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◎接戦制し2年ぶりのリーグV 女子タッチフットリーグ

2009年11月03日 | その他スポーツニュース
 関西学生女子タッチフットボール秋季リーグ最終戦、神戸大-武庫川女大が11月1日に聖和大グラウンドで行われた。激しい雨でボールをファンブルする選手が続出する悪条件の中、神戸大は怪我から2試合ぶりに復帰したC田中(発達・2年)が2本のTDを決める活躍を見せ13-6で勝利。全勝(4勝)で2年ぶりのリーグ優勝を飾った。【11月3日 神戸大NEWS NET=UNN】

 これまで何度となく死闘を繰り広げてきた武庫川女大との一戦。「春は勝ち越していなかったので、勝った瞬間は嬉しかった」とライバルからの勝利をかみしめる田中。今年の春には日本一の座をあと一歩の所で阻まれたが、お互い全勝で迎えたリーグ最終戦では雪辱を果たした。

 7-6と神戸大が1点リードで迎えた後半。激しさを増す雨の中、選手らは必死にゴールラインを目指した。第4Q終盤、田中が隙をつき相手守備陣の裏に抜ける。それを確認したQB佐野(発達・4年)が正確なパスを投じ、田中がキャッチ。これまで何度も練習してきたパターンの1つだ。試合を決定づけるTD。佐野は「ほんまに練習してきて良かった」と笑顔を見せる。追加点を得た神戸大はそのままリードを守りきり13-6で勝利。試合終了とともに選手らの喜びは爆発した。

 しかし、試合後のミーティングでは今岡ヘッドコーチは「試合への臨む姿勢がなってない」と勝利にもげきを飛ばす。喜んでばかりはいられない。本当の戦いはこれからだ。11月22日に王子スタジアムで行われる東西大学王座決定戦(日本選手権サクラボウルの代表決定戦)に神戸大は関西学生1位代表として出場する。この大会に優勝すると日本選手権への出場権が得られる。春には叶わなかった「日本一」への第1関門だ。
 佐野は「本当に負けたら最後の試合。悔いの残らないように100%の力を出す」と4回生として臨む最後の日本一への挑戦に闘志を燃やす。2001年以来の日本一の座へ向け、まずは学生日本一の座を奪いにいく。(記者=松本尚也)

秋季リーグ優秀選手
オフェンス部門
●佐野 香織(発達・4年)
●野村 佳代(発達・3年)
ディフェンス部門
●梅原 遥(発達・4年)

最優秀選手
●西子 千里(発達・4年)


●関西学生女子タッチフットボール秋季リーグ最終戦(11月1日・聖和大グラウンド)
神戸大  7 0 0 6=13
武庫川女大 0 6 0 0=6

【写真】2年ぶりにリーグ優勝を果たした選手ら(11月1日・聖和大グラウンドで 撮影=松本尚也)


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