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◎将来について考える 全学キャリア・就職ガイダンス

2012年05月07日 | シンポジウム・講演
 神戸大学キャリアセンター主催の全学キャリア・就職ガイダンスが、5月1日に百年記念館六甲ホールであった。資格の学校TAC関西公務員講師室室長である郷原豊茂さんが講師を務め、多くの学生が参加した。【5月7日 神戸大NEWSNET=UNN】

 この講義は公務員を志望する学生を主な対象としたもの。公務員の職種の幅やその内容などの説明から、公務員試験を受験する際の情報や心構えなど、内容は広範囲にわたった。郷原さんは市役所職員、裁判事務官、国税専門官、経済産業官、国家総合職などの多くの職種の特徴や実態を「仕事のハードさ」と「専門性」の2つの尺度を用いて説明した。また、公務員試験については、定員による難易度、試験形式による対策方法の変化について解説した。

 参加した経済学部の3年生の男子学生は「このような講義のおかげで、多くのことを知り、多岐にわたる公務員職の選択肢の視野が広がった」と話した。また、工学研究科の男子大学院生は「公務員では技術専門の方面へ進もうと思っていたが、講義を通して、文系職の選択もありだと思うようになった」と真剣な面持ちで語った。

 郷原さんは本学法学部のOB。後輩にあたる学生らに対して「今、大学に入学した事だけで満足しないでほしい。手遅れになる前に、この大学生活を有意義なものにして欲しい」とメッセージを送る。これからの若者を育てる今の職業にやりがいを持っているという郷原さん。「どういうチャンネルで社会に還元出来るか、どういう職業で自分の能力を最大限発揮できるか。そんなことを考えて行動していって欲しいですね」と語った。(記者=李憲、鈴木太郎)

【写真】公務員試験の仕組みについて語る郷原さん(5月1日・百年記念館六甲ホールで 撮影=鈴木太郎)

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