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”コネクターにご用心”で紹介したステーターコイルとレギュレーターのコネクターです。3連休を挟んでやっと部品が揃ったので作業に入ります。
プライマリーカバーを外して、プライマリードライブもゴッソリ外せば、このようにアクセスできます。
車両は1991年モデルなので、ついでにクランクシールなども点検しておきます。車両によってはオーバーヒートをいつもしているようだと、こうしたオイルシールの劣化も早いようです。
古いステーターコイルは危ない!?
リード線の長さが不適切のようで、矢印のように折れ曲がっています。オーバーヒートをしやすい車両でしたら、被覆が剥がれて電気ショートしてコイルが燃えてしまうところです。
コレクターのゴムを抜いてみると、端子が痛んでいるのが分かります。
右が新品で部品番号の末尾に”C”がついているので、3番目の改善部品と分かります。
91年モデルとは言え、オルタネーターになってから4半世紀も経っているのですから、その当時から使ってもらいたかった改善部分は白矢印の太くなった巻き線、巻き数が少なくなって発電容量が少なくなったのでは?と心配しましたが35Aです。青矢印の部分が追加され電気ショートの心配がなくなり、緑矢印のヒダが大きくなりオイルリークの可能性が少なくなりました。
まあ、ハーレーらしいと言えばそうなのですが、古い形式の車両の部品も改善することがあります。
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コネクター内の端子のはめあわせが悪いから押すとグロメットが引っ込んで更にはめあわせが悪くなるのが一目瞭然ですね。
コレに1年苦しめられましたから(笑。
昼間走る分には、スイッチのヘッドライト配線をカットしてたので気づかなかったのですが、夜走ったら電圧低下で途中エンコして、ファッツをうちまで3km押しました(笑。
しかし、ファットボーイの純正ハンドルでしたら押すのは辛かったでしょうね。3k押しているのを想像すると笑ってしまいます(失礼)。
エジソン博物館にそのまま展示したら誰もその時代を疑わない様な・・・
手巻きと言えば、子供の頃にスロットカーレーシングに夢中になって、マブチのモーターのコイルを巻き変えたのを思い出しました。
91年モノは丸断面だし、どう見ても雑ですね。
もっと細かい事を言うとC品番はポリイミド皮膜で耐熱と絶縁性も改善されている様に見えます。
別に機能的な問題では無いのですが手巻きだと機差が出やすい・・・当たり外れが出やすいですね。そんなこんなで生産性もそうですが、多分品質管理の方からC品番タイプなったのではないかと思います。
話はとびますが、慶応大学のELICAの当時80馬力のモーターを開発しているのをテレビで見ましたが、銅線をキッチリ巻くために、銅線のガイドだけでなくコアも動かしていました。