ドラッグレースの華はやはりTopFuel。
テロップを読んでしまうとネタはばれてしまうが、カタチはTopFuelと同じようでも火が出ない。
こちらはピックアップトラックのボデイがついたタイプの製作過程。イイ仕事をしている。
これはTopFuelと言われる所以のニトロメタン50。ディーゼルドラッグレーサーは高度なチューニングしてもせいぜい500~600馬力だろうから7秒台のタイムは大健闘。TopFuelは8Lのエンジンで6000馬力ともいわれ、リッターあたりでは750馬力という桁外れだ。
ガソリン1キログラムの燃焼には14.6キログラムの空気が必要だが、ニトロメタンは1.7キログラムで済む。エンジンのシリンダーはストロークごとに限られた体積の空気しか取り込めないから、ニトロメタンは1ストロークでガソリンの8.7倍燃焼することができる。しかしながらニトロメタンのエネルギー密度は低い。ガソリンが 約 42?44 MJ/kg を放出するのに対し、ニトロメタンは 11.3 MJ/kg である。これらを総合すると、ニトロメタンは一定量の酸素に対しガソリンの2.3倍の出力を持つことになる。
空気含有量の少ないものが使われた場合は水素と一酸化炭素が燃焼の生成物となるが、これらのガスあるいは未燃焼の燃料が排気管の末端で大気と接触した場合、発火することが多い。このため排気系から華々しく炎をあげながら走行するさまが見られる。(ウイキペディア)
TopFuelはスゴク燃費が悪いと聞いたが、火を噴く理由とあわせて納得だ。
模型用グローエンジンの燃料はニトロメタンとメタノールの混合燃料として知られているが、最近市販されている”・・・ブースト”とかの燃料添加剤の成分をみれば、ケロシン(灯油)とニトロメタンが主成分だ。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます