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◎昨年12月に突如出現 「発達のCOTIE」とは

2013年04月05日 | 大学関連
 鶴甲第2(発達科学部)キャンパスの正門から入ってすぐの建物、その4階のA423教室が昨年12月、突如「COTIE」(コティー)という名前の部屋に変貌した。それまで空き教室だったというこの「COTIE」は一体何なのか。その全容に迫った。【4月5日 神戸大NEWS NET=UNN】

 COTIEの正式名称は「国際交流サポートルーム」。COTIEという愛称はTOEICのアルファベットを並べ替えたところから来ている。正式名称からも分かるように、留学生らとの交流を主な活動としている。

 昨年12月、発足したばかりのときには外部から英語講師を招いてTOEICやTOEFLの講座を開いた。また2月には、発達科学部から留学する学生のあっせんも行った。現在はそれらに参加した学生を中心に活動している。交流会は「ENGLISH TALK CAFE」という名で異文化交流を焦点に実施。これまでには3月11日にファッションをテーマに議論を、同21日には手巻き寿司を一緒に手作りすることで交流を図った。それぞれテーマはあったものの、流行りの「草食系男子」に話が脱線するなど、大いに盛り上がったという。



 コーディネーターを務める齊藤宜子さんは、発達科学部がまだ教育学部だったころの卒業生。転職の際、意図せず外資系の企業に入り、その後猛勉強した経験を持つ。「27歳で1年間勉強して、TOEICの成績が200点から730点に上がった。後々苦労するぐらいなら今のうちに勉強しておいた方がいい」と切実に話す。異文化交流については「国や地域の違いだけでなく、人それぞれも文化は違う。ぜひ他学部の学生にも来てほしい」と参加を呼び掛けた。

 他にもフィリピンの語学学校と提携し、無料での英会話講座なども開いている。また、次回の「ENGLISH TALK CAFE」は4月10日にこいのぼりをテーマに、第3回として開かれる予定だ。(記者=香月隆彰)


【写真上】COTIE(A423教室)の入り口
【写真下】室内の様子。右がコーディネーターの齊藤宜子さん(いずれも4月4日・鶴甲第2キャンパスA423教室で 撮影=香月隆彰)
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