ピストンエンジンは永遠か!な?

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売るものがナイ!?

2007年08月17日 | 話題

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バイク屋が悲鳴「売るものがない!」

ソースはこちら(ttp://www.ohmynews.co.jp/news/20070815/14093)

記事中にも書かれていますが、現行排ガス規制は8月末をもって終わり、新規制が9月1日から発効するからです。

詳しく説明すると、継続生産車は8月31日まで現行規制の仕様で生産することができ、登録することもできるからです。どうやらホンダは6月中までの注文は生産するようで、他のメーカーも同様だと思います。

以前からワタシもこのブログに書いていますが、新規制はコールドスタートが盛り込まれてとても厳しく、特に空冷エンジンではクリアできない車種が多いかもしれません。

なぜコールドスタートは難しいかと言うと、始動時の濃いガスを最小限にしても、走行パターンでは薄い燃料で走りますから、エンジンの温度は上がります。水冷では冷却をコントロールできますけれど、空冷ではソレが難しく、始動時では早く温度を上げたいのに走行時では温度を下げたい、相反する要求は中々実現できないわけです。

特に上限が決まっている250ccクラスでは規制をクリアできても、走行性能は満足できるレベルに達しないかもしれません。

需要があれば供給は必ずあるといいますが、どうも最近は単純には済まないようです。

松下電池の電話用バッテリーの不具合で4600万個!を無償交換するようですが、ビジネスの勝ち組は莫大な量の販売を得るかもしれませんが、一度不具合が生じると得た利益の数倍の莫大な損害(メーカーにとって)を被ってしまう。場合によっては存続にも関わるかもしれませんね。

一説によると灯油ストーブなどの製造に大手電器メーカーが撤退したのは、事故の危険性を重く見たからとか。15年以上前に製造したガスストーブの回収費用はナン百億円?

ココで誤解して欲しくないのは、事故による痛ましい被害者がいることで、決してメーカーの肩を持つ意見ではありません。

日本メーカーの製品管理がいかに優れていたとしても不良品の率は僅かながら有るのでしょうから、それは製品保証でカバーすれば良いような気がしますが、火を噴くリチウムバッテリーはショッキングでした。まるで分の悪い博打のようなビジネスから撤退する危惧もあります。

話をバイクに戻すと、日本でのバイク新車販売台数は60~70万台に過ぎませんから、それはヤマハがフィリピンに作る工場のキャパシティーと同程度と考えると、開発コストが掛かって大して売れない日本向けモデルがドンナかたちで発表されるかは興味はありますが、業界勢力図が大きく変わる可能性もあるのではないでしょうか。業界に関する危惧はもっとありますが、とてもココでは書けません。

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