでしょうか。テレレバーサスペンションとインテグラルABSサーボブレーキの組み合わせは、よく言われているように最高の安心感を得ることができ、素晴らしいフィーリングだけでなく指1本でも巨体を瞬く間に(後から引っ張られるように)スピードダウンさせてくれます。ブレーキ性能だけで評価すればハーレーの10倍は優れていると思いますね。

ブレーキの制動力だけを増すのは簡単ですが、重い車体でそうするとノーズダイブが過大になり、通常のテレスコピックフォークではスプリングを固くする事しか対処の方法がありません。日本車でもブレーキ性能が上がり始めた時には散々アンチノーズダイブを試みた歴史がありましたね。

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今ではお約束の異型ヘッドライトと油冷のためのオイルクーラーのコンビネーションは違和感がありません。

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フレームには中々の機能美があります。

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シート裏の赤矢印が示すバーは2段階の高さを選択でき、フレーム側の緑矢印のキャッチに嵌ります。

ワタシは身長176cmですが、日本人の平均的体形のため、足付性は・・・・最悪です。

GSシリーズが頑固に高いシート高を採用しているのは、一つには長時間乗り続けたときに膝の負担が軽いということで、信号が異常に多い日本での使い方がマイナーなのでしょう。しかし、総合性能がこれほど良いGSの唯一のネックですね。「やーさん」!是非ローシートを開発してください。

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リアブレーキペダルはワンタッチで高さを変えられます。

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プラグコードは他に見当たらないので、これはコイルとプラグキャップが一体のダイレクトイグニッションだと思われます。

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チョット変ったデザインのマフラーですが、伝統のBMWサウンドとも言うべきか、充分に押さえられた低音を発します。

動力性能は圧縮比12というエンジンの割りにゴツゴツしたところがなく、ほとんどあらゆる回転数域で、アクセルを開けただけのパワーを得ることができ、昔は個性とも悪癖とも言われたトルクリアクションは、タブン逆回転のバランスシャフトで相殺され、気になりません。

ハーレーとBMWはともに日本車の攻勢に存続の危機があったモーターサイクルですが、原点の伝統と個性を保って見事に蘇ったと思います。商業的には今の所ハーレーに軍配が上がりますが、メカニズムは高度にまとめ上げたBMWはライバルに較べてオプションパーツが極端に少なく、また必要性がないのは、完成度が非常に高いと言わざるを得ません。メーカーとしてバランスを崩されたくないのでしょうね。

ワタシはBMWのセールストークをする立場ではありませんが、純粋に試乗をお勧めしたいと・・・・。.

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トランスフルードにご用心

2006年08月12日 | トランスミッション

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2001年モデルのスポーツスター1200です。

3速ギアで走行中に異音が出て、気をつけていたけれど4速が全く使えなくなったという状況です。

早速分解してみると、手に乗っている破片が出てきました。

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大きい破片はドッグクラッチの欠け落ちた歯です。右端はギアの歯のようですね。

ビニール袋に入っている矢印で示しているのは、前回にトランスフルード交換したときに出てきた屑を保管!しておいたものです。

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ドッグクラッチの一番大きい破片を良く見てみると、矢印で示すベース部分の厚さが薄い!設計上の強度不足?

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前回(2ヶ月前)のフルード交換の際のドレンに付着した金属屑です。これだけのモノは気になって写真を撮っておいたのですね。

振り返って考えてみると、この車両のオーナーには相当強く注意を促していました。

通常ドレンの磁石に付着するのはオイルと混ざってコンパウンド状になったものか、破片といってもかなり細かいものに過ぎません。写真のような破片を発見したなら即座に分解点検することをお勧めします。

続きます。

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デュアルディスクハブ③

2006年08月11日 | タイヤ、ホイール、ハブ

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クラゲが?

