鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

白鳥はいなかったけれど、

2017-12-16 14:43:09 | 思いつくまま

 

                (午前11時30分過ぎ)

 日中パラパラと雨が降って来たりしましたが、本降りということにはなりませんでした。雪になるほど冷え込んでもなくて、風もなく助かります。 でも曇り空です。

   (ちょっと水量が増えた?)

 

 きょう午前もきのう買ったスマホの件おで、auショップへ行ってきました。我妻の方のガラケーからスマホへの電話帳のデータの送信がうまくいかず、専門家に見てもらったわけです。使いこなすまでにはまだまだですね。 日暮れて道遠しの心境です。

 

 そういうことがあってこのところ格安の敬老パスを有効に使わせていただいております。そのため恒例の河原への散歩は午前11時30分過ぎとなってしまいました。時間が遅かったからか、きのうがたまたま運がよかったのか、きょうは白鳥の姿は認められませんでした。

              

 白鳥、さぎ、かも、カワウが一枚の写真に納まるようなことがあったら最高ですね。今まではサギとカモの組合せは一番多く、カモとカワウの組合せもありました。サギとカワウという白黒の組合せはまだないかな。サギ・カモ・カワウという組み合わせもないか。

 

 まあ何にしても自然は注意深く眺めているといろんな珍しいこともみせてくれますので、今日は何の発見があるのか楽しみにしています。 こう書けばご想像ついたでしょうか?そうですきょうもいいことがありました。

 分流と本流が合流するすぐ手前の分流右岸が舞台です。 サギの姿がよく目立ちました。よくよく見るとサギの足元にはカモが居ました。それも2羽も。 でもきょうはサギを中心にします。

 

                         

 

 サギの表情が中心です。

 

 サギは2,3メートルくらいのところを左右に動き回りました。 当然餌となるものを探していたのですが、初めてしっかりと撮ることができました。

  

 最初はドジョウかなと思いました。あまりン水が少なくなっていたもので。 しかしよく見ると小魚でした。

 

 長いくちばしで見事小魚を掴まえました。そして飲み込みます。

 

 

 サギは長い首をよく動かします。伸ばしたり縮めたり、便利な長い首です。

  何を見ている?

                   

 きょうは午後6時からある団体の忘年会です。これが3回目で、最後となります。2時間でしょうから、雨でなければ帰りは定禅寺通りの光のページェントを見ながら帰って来ようかなと思っています。

 そうそうきのうの夜のフジテレビ系のドキュメンタリー番組見ましたか?後半しか見ては、というか聞いてはいなかったのですが、犯人夫婦の息子の語りがついつい耳をそばだててしまうような語りでした。 

 また質問者の質問の仕方や間のとり方がよかったのか、重苦しい雰囲気を感じさせるなかで、それでも現在は結婚もして正社員として働けるまでになった24歳の若者が淡々と過去を振り返り冷静に語り続ける姿は見る(聞く)ことを止めさせませんでした。

 ザ・ノンフィクションSP「人殺しの息子と呼ばれて」という2時間番組です。北九州市で起きた連続監禁殺人事件の息子です。両親から全く愛情というものを受けることができなかった子ども時代、逆に虐待を受け続けて生きてきた子ども時代、そして事件、施設暮らし。

 そのために結婚はしても子どもはつくらないと言います。どう子どもを愛していいのか分からないから、実感が伴わないからです。 

 父親は死刑判決、母親は無期懲役と苛酷も過酷な運命の下で必死に生きてきた少年であり青年。両親から虐待を受け続けてきたのですが、それでも母親からの手紙を時間を置いて(でなければ読めないから)読み、また会いにさえ行っています。  母親とは割と頻繁に会っていますが、父親にも会っています。2回目か3回目のときは向こう(父親)が出てきませんでしたが。  

 よくここまで頑張って生きてきたなあと心底感銘を受けながら見ていましたが、自分だったらと考えるともうなにも言えません。そのくらい滅茶くちゃな子ども時代、施設からも追い出されるように出ていかなければならなかった少年、どんなことがあっても働いて生きて行こうとしたことが今の平安というか平穏を得ているというか。どんなことばも無意味と思えてしまいます。それくらい迫力のある番組でした。

 


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歓迎、白鳥様

2017-12-15 21:55:35 | 思いつくまま

  

