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◎実力差見せつけられ完敗 アメフット「フットボール・デーⅡ」

2009年06月16日 | アメフット
 「神戸大学フットボール・デーⅡ」のアメリカンフットボール、神戸大-慶大が6月13日、王子スタジアムで行われた。試合を終始リードされた神戸大。得点はQB東野(工・3年)からWR大園(発達・4年)へのTDパス1つに終わり、6―35で敗れた。【6月15日 神戸大NEWS NET=UNN】

 「実力がはっきりでた。点数を見たらわかる」と厳しい表情の安井ヘッドコーチ。6―35。この結果が今日の試合を表している。

 攻守に圧倒された試合だった。第1Q8分、慶大はランを中心に攻めあっさりと先制点を奪う。一方の神戸大は反則やキャッチミスで攻撃のリズムを作ることができない。OLの隙を突かれQB東野がパスを出す前にプレッシャーを受ける場面も多くみられた。「オフェンスでのサインがしっかり伝わってなかった」とQB東野。その後も、インターセプトやQBサックで得意のパス攻撃を発揮できない。

 後半に入っても主導権は慶大。神戸大はパスやランを止めることができず3本のTDを許す。唯一の得点はWR大園を中心に攻め、奪った1つのTDのみ。試合終了し6―35で敗れた。

 勝負どころでチーム全体の歯車がしっかりかみ合わない、完敗だった。「慢心していた。チームの雰囲気としても勝てると思っていたが、ふたを開けたら負けという結果」とDL小澤主将(工・4年)は試合を振り返った。


●「神戸大学フットボール・デーⅡ」アメリカンフットボール(6月13日・王子スタジアム)
神戸大 0 0 6 0 =6
慶大  7 7 7 14 =35


○世代を越えて
 創部33年の歴史を持つ神戸大学アメフットボール部レイバンズ。そんな中、1981年度神戸大主将のOB滝沢さんの息子が慶大のRB(4回生)として、1983年度神戸大主将のOB白石さんの息子が神戸大のDL(1回生)として、それぞれこの試合ベンチ入りしていた。これを記念しコイントスでは両OBも参加し行われた。
 OB滝沢さんとOB白石さんは現役時代も先輩後輩の関係で仲が良かった。OB滝沢さんは「両チームとも今回の試合の反省を生かし秋に向けて頑張って欲しい。関東、関西とリーグは違うが甲子園ボウルで対戦できれば」と両チームに期待をよせる。また、OB白石さんは「今日は負けてしまったが、高い目標を持ち情熱を持って取り組んでほしい」と後輩たちにエールを送った。(記者=松本尚也)

【写真上】第2Q、TDを奪われぼう然とする選手ら。(6月13日・王子スタジアムで 撮影=浅井淳平)

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