ピストンエンジンは永遠か!な?

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ホンダNS750

2011年09月09日 | オイルリーク

Img_535093_26780821_0 ttp://blogs.yahoo.co.jp/yamada_collection2007/26780821.html

コレクションホールにあるらしいNS750。

#19はもちろんフレディ・スペンサー。

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Img_1084337_49990670_2ttp://blogs.yahoo.co.jp/bbr0021_red/49990670.html

コチラで紹介した動画も#1だが、前年チャンピオン(たぶんハーレー)の Mike Kiddがレースで使ったNS750はカラーリングとマフラーが違う。ちなみにMike KiddはこのシーズンにヤマハXV750ベースで開発をしていたものの、うまく行かずやむなくホンダに乗ったという説もある。

Img_535093_26780821_1

コレクションホールのNS750に戻ると、ありがたいことにエンジンのクローズアップ画像がある。GLエンジン本来ならコチラは前になっていて排気側のはずだが、キャブレターが付いている。オイルフィルターの下にチェンジペダルがあるのにご注目。

Img_535093_26780821_2

エキパイ出口の取り付け角度からみると、シリンダーヘッドの鋳物自体は量産部品をそのまま使っているように思える。

作業はアメリカ現地法人が行ったという説と日本でやったとかあるが、元々はクランクと直列に付いていたわけだから、エンジンのモデファイに較べたらミッションのほうの困難さは想像を絶する。

1981年にスペンサーがCX500改としてレースデビューしたのだが、その翌年にNV750が発売されているので、そちらをベースにしたほうがはるかに簡単なような気がするが、当時は本格的なVツインエンジンを日本のメーカーが作るのは抵抗があったからなのか。まあ、ヤマハに先を越されてしまったが。

30年の歳月があるとしても、これだけの苦労の跡を知るとカワサキの勝利の意味を考えざるを得ない。

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