O・S様 高校2年生
2024年 1月~10週間
滞在方法:ホームステイ
都市名:オークランド
【現地校はどのような雰囲気でしたか? 学校生活に馴染めましたか?】
全然校則はきつくなく、みんなフレンドリーで休憩時間に向こうから話しかけてくれたので、すぐになじめた。
【楽しかった科目、そうでない科目などあれば理由とともに教えてください。】
●楽しかった科目:体育、ダンス、Hospitality、数学 体育とダンスは言葉以上にコミュニケーションが出来、この授業のお陰で友達が増えた。
また、体育ではリーダーシップについて考え、自分の意見を先生に伝えたところ「いい案だね」と言ってもらえ自信につながった。
Hospitalityはまさか料理をすると思っていなかったが、予想外でも新たな料理など覚えることができた。
数学自体はさほど面白くなかったが、現地の友達と一緒に考え学ぶことができたので楽しむことが出来た。
●楽しくなかった科目:英語 留学生用のクラスで日本人が多く日本語が飛び交っていたのが残念。
【留学中、楽しかったことを教えてください。】
友達と遊びに行ったこと、アプリを使いチャットや電話でコミュニケーションを取ったこと。
ルームメイトのフランス人留学生から自分の英語で間違っている部分を教えてもらいスキルアップができたこと。マオリの友達ができたこと。
【持っていって便利だったものは】
マイバッグ(レジ袋)、薄手の風を通さない上着(パーカーやブルゾン等)
【日本から持って行けばよかったと思ったものはありますか? それは何ですか?】
厚手の上着…1日で寒暖差あっても、夏場だったので日中はいらない
【現地校でつらかったことは何ですか?】
ネイティブの人から英語を学べなかったこと、留学生用の英語クラスの先生はインド訛りだったので残念。
2軒目のHost Familyの英語は綺麗でとても参考になった。
【高校卒業留学はお勧めですか? アドバイスするなら何を伝えたいですか?】
自分が行きたいと思った時がおススメ時期です。
失敗して当たり前、相手に期待するより間違った英語でも自分から伝えることが大事だと思います。
こっちが英語を話そうと頑張ってるねんからそっちが理解してやって感じのマインドで行くと良いですよ。
【ホームステイ先で楽しかったことはなんですか? ホストファミリーと上手く過ごせましたか?】
2軒ともホストファミリーと話すのが楽しかった。
1軒目は2週間だけということもあり、庭のプールでBBQなど色々してくれた。落とし物をした時もおじいちゃんがゆっくり話すなど色々対応してくれてありがたかった。
2軒目は部屋にゴキブリが出たため誤ってwi-fiを壊してしまったが、怒らず話を聞いてくれ、今後の対応を含め話し合うことができた。
【ホームステイ先で苦労したこと、困ったことはありましたか?】
虫が苦手でコウロギやゴキブリ退治に苦戦。日本のゴキブリと違ってもやっぱり嫌だと思った。
【毎日の食事について教えてください。】
ほとんどおいしかった。セロリだけは苦手。
朝食は自分でパンやシリアル、果物をチョイス
夕食はホストマザーの手作り、サラダと肉料理メイン、タイ米にダンプリングなど
【家でのお手伝いは何かしましたか?何をしましたか?】
1週間に1度掃除機をかける程度
自分から声をかけるが、ニンジンの皮むきを手伝ってと言われただけだった。
【ホストファミリーへのお土産は日本から何を持っていきましたか? 】
和柄の手ぬぐい、扇子、折り紙(友禅柄で折ったら十二単のようになるもの)
Tパックのお茶、一筆箋(和柄)、柿ピーやハッピーターンなどのお菓子
【行く前と比べてどの程度上達したと感じますか?】
感じる 簡単な英語であれば頭の中で日本語に翻訳することなく英語で答えられるようになった。
【授業についていける感じはありましたか? いつぐらいからですか?】
全てではないが1か月半位から。
周りの人たちと関係が出来ると心の余裕もでき、自分から積極的に行動した結果だと思う。
【留学したその国・都市の魅力を挙げるとしたらどんな所ですか?】
友達がみんな親切、間違った英語を使っても何度でも待ってくれたり訂正してくれる。
バスの運転手さんが色々声をかけてくれる。オークランドは梅田や難波と違いゴミが少なくきれい。
都会なのに空気がきれい。
【感想】
思ってたんと違う!ニュージーランドの生活は自分の思っていた以上に感慨深いものとなりました。
単身3か月ニュージーランドは楽しみ半分、一人でやっていけるのだろうかという不安半分でしたが、伊丹空港で同じ語学学校で学べるメンバーに会うことができ、ちょっとホッとしたのを覚えています。
語学学校では言いたいことがなかなか言葉にならず焦りの方が多かったですが、休み時間は自分から色々な国の人たちと話すように心がけ、ニューカレドニアやブラジルなど様々な国の友達が出来ました。
現地校へ行き英語のスピードが語学学校とは比にならないくらい早いのでマジで焦りましたが、家では同時期に滞在したフランス人の留学生に言い間違いを正してもらったり、先に1年間留学していたYさんに句動詞を覚えたらいいなどアドバイスをしてもらい語彙力を増やすことが出来ました。また日本人の友達から現地の友達を紹介してもらったり、グループ電話に入れてもらうなどして、英語を聞きそのまま英語で会話する基本を身に着けることが出来たと思います。