                     (午前9時15分頃)

 きょうは15日で立哨の日。このところ朝方の冷え込みは厳しいのでいつもの厚着の他に貼るカイロを背中とお腹に2枚も貼りました。おかげで体の方は冷えをあまり感じませんでした。手先や足先はどうしても厳しいですね。

                    

 でも何とか乗り切りました。これで今年はお仕舞となります。でも冬本番はこれからなので、心して対応していきたいと思います。でもまあそろそろ寒さにも体が慣れてくるのではないかとも思っています。逆に冬の寒さに”観念”すればそれなりに冬は迎えてくれるのかもしれません。

   

 いくら歳をとったからといっても平均寿命まであと10年あります。この前都道府県別の平均寿命が発表されました。宮城県は男では80.99歳で47都道府県中15位、女は87.16歳で20位となっています。

                 

 81歳ですか、あと11年後のことですが、後11年あると考えるか、もう11年しかないと考えるか、考え方でその後の死ぬまでの人生は左右されそうです。でもこれは平均寿命であって、寝たきりになっている期間も含むわけで、いわゆる「健康寿命」はそれよりももっと短いわけです。

 

 目標は健康寿命の延伸に他なりませんが、そう願ったところで神様仏様がどう対応してくれるのか、生身の人間には分かりようもありません。少なくともあと生きるとしてもせいぜい10年ちょっとしかないという現実をはっきりと心得て生きていきたいと思います。

       

 

 だからというわけではありませんが、きょうのほぼ一日をかけて遂に?とうとう?やりました、ガラケーからスマホに変更しました。勿論格安のスマホで、1GBです。先ずは慣れていかないと。

 

 今までのケータイの料金と変わらずに使えるようなので変更した次第です。字が大きく広範囲に見えますし、写真も大きくきれいですし、メールやショートメールもできるようですし、これで鮎釣り仲間同士でLINEなるものも出来ることになるのでしょうか。

 (お世話様でした。)

 まあいろんな機能が付いているとはいえ、基本は電話とメールと(少し)写真です。そのうち欲が出てきて機種変更等を言い出すかどうか、我妻とどちらが先に言い出すか、・・・・どうなるのでしょうか。

  (待ち受け画面ですが、何か分かりますか?背景は大川小学校です。子まもり像です。)

 

 きょうの河原の散歩はいつもとは異なっていました。思い出してみれば我妻は白鳥みたいな鳥が居たと言っていました。でも私は目撃はしていなかったので半信半疑でした。

 

 広瀬川分流にはサギが2羽いました。よくあることです。カモは全くいませんでした。分流の上流のほうから例によって“定点観測“して下流へ下り、その付近の本流にもカモはいなかったので、もしかして中洲の向こう側の本流にいるかなと思い、中洲へ渡りました。

             

 でも中洲の下流域にはカモもサギも姿が見えません。全く見えません。中洲を上流に渡りきってから河原に戻ろうと思い、本流を眺めつつ歩いていくと、本流の中ほどに白い大きなものが目に付きました。

 

 大きな石かな、このところ乾燥していて水面上に出ている石は白くなっていますので石かなと思ったのですが、よくよく見ると動いています。首がありました。そうです、白鳥でした。ようやく出会えました。その後はカメラを構えてシャッターを押しまくりました。

        

 いやあ大きいものですね、白鳥は。カモやサギ、カワウなどを見てきたわけですが、彼らと比べると白鳥は一回り以上も大きいです。ふくよかと言うか全体に丸く大きく見えました。

 

 いままではっきりと目にしていなかった鳥が川に居てくれるというのは嬉しい限りです。1箇所にとどまって何度も何度も長い首を水中に突っ込んでいました。結構長い間水中にいられるものです。うらやましい限りです。

                

 


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風もあって、寒い!

