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例のリメイク中のFXですが、なんちゃってローライダーのときから付いていたオイルタンクを、以前メッキし直しておいたので仮付けしてみたら、どうにも具合が悪いし、カッコ悪い。
この手のカスタムオイルタンクは80年当時から価格もそれほど変っていません。まあ当時は¥250/$ということもありましたが。
¥250/$のレートで、アイテム数は現在の数百分の一、情報も数十分の一と思われ、それでも当時のハーレーオーナーは熱く、ヒトと違うハーレーのために血道をあげていました。
オイルタンクの内側にバッテリーを収めるアイデアは歴史が古く、ガソリンタンク右側のオイルタンクがシート下に移設して以来長らくコノ方式でしたが、1965年にエレクトラグライドが発売され、スターターモーターのための大きなバッテリーが納まらなくなってから、ショベルで見かける四角いオイルタンクがバッテリーと横に並ぶようになりました。
バッテリーの大きなFLでは無理でしたが、デビュー以来大人気のローラーダー(FXはホトンド見掛けもしなかった)では小振りのバッテリーがそのまま使えるため、外観がスッキリするバッテリーinオイルタンクは高価でしたが効果も高く、絶好のアイテムだったわけです。
しかし、ソフィテルが発売になりバッテリーinオイルタンクが純正採用されるとプレミアム性がなくなり、ワタシもリジッドフレーム以外にはアマリ取り付けることもなくなりました。
このリメイクFXではストックスタイルがコンセプトに合うののかなと思い、どうせ手間を掛けるなら純正タンクにしましょう。
ホコリにまみれた姿が物語るように、ジャンクから純正タンクを引っ張り出しましたが、例のテックサイクルのスターターモーターは大きく、ヒドク干渉してしまいます。
バッテリートレイを切り刻んで・・・・。
こんなに小さくなってしまい、バッテリーはどうするの?
スターターモーターと干渉するタンクのブラケット部分は切り取って、ネジきりしたスペーサーを取り付けます。
直接溶接するとタンクにクラックが入るのは目に見えていますから、適当な厚さのプレートを介して取り付けます。
バッテリーは純正より小振りなオデッセイが使い勝手がよろしいです。
タンクとトレイのつなぎ目は結構負荷が大きいので、シッカリ固定しておきます。
カスタマイズはコチラを弄ればアチラが立たずという例がとても沢山あります。発注する側(つまりユーザー)には勿論予算という枠がありますが、ガチガチの枠では返って仕上がりが悪いという事もご承知ください。