ニュージーランドで出会った日本人からは「なんか楽しそう」と言われることが多かったです。中には「思っていたのと違った」「早く日本に帰りたい」という子もいましたが、自分は失敗して当然、わからないから教えてもらおうと思っていたのと、どうしたら通じるのか?試行錯誤したこと、間違った英語を使った時に訂正してくれる仲間に出会えたことがよかったと思っています。語学学校だけだったらこの経験は得られなかったと思います。
日本の学校と違い科目によって生徒が変わるので、男女問わずいろんな人達と交流することが出来ました。最初はマオリの人達はちょっと怖いのかなと思っていたけれど、日本の学校で学ぶような英語ではなく、彼らが話す言葉と同じように How’s going bro? など自分から声をかけたら、次の日からもっと仲良くなれたことがとても嬉しかったです。
Hospitalityの授業がまさかの料理の授業。宿題でわからないことがありHost Matherに尋ねてもわからないと言われるくらい難しいものもありましたが、ジャガイモ料理はおいしくできレパートリーが増えました。ただ、Host Familyには授業で習ったものではなく、日本のカレーライスを作り喜んでもらいました。多く作ったので次の日に学校へ持って行き、ディップの様にパンにつけてみんなにも美味しいと評判でした。
少し残念だったことは、ニュージーランドは夏にサッカーやバスケをしないということが、現地に行ってからわかったことです。また、現地校のレベルがわからず入ったクラスは年下の子が多かったため授業内容としては物足りなさを感じました。小学生の頃から体幹を鍛えており自分より体格のいい子達に体当たりされてもビクともしなかったため、「あの子と一緒にするのはイヤだ」など言われたのはショックでしたが、言葉だけじゃなくジェスチャーを含め楽しくコミュニケーションを取ることが出来ました。
現地校で献血を体験しましたが、献血自体初めてでどうしてもわからない部分を友達に教えてもらい問診票を完成させましたが、現地のスタッフから翻訳機や友達に教えてもらうのではなく自分一人で完全に意味が分からないと献血できないと言われ献血することが出来ませんでした。すでにサンプルの血を抜かれた後だったので、「それなら先に言ってよ!」と思ってしまいました。後から人を介しての翻訳ではニュアンスの違いもあるので、本当の意味で自分自身が理解することが必要なんだと教えられ、責任の取り方など人として大切なことも学べた気がします。
段々とみんなと仲良くなってくると、日本の友達と同じようにふざけることもしばしば。
黄色い車を最初に見つけた人が周りの人を叩けるというゲームでは、女の子から叩かれたりもしました。また、日本人を嫌いな現地人から心無い言葉をかけられましたが、それも自分が外国人ならではの体験。現地の友達からも気にするなと気遣ってもらい、人が違えばこれだけ違うんだと実感。
自分にとってはあっという間の3か月で、日本に着く前からニュージーランドに帰りたいと思ったり、日本に帰ってもニュージーランドの友達からアプリにメッセージやボイスメッセージが入るなど、今でもやり取りをしているので、このまま英語に触れる環境を持続していきたいと思っています。
★保護者様からお声
【出発してから帰国まで一番心配だったことはなんですか?】
特にありませんが、日本同様人に迷惑をかけないこと。
【今回の留学にお子さんを参加させてよかったと思える点はなんですか?】
失敗を恐れず自らチャレンジしたこと、各国の友達が増えたことだと思います。
【留学中に困ったことはありましたか?それはどんなことですか?どう解決しましたか?】
ワイヤレスイヤフォンを落としたと連絡が来ましたが、ホストファミリーに相談するように伝えました。困ったことがあるとどうしても日本に連絡が来るので、話を聞くようにしました。
★ネクシスについて
【生徒や保護者の皆様への対応はいかがでしたか? 具体的にお聞かせください。】
他の留学機関に比べても丁寧な対応だと思います。
毎月のレポートは具体的に記載していただき様子がよくわかりました。
【お渡しした資料やメールなどで役に立った内容、役に立たなかったもの等はありますか?】
ホストファミリーの情報など写真も掲載してあり、わかりやすかったです。
サッカーができる学校を希望し確認した上で学校を選定しましたが、夏場はサッカーを行っていなかったこと、PCは学校のものを利用できたので持参不要だったこと、黒革紐靴指定でしたが実際学校に通うと違う靴でもよかったようでしたので、情報アップデートしていただけたらなお嬉しいです。
【事前オリエンテーションの内容などで改善すべき点などございましたら、教えてください。】
・学校のカリキュラムを選ぶ際のポイントなど教えていただけるとありがたいです。
日本と違う科目(Hospitalityなど)は授業内容もお知らせいただけると参考になると思います。
・日本と違いサッカー、バスケなどは冬場のスポーツであること。
・NZの高校は法律で携帯電話を使うことが禁止されていること。