2017-12-14 16:12:10 | 思いつくまま

   

              (午前9時頃)

  午後は白熱の議論等を伴った打ち合わせ会、夜は趣味の集まりと重なったので遅くなっています。

 

      もう完全に伏流水です。 

 寒かったですね。しかも午前中は風もあって余計に寒く感じられました。この時期風が加わると途端に寒さが増します。生きにくくなります。

                         

 

 

 日本海側のみなさん、雪かきや雪下ろしに四苦八苦しているようでお気の毒としかいいようがありません。くれぐれも雪の事故に遭わないように、また体を壊さないよう十分注意して生活して欲しいと思います。

                  

 

 

 寒いといえば、これもですね。皇室会議の議事録です。1日に開催された皇室会議は、非公開でしたが1時間15分にわたって議論があったようですが、また10人の会議の議員全員が発言したと言いますが、その議事録は、新聞の行でいうと、たった9行しかありません。

 

 『天皇陛下には1月7日の御在位満30年の節目をお迎えいただきたいこと、国民生活への影響等を考慮すること、静かな環境の中で国民が天皇陛下の御退位と皇太子殿下の御即位をこぞって寿ぐにふさわしい日とすることなどの意見の表明が行われた。』

 

 詰めれば8行にまとまるようです。そして、これ以外には記録は残さないそうです。

 

 朝日新聞の社説では、「退位は約200年ぶり、日本国憲法下で初めてという、歴史に刻まれる出来事である。どんな道筋を経て退位に至ったのか、国民が正しく認識し、後世の人々もしっかり跡をたどれるようにする。こう文書管理法を持ち出すまでもなく、政府の当然の責務なのに、あまりにお粗末な内容ではないか。」と。

 

 「危うさを感じるのは、退位と即位は『国民がこぞってお祝いすべき』だから、ここの意見を明らかにするのは、『好ましいことではない』と皇室会議で合意した、という政府の説明だ。」 そして結びは、「皇室は国民の理解と支持の上に存立することを忘れてはならない。退位問題で高まった関心を大切にしながら、情報を共有し、議論をおこし、深める。それが政府の本当の役割である。」と。

 

 折角天皇陛下や皇后陛下、皇太子殿下は、象徴天皇制の下で国民とともに歩もうと、国民に開かれた皇室にして行こうと努力してきているのに、それに水を差すような、近い将来雲上人に祭り上げたいと思っているかのような説明です。不敬罪を復活したいのかなとまで勘繰ってしまいます。

 

 

 こちらはうすら寒い事件です。沖縄の米軍のヘリからこともあろうに運転席いや操縦席というべきか、の窓枠が落下するなんて・・・・。こんなことありですか!!呆れかえってしまいます。口もあんぐりです。CH53Eというヘリコプターですが、軍隊のヘリですよ。

 何か小さい部品等が落下したというのなら、あっまたかと思わないでもないですが、ヘリの窓、窓枠です、これが落下するのですか。そんなに古いヘリを相変わらず使っているのですか。それともアメリカ本国では使ってはいないが、日本だから、それも沖縄だから飛行を続けているのだとしたら、・・・・。日本国、日本人を馬鹿にするにもほどがある。ドナルドのことだから十分に考えられますが。

 アメリカ本国では絶対にできないような低空飛行も沖縄だから、日本だから平気で実行しているようですし。やはり人種差別というかあからさまな差別ではなくても黄色人種を蔑視、下に見ているという感情はいまだに白人に共通しているのではないでしょうか、もしかして。

 まあ何があっても文句は言えない立場ですし、それに甘んじている日本ですから、日本に米軍基地が居座り続けている限り起こり続けるのではないかと思わなければならないことが日本を愛する者としては悔しい限りです。

 

                      

 そこいくとこちらは救いです。応援したくなります。今月の12日13日の新聞に掲載された記事です。12日の河北新報は、「<大川小>『生き残ったからには友達、先生の分まで語り継ぐ』被災児童、初めて語り部ガイド」という見出し。

 13日の朝日新聞は、「生き残ったから伝えなきゃ 大川小・語り部ガイド」という見出しで、東日本大震災で児童と教職員が84人も犠牲になった石巻市立大川小学校で、奇跡的に助かった児童4人のうちのひとりで、当時5年生だった只野哲也さんです。

 只野さんはこれまでもいろんなところで発言してきましたが、周囲からは「テレビにでたいだけだろ」と批判されされたりもしてきたそうです。それでも、やっぱり何を言われても、当時何があったのかを伝えなければならないと考えた末の語り部の第一歩でした。彼はあの日妹・母・祖父の3人を亡くしています。

 ここまでくるのに自分でかなり悩んだことではないかと思います。それでもやはり亡くなった友達や先生方の分まで大川小で何があったのかを伝え、少しでも防災の力になりたいと言っています。無理をしないで、長く勤めていってほしいと思います。

