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傘まで中空

2010年03月25日 | オイルリーク

0324mhi

三菱重工業は、鍛造によってエンジンバルブを傘(ヘッド)部分まで中空で一体加工する技術を使い、軽量で強度の高い「傘中空バルブ」の量産体制を整えた。従来の同種の中空バルブに比べ、最大2割の軽量化を実現するとともに、製造コストを大幅に抑えた。自動車向けを中心に、2014年には月間150万本の供給を目指す。(画像と記事の抜粋はttp://techon.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20100324/181288/ より転載)

バルブの製造方法はいくつかあり、以前にも紹介したことがある。中空バルブも第2次大戦以前からあり、ゼロ戦の栄エンジンにも採用されていた歴史ある技術だが、やはり高価なので通常の自動車にまでは普及はしなかった。しかし、今後は燃費を更に向上させる必要もあり、バルブを軽くできればバルブスプリングの張力を下げ、フリクションロスを低減することも可能になる。

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
コメントありがとうございます。 (ピストン)
2010-03-27 01:02:37
コメントありがとうございます。
そうでした。1部の高性能車には使われていましたね。
しかし、月産150万本の生産規模は桁がいくつも違います。
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>やはり高価なので通常の自動車にまでは普及はし... (FLHTC海苔)
2010-03-26 00:48:57
>やはり高価なので通常の自動車にまでは普及はしなかった。

SRとかRBエンジン積んだ日産車が排気バルブに採用してます<確か他にもあったはずです
金属ナトリウムも封入されバルブの冷却性能をアップさせて
ストイキ域での効率改善と排気温度を下げる狙いがあったようです。
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