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アクロンというスペインでは有名なリムのメーカーがありましたが・・・・。

アルミリムも詳細に拘ると中々希望のモノが手に入らないことがあります。

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リムを組み立てる前に、穴の向きを確認しておきます。

タイヤが付いている純正リムと、今回のアルミリムは若干違っています。

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やはり、純正のスポークと長さを較べて確認しておきます。今回使うのはブキャナンのステンレススポークですね。

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クラゲ状態からスポークを組み立てる向きに揃えておきます。こうしてから組み立てるとリムに無用なキズを付けずに済みます。

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リム穴とハブ穴の相関関係が理解できると、ほとんどの組み合わせでも可能です。

ブキャナンではハブ径とリム径でスポークの長さを割り出して、オーダーメイドも可能です。

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特製リム調整台にて、スポークの張り調整を行います。ラジアル方向と横振れをそれぞれ0.1mmの幅に納めるよう努力して・・・。完了ですね。

スポークホイールの組み立て調整はバイク屋の必須項目です。特にハーレーではスポークホイール装着車が多いので、やった事がない方はチャレンジしてみてください。

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フォード マスタング

2006年08月10日 | 日記

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ワタシが買ったわけではありません。スティード400→スポーツスター→FXSTSB(バッドボーイ、現在も所有)という遍歴の長いお付き合いのK君が、美人の奥さんと一緒に久しぶりに遊びに来てくれました。

正規輸入が待ちきれずに1年前に買ったという写真のマスタングは、エアロパーツが嫌いなのでⅤ6のモデルにしたそうです。

デカいアメ車は実にカッコいいですね。

B級映画の傑作といわれるバニシング・ポイントで好きになったダッジチャレンジャーやシボレーカマロも、リメイク版が続々発売され、マッスルカーブームが来るのだろうか?


フォワードコントロール③

2006年08月09日 | フットコントロール

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3月29日の記事で製作途中を紹介いたしましたが、部品のパウダーコートはフレームと一緒に外注したため、今頃になってやっと完成という段階です。いつもパウダーコートを依頼するカトーさんは、細かい部品も丁寧に作業していただくので安心して頼めます。

詳細は以前の記事に書いてありますが、アルミ地とのコントラストは結構良い感じに出来上がりました。

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ステップ位置を手前に持ってきたので、小さくまとまりすぎたかな?と思っていましたけれど、コチラもマアマア良い感じに・・・・。

こういった市販されていないものをワンオフで作ると、構想時間も含めると相当なジョブタイムを費やしていますが、満足できるものができあがると苦労も忘れてしまいますね。

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デュアルディスクハブ②

2006年08月08日 | タイヤ、ホイール、ハブ

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祝ホンダF1優勝 昨日はバタバタの更新でしたので、スッカリこの話題を書くのを忘れていました。サスガにF1マシンと君が代の取り合せは慣れていないので感慨深いものがあります。ここのところの予選順位の復調振りには注目していましたが、アロンソの過剰の執念?でシューマッハも振り回されて、ライコネンも自滅、更に天候が味方した結果とは言え、棚から落ちたボタモチは受け取るポジションに居なければ話になりません。

前回の勝利は1967年ですから、’69年のCB750の発売以前と考えると随分昔のことでした。勿論○○○・ホンダの黄金期は何回もありましたが・・・。

ワイドハブとナローハブ

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ナローハブはその名の通り幅が狭く、スポーツスター系やダイナ系のワイドグライドを除くモデルに使われています。

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ブレーキデイスクが大径化(10インチ→11.5インチ)されてから暫らくはデュアルデイスクモデルは存在しなく、ハブには片面にしかネジ穴もありませんが、追加工すればコチラにも取り付け可能です。ワタシも何回かこのモデファイは行ったことがあります。

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ナローハブのスポークの組み方は独特で、他のバイクでは同様のものは見たことがありません。多分ブレーキキャリパーをクリアするための苦肉の策かな?

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ハブ穴に掛かる部分の長さが違い、呼び名は長いほうがロングで短い方がショートなのは当然ですが、全長のことではないので御注意を。

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ワイドハブではスポークは40本全部同じものを使います。

続きます。

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デュアルディスクハブ

2006年08月07日 | タイヤ、ホイール、ハブ

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以前紹介したデュアルディスクのフロントフォークに装着するホイールアッセンブリーが出来上がったので、まだ仮り組みですが紹介しましょう。

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このフォークセットには鉄ハブならそのまま使えるのですが、アルミリムに鉄ハブでは?なので、アルミハブをなんとかしたいと思ったのですが・・・・。

アルミのワイドハブは社外品にも中々ありません。

写真はブレーキディスクの取り付けフランジの幅を計っています。

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中古のアルミリアハブがあったので、やはり取り付けフランジの幅を計ってみると・・・。

鉄ハブが156.2mmでアルミハブが161.6mmと5.4mm違います。

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確認のためにフォークにアクスルシャフトを差し込んでから、ブレーキパッドの間の寸法を計ってみると約156mmですから、鉄ハブならそのまま使えるということです。

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アルミワイドハブは左側にプーリーが付く都合で、左右オフセット量が違いますね。違いは5mmですから、ここを調整すれば鉄ハブと同じ幅にできます。

続きます。

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クランク室圧力

2006年08月06日 | エンジン

人気blogランキングへ  これだけ暑いと、涼しかった7月のほうが良かったと思います。

クランク室の容積変化

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4気筒とハーレーなどのツインエンジンとの大きな違いは、ブローバイガスの圧力の影響のほかにピストンの上下によるクランク室の圧力の変化にもあります。

ハーレーのⅤツインは単気筒とほぼ同じと考えても良く、ピストンの上下運動により行程容積よりチョット少ないだけ変化します。

一般の4気筒エンジンでは、コレに較べて容積の変化はほぼ無いと考えて良いのではないでしょうか。

ハーレーのエンジンで細かいことを言うと、パンやエボではロッカーカバーもオイル戻り通路が繋がってたり、ショベルはピストン下降時にオイル戻り通路を塞いだりと、クランク室容量は違いますが、巨大なフライホイールが存在していますので意外と空間が少ないですから、容積比としてみると2~3(いやもっと少ないかな?)でしょうか?

6月29日の記事に於いて”ポンピングロス”に触れていますが、ポンピングロスの定義についての議論も時たまあり、クランク室内の圧力変化もポンピングロスの一つと考える方もいらっしゃるようです。

ところが自動車工学的には、このように圧力変化が大きいエンジンは非常にマイナーな存在で、今までに充分な検証は行われなかったとワタシは思います。

ハーレーにおいてはこの圧力変化を見過ごしているわけでなく、対処方法は試行錯誤が行われ、前述のオイル戻り通路の取り扱いやブリーザーバルブの設置はその例ではないでしょうか?

ハーレーのブリーザー

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去年の11月3日の記事でビッグツインのブリーザーバルブを解説していますが、エボエンジンの”ヘッドブリーザー”以前ではクランク回転と同調したブリーザーバルブがピストン下降時だけ開放して、クランク室圧力を抜く構造になっています。

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”ヘッドブリーザー”になってからは一目瞭然であり、正圧でないとアンブレラバルブは開放せず、ピストン上昇時にはバルブは閉じています。つまり、ハーレーではかなり前からクランク室圧力のコントロールが行われ、吐くだけで吸うことはないということです。

ブリーザーを大気開放させて手に圧力を感じてみると、アイドリング付近ではかなり強い圧力を脈動として感じますが、回転を上げると脈動感が薄れるとともに圧力も低くなります。

これはどういう事かというと、ブリーザー出口の圧力変化がクランク室内の圧力変化に追いつかないとみるべきでしょう。

もう一つ考えられるのは、「吐くだけで吸わない」からクランク室内の気圧が下がり、”ポンピングロス”を減少させているということです。

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写真は”クランク室内圧力コントロール”の効果を謳い市販されているものです。

ハーレー用もあり、効果を確認されている方も多いようなのですが、前述のようにハーレーは元々「吐くだけで吸わない」構造であるため、ワタシには・・・・・?

吐くだけでなく吸わせると?

エンジンの大きさの割りに如何にも小さすぎるブリーザー機構を大きくして、吐くだけでなく吸わせた方がクランク室の圧力変化が小さくロスが少ないのでは?という疑問もあろうかと思います。

クランク室の容積変化は燃焼室のそれよりは小さいのですが、2気筒分が同時に変化しますので、もし吸わせて吐かせるとなると出入り口の口径はインテイクポートと同等以上のモノが必要になるかと思います。

クランクケース内はブローバイガスばかりでなく潤滑のオイルがミスト状になるので、上記の大きさの出入り口ではコレを分離するのに巨大な分離槽が必要になりますね。

「吐くだけで吸わせない」方法では出る量はブローバイガスだけですから、ブリーザー機構がコンパクトになり合理的ではないでしょうか。

大気開放させるとオイルが汚れる?