 只野さんのこの決断を聞くと、やはり思い出すのは教員で唯一の生き残りの教務主任の証人喚問、証人申請という形でなくても、社会に対してあの日何があったのか話してほしいと改めて思いました。そうすることが亡くなった児童や教職員に対する鎮魂ではないかと思いますし、本人にとっても精神的に少しは楽になっていくのではないかと思うのですが。 

  

 今年は長雨の影響で、夏の気温が低かったことがシクラメンの生育にはよかったみたいです。

                          

 


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寒い日が続きます、

2017-12-13 14:10:01 | 思いつくまま

 

             (午前9時過ぎ)

 今午後2時過ぎですか、今日のこれまでの最高気温は4.2度とかラジオで言っていました。きのうが3.6度でしたので、まあきのうよりはましな気温となっています。 風がないのが助かります。

  

       氷 

 さっき外を見たら雪が舞っていました。いまは少し日も差しています。 

 

           

 それにしても新潟県の十日町市の積雪はすごいの一言に尽きますね。いまのところ日本で一番積雪が多いところのようです。やく1メートルの積雪ですから。雪かきが大変なことだろうなとお察ししたします。

 

       

 

 きのうは夜今年2回目の忘年会があり、二次会は誘われるままにカラオケに行ってきました。ひさし振りのカラオケです。今はすべて機械でというかタッチペン?で画面を操作して曲を選び転送して歌うという流れですが、二つあるうちの一つがうまく機能しなくて選曲がかなり大変でした。店側の備品等の管理が全くなっていませんね。

 歌うよりは聞く側に回りましたが、みなさんそれぞれ十八番をを持っていてなかなかに上手に歌います。そこいくと私は高音部の伸びが無くなったし、格好いことをいうようですが、ボイトレをしないままに歌うのはやはりよくないようです。

 のどに負担をかけてしまいます。やはり顔面の筋肉をほぐすこと、目を大きく見開くこと、口元を上に引っ張ったり、舌で口の周りの筋肉を柔らかくし、唇同士を振るわせたり、舌を口の中で振るわせたり、そして腹筋ですか、腹筋に語りかけ?呼吸も深く吸い込んで10秒くらいかけて吐き出す、その後ハミングをして、・・・なんていう一連のボイトレの前の準備段階の動作をするかしないかというのは本当に大きいものです。 まあそんなことを言ってもカラオケの前にそんなことなんかできないし、ついつい負けじと声を張り上げてしまう、喉に負担をかける、その繰り返しです。

 今週末の忘年会はカラオケとは無縁のようです。

 

 この前国際NGO核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)の事務局長とカナダ在住の被爆者サーロー節子さんの講演がありました。きのうの新聞にサーロー節子さんの講演の全文を読んでみました。

 

 (仙台城大広間跡地。記事と写真は関係ありません。10日の撮影です。)

 ほんとうに九死に一生を得、周囲の筆舌に尽くせない惨状を見ています。『住民のほとんどは一般市民でしたが、彼らは燃えて灰と化し、蒸発し、黒焦げの炭となりました。・・・。彼の(4歳のおい)小さな体は、何者か判別もできない焼けた肉の塊に変わってしまいました。・・・。』

 

 そこから、『毎日、毎秒、核兵器は、私たちの愛する全ての人を、私たちの親しむ全ての物を、危機にさらしています。私たちは、この異常さをこれ以上、許していてはなりません。』と続きます。

 

 『広島と長崎の残虐行為を戦争犯罪と認めない人たちがいます。彼らは、これは「正義の戦争」を終わらせた「よい爆弾」だったというプロパガンダを受け入れています。この神話こそが、今日まで続く悲惨な核軍備競争を導いているのです。』

           

 『核兵器の開発は、国家の偉大さが高まることをあらわすものではなく、国家が暗黒のふちへと堕落することを表しています。核兵器は必要悪ではなく、絶対悪です。』

 『「核抑止」なるものは、軍縮を抑止するものでしかないことはもはや明白です。』

 

 

 ICANの事務局長ベアトリス・フィンさんの講演も素晴らしいものです。格調高いです。

 『核兵器が使われるリスクは、冷戦が終わったときより大きくなっています。・・・。核戦争を回避してこられたのは、分別ある指導者に導かれたからではなく、これまで運がよかったからです。』

 

 『核兵器の傘に守られていると信じている国々に問います。あなたたちは、自国の破壊と、自らの名の下で他国を破壊することの共犯者となるのですか。全ての国に呼びかけます。私たちの終わりではなく、核兵器の終わりを選びなさい!世界のすべての市民に呼びかけます。あなたたちの政府に対し、人類の側に立ち、核兵器禁止条約に署名するよう求めてください。』

 

 『核兵器は、化学兵器、生物兵器、クラスター爆弾や対人地雷と同様に今や違法となりました。その存在は非道徳です。その廃絶は、私たちの手中にあります。』

 


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きょうは、これですね、雪景色

2017-12-12 15:51:25 | 思いつくまま

   

 風がないからまだいいものの、空気の冷たいこと!!鋭利な冷気といったところですか。きのうよりも10度も低い気温との予想でしたが、実際はどうかまだラジオで聞いていないので分かりません。

  (南側)

 仙台でも申し訳程度の積雪となりました。この周辺では2,3センチくらいかな。雪の日はいつもより早めに河原へ行くように心がけています。 まだ踏み荒らされていない雪景色、雪原を見たいからです。

  (西側)

 いい歳をして子どもみたいなと言われても構いませんね、ていうか嬉しく思います、自分で。そういう気持ちを今後とも大切にしていきたいです。

 ということで周辺の山々等の早朝の雪景色をご覧ください。 といっても午前8時15分頃ですが。

 以下の3枚は西側の部分的な拡大写真です。

 

          

 

 

 鳥たちは元気ですね。 カラスもスズメも逞しいです。

 

            これカラスです。   

 そしてもちろんいつもの、例のサギやカモメもそうです。

 下の写真はいつもの分流の上流域、今はもう水溜りが少しあるだけ、ですが、何か見えませんか? そうです、サギが1羽見えます。

 

 拡大しての写真は、 こうです。

 そしてカモたちです。分流に5羽いました。寒さなんて関係ないようです。水温の方があったかかったりして。

 

        

 

        

 

 きょうはごごから定例会議があり、夜は2回目の忘年会です。3回目は土曜日です。それでお仕舞です。

                     

 

          

 今日はこの辺で・・・。

 


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あの日から、6年9ヶ月

2017-12-11 15:35:38 | 思いつくまま

       

 ありがたいことにきょうはとっても?暖かい一日でした。朝方は冷え込みました。

 

  分流の水溜り?の凍結状況です。

 午後車からの車外温度は12度から13度まで示しました。 午後3時での仙台の気温は11.9度とかラジオで言っていました。

 

                      

 全国的に暖かいからでしょうか、札幌ではとんでもないことになっていました。雨降りと暖かさによる雪解けで市内の道路は冠水状態で車がエンストしたりしていましね。道路の両側には雪が積まれていますので、溶けた雪は路面上にたまるようです。 こんなこともあるのですね。

 

 仙台はいい天気とはいってもこれからは時間の経過とともに気温は下がり、未明から雪となるとか言っていました。最低気温は0度とか。雪は余り降らないで、積もらないでほしいですね。

                 

 

 

 7日ですか、新聞に載っていました。夕方はテレビでも見ました。東松島・宮戸島にできた『水曜日郵便局』です。手紙のやり取りを通じて、心のつながりを実感してほしいという関係者の熱い思いで実現したようです。

 

 何でも自分の水曜日の出来事や物語を手紙につづり、水曜日郵便局宛てに送ると、代わりに誰かの水曜日にまつわる手紙が届くということです。 正式名称は「鮫ヶ浦(さめがうら)水曜日郵便局」といいます。

                      

 東松島市宮戸島は先の東日本大震災で被災していますが、宮戸島には縄文時代の貝塚や「新宮戸島八景」と呼ばれる景勝地などの地質資源が点在するそうで、水曜日郵便局の開局によって住民の中に希望が湧いてきたとか。 なんか夢があっていいですね。

 

 宛先は、〒981-0394東松島市宮戸字観音山5番地その先  鮫ヶ浦水曜日郵便局です。

                     

 https://samegaura-wed-post.jp/  事務局です。 ”その先”というのがいいですね。

 

 

 きょうであの日から6年と9ヶ月が経過しました。きょうの新聞は休刊日のため配達はされませんでしたが、全国紙の東日本大震災の取り扱いはどうなっているのか、またテレビ等のマスコミはどれだけ放送するのか気になるところですが、テレビはもっぱら書類送検された日馬富士の傷害事件一色?のようです。

 きのう久し振りに仙台城址に行ってきました。博物館まで自転車で行き、そこから大広間のあったところまで歩きましたが、これが結構きついですね。思っていたよりも足や膝にきつかった。それだけ体力が低下しているとうことを思い知らされました。

 子どもの頃から大広間があったところは”天主台”と呼んでいました。ここからの仙台市街の展望は最高です。普通の城ならここには天守閣が聳え立つのですが、仙台城は残念ながら天守閣はありません。代わりにものすごく広い”大広間”がありました。 まあ山城だから天守閣は必要なかったともいえます。

 ここには明治時代に建設された鳶の大きな像をてっぺんに頂く「昭忠碑」があります。でもそれはあの日の大地震により落下して壊れてしまいました。それがこの秋かなようやく修理が完成したということでしたので行ってみたわけです。

 

                  

 人間と比べるといかに大きいかお分かりでしょう。

 

 この大きな碑の上に羽を広げた鵄(とび)が鎮座していたわけです。子どもの頃はロシアの方を睨んでいるのだと言われたように記憶していますが、どうなのでしょうか。

 

 明治35年設置で、目的は西南戦争・日清戦争等戦没者慰霊のためのようです。日露戦争は明治37年ですから、ロシアのことも意識していたのかもしれません。鵄(とび)と書かれています。4,689トンもの重さがあります。約7トンですか。ブロンズ彫刻作品となっています。

 

 これではなんかさびしいですね。

 今はこうなっています。 徐々に大きくすると、

 

        

 

             

 迫力満点です。 身近に見るとこんなにも大きかったのかとびっくりです。 

 広瀬川分流のトンビです。

 

                     

 


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極月も中旬に、

2017-12-10 15:03:21 | 思いつくまま

 突然ですが、みなさんは夏井先生の俳句といっていいのかどうか、正式な題名は、あっそうかプレバトとかいっていたかな、芸能人の俳句大会というか、夏井先生のお題を基に俳句をつくり、容赦なく才能あり・凡人・才能なしにランク付けされ、厳しい添削が待っているという番組ですが、これは録画してあとで夫婦でゆっくり見ることにしています。

 わたしとしても毎日担架(まもなくお世話になるかもしれません)ならぬ短歌(といえるのであれば)を作っているので、短歌と俳句の違いはありますが、毎回興味深く見させてもらっています。このまえ極月という季語があるということを知った次第です。12月、師走だけではつまらないですからね。

 

                   

 今日は久しぶりにゆっくり起きました。8時起床です。ですから河原へ行ったのも11時過ぎでした。もう陽射しは高くなっていますし、広瀬川の分流も水量が少なくなってきているということもありますが、川底までよく陽射しが差していました。しかも風がないのです。

 

           

 これはしめたと思いました。これなら鮭の姿も十分に確認することができる、写真も撮れるだろうと喜び勇んで流れのそばまで下りていきました。 それにしても水量がきのうよりもさらに少なくなっています。もともと冬は水量が少なくなる時期ではありますが、それにしても少なすぎます。

 

       

          

 

 

 分流の上流域はもう完全に干上がっていると言ってもいい状態です。2か所に水溜りがあるだけです。心配なのは減水についていけなかった、取り残された魚です。冬だから多分そういう魚は居ないだろうとは思いましたが心配です。

   (上流域) 

 でも実際に川底まで下りて行って見た所取り残されて戸惑っている、苦しがっている魚が居なくてホッとしました。何年か前は、あれは秋だったかな、分流の水溜りにかなりの数の小魚が取り残されていたことがありました。

 

 その時は懸命の救出作戦を実行し、何十匹という小魚を本流へ逃がしてやることに成功しました。ほとんどは中小のヨシノボリでしたが、なかには小ぶりのヤマメまでもいまして、びっくりしたものです。

  (下流域)

 もう1回は雨水等の排出路の真下の水溜りでしたが、泥の中から救い出したのはどじょう、えび、ヤゴ、とくにドジョウが一杯いたのには驚いたものです。逞しい生命力だなと感心したものです。 そういうことが過去にあったものですから、急激な水量の減少には要注意なのですが、今回はそういうことがなくてホッとしたところです。

