しまと考える ネコと腎不全

1歳になる前に慢性腎不全になってしまった我が家の愛猫「しま」。ネコの腎不全について考えるブログです。

エリスロポエチン使えず

2007年05月14日 20時30分38秒 | TOP PAGE
5月14日月曜日。

しま再び退院。今回は5月12日土曜日び入院して、14日月曜日に退院の2泊3日だった。会社に無理を言って6時にシマを迎えに飛び出し、ついさっき自宅に帰ったところだ。

(写真は自宅に帰りくつろぐシマの図)

BUNは今朝の時点で90ちょいだったそうで、夕方は検査はしなかったが、おそらく60台には下がっているだろうとのこと。CRE4.6であまり変わらず。Na177は相変わらずの高値。いまさら驚く気もしない。

しかし、ひとつ大変ショッキングな話をされてしまった。
前々回、シマが入院しているときに容態が急変し危なくなった原因のことである。先生曰く、このあいだ入院したときにPCVが下がっていて、エリスロポエチンを注射して30分ほど経ってから、突然呼吸困難になったというのである。
いわゆるアナフィラキシーショックの疑いがある、と。

(こんな話は前回も前々回お会いしたときにも聞かされていなかったなぁ。。。)

ひょっとすると、エリスロポエチン注射のせいではないかも知れないけれど、現在のシマの体調を考えると悪くなるかもしれない治療を無理に続けることはできないとのこと。この意見には、もちろん僕も賛成である。

しかし、エリスロポエチンが打てないのは痛い。

PCVは今朝の段階で15%まで来ている!
ところで、わたくしの健康診断の結果が今日、送られてきたのだが、PCVは44%だった。CREは0.71。どうしてもシマの通院でよく登場する項目を熱心に見てしまう。

ということで、今後PCVはどんどん下がっていくことになる。エリスロポエチンは打てない。残された方法は、輸血のみ。しかし、輸血の効果もそう長くはない。
つまり、大きな期待は持てないということだ。

 M先生はまだまだあきらめてはいない様子で、かなり厳しいけど、この先、いよいよ悪化してきたら、ステロイドをどんどん打って(つまり免疫抑制をガンガンかけてから)、エリスロポエチンを打ってみようかな、と言っていた。もっとも、そこまで徹底的な延命治療を僕らが希望するかどうかはわからない。現時点ではわからない。そのときになったら、シマにも聞いてみなければならないだろう。

とにかく、今夜はゆっくり休んでくれ、しま坊。

しかし、エリスロポエチンでアナフィラキシーショックがあり得るとは、そういえば全く予期していなかった。まして、自分のうちの子がそれに当てはまってしまうとは。。。
世の中、予期しないことが次々に起こるものだなぁ。