しまと考える ネコと腎不全

1歳になる前に慢性腎不全になってしまった我が家の愛猫「しま」。ネコの腎不全について考えるブログです。

お別れの日が近づいた

2007年04月21日 17時03分18秒 | TOP PAGE
本日2007年4月21日。

BUN140オーバー、CRE9.3、ナトリウム188、カリウム7.7、クロール(忘れた)、何も食べない、何も飲まない、経口投薬拒否、おしっこ2日間なし、うんちなし、まっすぐに歩けない、フラフラしている、目はうつろ、尿毒臭なし。

 シマが尿崩症&腎不全と診断されてから、ぼくは様々な猫の病気のHP、人間用の書籍、獣医師向けの本、下手な医者より頼りになる方々が大勢出入りしている猫関連のHP、猫ブログなどを色々と見てきた。

今日の血液検査の数値を見せられたとき、お別れがかなり近いことを示していることが分かってしまった。
かかりつけのM先生も、「腎臓が完全にぽしゃっちゃってる今日明日でしょう」という見解。

素人が聞きかじった知識で色々反論してみるも、そう言っている自分の意見に己自身が納得いっていない。。。
「だって、PCVは十分にパーセンテージを保っているし、腎機能がぽしゃってるなら、そっからホルモンだって出ないじゃん。腎臓まだ生きてますよ。」

今、シマは病院で最後の点滴を受けている。
静脈点滴でいつもの5%グルコースを入れて、洗い出すような形で老廃物を排泄できるなら、まだ望みはあるらしい。
でも、腎が尿を生成できないなら、排泄できない水が貯留し、肺水腫などを引き起こす。利尿がつかなければ、点滴を中止するしかない。

あとは家につれて帰るか、病院で旅立つかである。あと、数時間で病院に行く時間だ。きっと決断を迫られるに違いない。
ダメな人間だ。点滴が効いて、利尿がついて元気を取り戻しているイメージがまるで湧いてこないのである。

奥さんとは昨年の晩夏以来上手くいっておらず、今年の2月には別居を始めている。
今日の病院の検査のあと、メールでシマがもう長くないらしいことは伝えた。彼女は仕事が終わり次第、なるべく早くこちらに来ると返信してきた。
病院は7時まで、彼女は通常の就業通りであれば、早くても8時にしか来られない。
せめて、間に合えば良いのだが。なぜか間に合わないほうが良いのかも知れないとも思う。

なぜだろう。シマと旦那を置いて勝手に出て行ってしまったから?苦しむシマを見せたくないから?

このブログも更新しなくなるのだろうか。。。

旅立ちの間際にできることは何だろう?そういえば、ひびさんのギャオス王国のBBSの投稿の中に、心配停止後も最後まで残る感覚は聴覚だと書いてあったな。。。

こんなことばかりが思い出される。

今、5時のチャイムが会社で鳴った。

そろそろ行かなくちゃ。

そもそも、なんでこんなときにブログなんて書いているのだろう?

行って来ます。