 (下流域) 

 また話しが脱線していきました。サケのことですよね。このような天候状況では川底がよく見えるからサケの姿も確認できるだろうと喜んだのですが、分流の上から下までよく見ても大きな魚の姿は見えません。小魚の姿もありません。あるのはまえからあるサケの死骸だけです。

 これは一体どういうことなのでしょうか?不思議とした言いようがありません。一昨日は確かに2匹のサケの姿を見たのですが、・・・。写真まで撮りました。しかも分流の上下はもう完全に石ころでふさがっているので本流へは逃げられません。

 不思議と言えば、川底に沈んでいるサケの死骸ですが、水量が増えたわけでもないのに移動したり、しばらくして無くなったり、かと思えばいつまでたっても腐敗しなかったりという現象があります。これだって毎日見ている者としては不思議な現象に映ります。

 

 「第九」です。”交響曲「第九」の秘密”(マンフレッド・クラメス著)から;

 O  Freunde,   (直訳) 友よ  このような旋律ではなくて!

 【合唱はいきなり、このあいさつで始まる。なんという導入部でしょう!・・・。ここでは友人である観客たちに、心の変容を促してるのです。・・・。全ての人々に向かって≪友よ≫と呼びかけており、そこに区別や差別は一切ありません。・・・。】

 nicht  diese  Töne!  (直訳) このような旋律ではなくて!

 【・・・。聴き手である友人たちのためになる、ある”願い”を伝えているのです。Töne は一般に旋律(メロディー)と訳されますが、もっと深い意味で、調子、気分、感情、雰囲気、さらには時代の空気などを指します。・・・。ベートーベンは友に<この調子ではなくて!>と語りかけていますが、決して怒りから発せられた言葉ではありません。闇の破壊的なエネルギーなどの”悪い調子”に気付くように、という大切な忠告なのです。・・・。『第九』が発表された当時は、「ナポレオン戦争」が終結したばかりで、どの家庭も過酷な喪失や悲劇を経験していたのです。・・・。「この否定的な調子(状態)から抜け出そうと呼びかけたのです。・・・。】

 ...sondern  lasst  uns  angenehmere  anstimmen,  (直訳) 代わりに、より心地よいのを始めよう

 ...und  freudenvollere. (直訳) そして、より喜ばしく

 【・・・<もっと朗らかな調子で歌い始めよう><もっと肯定的なエネルギーをうみだそう>と、観客に呼びかけたのです。anstimmen には「歌おう」と「変えましょう」という二つの意味があります。・・・”より良い旋律”という意味ではありません。そして彼は「心がより喜ばしい状態に代わるよう、もっと校庭邸な調子に変化しようではないか!」と、自らの願いを表出するのです。】

 以上は216小節から236小節までのバス(バリトン)の独唱部分です。

                     

 

 


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ああ疲れた!

2017-12-09 16:28:41 | 思いつくまま

 朝方はよく冷え込んだようですが、その後は気温も上がり過ごしやすくなったとはいえない天気でした。午前中は風があり、川の水面はさざ波立ち水中が全く見えなくなりました。そのためきのう見つけた2匹のサケ、まだ元気に泳いでいるかどうか心配?だったのですが、サケの姿は見つけることはできませんでした。

 

              (午後9時30分頃)

 それにしても川柳の世界は快調ですね。これを喜んでいいものか悲しむべきものか、悩むところっです。本来なら思わずうまい!と膝を打つような川柳は出てきては欲しくない、出てこないような世の中がいい世の中だと言えるのではないかと思いますが、現実はうまい川柳が多く出てきてくるのに比例して世の中も住みにくくなっているということでしょうか。

             

 NHKの受信料判決を受けて、埼玉県の渡辺さんはうたいます。「どや顔になって集金受信料」。もう堂々とした態度で”部屋の中を見せてくれ”と言えますものね。居丈高にテレビがあるか確認させてくれと言っている集金人もいるそうで。

  (干上がって)

 また兵庫県の福井さんは、「そのうちに見るのも義務にNHK」 うまい!ウマイ!近い将来を予測している。”見るのが義務”になったら、自民党の広報誌は不要になりますものね。そうか、それをもっと進めて、逆に景気浮揚も兼ねてテレビを買え、買ってNHKを見ろ、と言われるようなことも妄想できますね。見てるかどうか、情報センターにはデータが集まるようにするのは不可能ではないでしょうから。デストピア?か。