ブローバイガスはシリンダーとピストン(リング)の隙間からクランク室内に流入する未燃焼と燃焼済みガスです。特に空冷エンジンでは水冷に較べて温度のコントロールが困難であるため、ピストンクリアランスが大きく設定されるので、ブローバイガスは多いと言わざるを得ません。

リーンバーン(希薄燃焼)で排ガス規制をクリアしているモデルでは、燃焼温度が高く窒素酸化物(NOx)の生成も多いと考えられます。ハーレーのマフラー内の触媒は,資料によると3元触媒ではなく酸化触媒なので、マフラーの抜けを悪くして燃焼済みガスを燃焼室に残しEGR効果をだしている可能性がありますから、抜けの良いマフラーではNOxの生成は更に多くなるとも考えられます。

ブローバイガス中のNOxにはNOも含まれ、水に溶け込めば硝酸(HNO)の生成も考えられ、この量が多ければオイルの劣化を著しく早めます。

確かにブローバイガスに含まれるオイル分がエアクリーナーを汚してしまうのは悩ませられる事柄ですけれど、光化学スモッグの原因になるNOxを含むブローバイガスは大気開放させる事が禁止されています。そして大気開放より効率的にクランク室より排出できる、本来のエアクリーナーから吸気させるのはエンジンにとっても良い事なんですね。

人気blogランキングへ  ケイタイに対応していない当ブログは土日にポイントが下がる傾向ですので、お盆休みが心配です。

*追記

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”クランク室内コントロール”バルブについて、ワタシが少々考え足らずでありましたので補足させていただきます。

”クランク室内コントロール”バルブではピストンの上下によるクランク回転での圧力変化を利用して、クランク室圧をコントロールするものです。バルブは当然ですが設定された圧力以下では密閉する機能があります。しかしアンブレラバルブにも密閉する機能がありますけれど、青矢印のオイルポートが存在しますので、このシステムと”クランク室内コントロール”バルブでは似たように見えるが機能は違うと言わなくてはなりませんでした。

ここで読者の方に誤解を招き、関係各社様にご迷惑をお掛けした事を深くお詫びして、ご容赦をお願い申し上げます。


アンブレラバルブ

2006年08月05日 | エンジン

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2002年モデルの1200sですが、良く起きるロッカーカバーのオイルリーク修理のために、トップカバーを外したら何か変?

写真は前シリンダーですけれど、アンブレラバルブの位置が・・・・。

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最新のアンブレラバルブは材質が変ったようで、緑色になっています。もちろん本来の位置はコチラです。

この車両は新車からずっとメンテナンスしているわけでないので、何時からアンブレラバルブが違う位置になってしまったかは不明です。

前後のロッカーカバーは共通であるので、前回の修理時に取り違えた可能性が大きいと考えるべきでしょうか?

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パーツカタログによる確認では、スポーツスターは’89年から、ビッグツインは’93年からこの”ヘッドブリーザー”方式になり、当初はキャブレターのカスタマイズには悩まされた方も多かったと思われます。

ブローバイガスとピストンの下降によるクランクケース内が上昇した圧力は、シリンダー内のオイル戻り通路とプッシュロッドカバー内を通過して、このアンブレラバルブまで到達し、赤矢印のようにバルブを押し上げてから緑矢印の通路から出て行きます。

青矢印はこの小部屋に溜まったオイルを戻す通路でしょうね。

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更にシリンダーヘッド内の通路を通り、エアクリーナーに導入されます。

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これは右側ロッカーカバーガスケットですが、上が”ヘッドブリーザー”以降のもので矢印はボルト穴ではなく通路のための穴です。下が”ヘッドブリーザー”以前のガスケットでボルト穴しか開いていません。

*”ヘッドブリーザー”の車両に穴なしガスケットを使うと?

ワタシは実は”実験”をしてしまった!ことがあります。圧力の逃げ場がなくなり見事にガスケットが抜けました。

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これはジッパーズ117マグナム エンジンです。矢印がブリーザー出口で、’88以前のモデルはこれと同じでした。この中にやはりアンブレラバルブが装着されています。

「排気量の割りにブリーザー出口が小さいのでは?」という疑問をお持ちの方もいらっしゃるでしょうから、この辺りを続いて考察してみます。

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今日は暑い!

2006年08月04日 | 日記

人気blogランキングへ  昨日は気持ち良いと言いましたが、今日はトンデモナイ暑さ!

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工場内の気温と湿度と気圧です。不快指数を計算してみると86で「暑くてたまらない」です。

30分もこの中で仕事をすると汗びっしょりになりますね。このような環境では、エンジンを組み立てようとすると、汗が滴り落ちて部品が錆びてしまいますから、ヤッテはいけません。

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