記事

画像

滝鼻オーナーに聞く…「誰か打線に火つけて」

2011-01-24 05:56:09 | 日記
 巨人・滝鼻卓雄オーナー(71)が6日、都内で取材に応じ、引き分けを挟んで4連敗中のチームに「リーグ優勝できないなら、6位と同じ」と猛ゲキを飛ばした。07、08年にセ・リーグ優勝をともに143試合目に決めたことを引き合いに出し、「(この時期に)決して悲観する必要はない」と断言。自力Vは消滅したが、緩慢プレーなど守備のミスを減らして前を向いて戦う必要性を声高に訴えた。

 ―ナゴヤDで9連敗。
「一番はっきりしていることは、中日に6つ負け越したということ。あとは4チームが相手。この22試合をしっかり戦えば、“おつり”が来る」

 ―課題は?
「中日戦では打線が(山本昌に)完封されたりして打てなかった。彼らの実力からいって、(野手の誰かが)打線に火を付けてほしい。ナイスプレーが出れば追い風にもなる」

 ―対戦別に見ると。
「意外とやっかいなのはヤクルト。先発が4枚ぐらいいる」

 ―気がかりは?
「固有名詞は言わないが、時として(守備で)緩慢なプレーがある。緩慢なプレーをそのままにしてはいけない。現在、我々は3位で、追いかける挑戦者だ。自力Vの可能性は消滅したが、マジックだって消えることもある。楽観はしてないが、悲観することもない」

【関連記事】
巨人「日本一奪回」特集
長嶋巨人軍終身名誉監督