ピストンエンジンは永遠か!な?

バイクを中心に話題を紹介します

フロント ブレーキマスター

2006年03月28日 | ブレーキ系

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先日ポンニューさんに電画を描いていただいた6速リジッドショベルには、APのブレーキマスターがついております。

このレバー比が変更できるブレーキマスターは、かのシュワンツも絶賛したという代物でございます。

もちろんシュワンツはスズキのGPレーサーに使用したマグネシウム製(タブン)の市販前のプロトタイプであったと思いますが、市販品でも機能的には変わらずレバー比を変えることにより好みのタッチを実現します。

残念ながら高価で、しかもレース用部品であるためハンドル径は22㎜しかないし、ブレーキスイッチも内蔵ではありません。

このショベリジは軽量小型をコンセプトに作ったもので、遊びに来ていただければ試乗できます。

ワタシのコンセプトでは、ショベルエンジンはスープアップするべきでなく、パワーを求めるのならやはりTCでしょうね。バランサー付きでなく。6速ミッションはショベルエンジンのおいしい回転域だけを使うように採用しています。200㎏そこそこの車体は取り回しも軽く、絶対的な動力性能はともかく、とにかく楽しめます。


プロクラッチ②

2006年03月28日 | クラッチ

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さてこれは何でしょう?

スズキグース350のシリンダーです。

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ハウジングからベアリングを抜く際に、アルミニウムのハウジングをうまく保持してやらないと変形してしまいます。特にスチールインサートを抜く時に部品を壊していますのでナーバス!になっていますので・・・・。

シリンダーの内径にハウジングがピッタリですね。廃部品にもこういった使い道がありました。

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こうして安心してプレスで押せます。

しかし・・・・。

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ベアリングは無事にぬけましたが、用意しておいたベアリングとは違いますね。

*スチールインサートを抜く時は、アウターレース側が保持されて、インナーレースに圧入してあるインサートを抜くのでベアリングボールとレース面に圧力と衝撃を掛けてしまいます。これは構造上致し方のないことです。ですから、こうした作業工程上ではベアリングも必ず交換します。

まだ作業に入る前にベアリングの印字を確認したところ、6207RSとあったので近くの工具屋から買ってきました。普通の単列ベアリングですから1500円くらいで、この段階では余り疑問もなかったのですが・・・・。

JAF?

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厚みが違うのはインサートを抜いた時点で判明していたのですが、ハウジングの奥の方に隠れていた面を見ると、シールの印字と違う記号がありました。

この5207というベアリングは複列であり、カタログをみるとシール付きは存在していなく、現物では違う記号のシールが付いているので特注品?こりゃプリモから買うしかないのか?

重心位置がずれているシェルを支えるのに複列ベアリングを使うとは”プリモも中々やるな”。JAFとは聞いたことがないメーカーですが。

捨てる神あれば拾う神あり

これはまたプリモからベアリングを買うのにシゲちゃんを急がせばならないと思っていたけれど、ダメもとで工具屋に調べてもらってみたら、ナント 2千数百円であるとのこと。

ということで、この続きはベアリングが入荷してからでございます。