                  

 あと、ドナルドのこともありました。エルサレムに関して、「公約は争いの因(もと)ばかりなり」(東京都の黒住さん) 食べるリンゴのことで、岡山県の曽根さん、「見当たらぬ国光さがす林檎好き」。 確かに国光も昔を思い出しながら食べてみたい気はしますが、個人的には”国光”よりも”印度りんご”ですね。

 

 もう店頭から見なくなって何十年も経ちますが、死ぬまでにもう一度”印度りんご”を食べてみたいという思いがあります。 あの甘くて硬い、黄色のりんごです。もうどこでも作ってはいないのかもしれません。もしも実際に食べる機会があったとしても、えっ、こんな味だったっけとがっかりするのかもしれません。

            

 きょうは話があっちこっち飛びます。午後からちょっと繁華街へ出かけてきました。バスで行けばよかったものを、健康も兼ねてと15分あるいて地下鉄で行ったりしたもので、もうその時点で少し疲れ気味。

                

 きょう午後から繁華街のデパートの前で「ミッションスクール7校合同 クリスマス募金」というイベントがありました。 ハンドベル演奏、ダンス、書道パフォーマンス、バトン演技、合唱とバラエティに富んでいました。

 

 でも私は二つを見た(聞いた)だけで仙台駅の方へ歩き出しました。我妻は書道パフォーマンスを見たかったようで、実際に見てよかったと言っていました。 いやはや一番町や中央通りはすごい人出でした。まあこの時期ですから、しかも土曜日ですから当然と言えば当然なのですがそれにしてもとっても多く感じました。

              

 そして入ったのはヨドバシカメラです。数年前に改築・新築してからとっても大きな店になりましたが、いやあ田舎者にはもう圧倒されてしまいます。店内を歩くだけでももうフラフラというかめまいがしそうになります。その品数の多さに、明るさに、人出にやられてしまいます。

 

 はじめてヨドバシカメラにて文房具売り場ものぞいてみたのですが、なんで電気屋でこんなにも文房具を扱っているのだ!?と突っ込みを入れたくなりました。街中の文房具店何かよりもはるかに品数が多く揃っています。ありすぎます。

       

 ヨドバシカメラに行った目的は「単4乾電池」を買うためです。安くて量の多いセットになっている単4乾電池です。在庫があと4本のみとなってしまったので、今の一眼レフカメラはすぐに電池が消耗してしまうので、常に在庫を取り揃えておかないと困るのです。

 新聞の通販で買った29,800円の一眼レフですが、また毎日河原で使っているわけで、望遠機能を一杯使わせてもらっているわけです。しかし望遠にするからでしょうか、電池の消耗が激しいのです。20本セットで1000円以上もするような電池は買いたくありません。(これがおかしいのかな?)

 

 2ヶ月くらい前かな、懐中電灯の件でヨドバシカメラ店内を歩いていたら、いいのを見つけたのです、何となんとナント単4電池20本セットで500円台でした。メーカーは県内の大手企業アイリスオーヤマです。プラスチックの製品が強みでしたが、乾電池も製造している?とは露知らず。

 その時は20本入り1セットだけしか買わなかったのですが、前述のように消耗が激しいので、また階に行ったわけです。しかしどこの乾電池売り場で買ったのか、記憶しているつもりだったのですが、全く記憶は薄れあっち行ったりこっち来たり、歩き回って何とか同じ製品を見つけました。その時はだから2セット、つまり単4電池40本を買いました。それでも1100円台でした。

                               

 そしてきょうまた必要に迫られて買いに行ったというわけです。でも広すぎるということははっきり言って悪いことですね、私には。広すぎます。きょうは歩いて行ったわけで、仙台駅からエスカレーターにのって行ったのですが、到着した買いが3階とは知らなかった、2階とばかり思っていました。

 全2回は自転車で行ったもので、店内に入ったのは西側となるのかな。しかも1階から入りました。それがエスカレーターで上ったもので、2階と思っていたのが3階だったりして、当初は方向音痴みたいになりました。

 そんなこんなで2階と3階を行ったり来たりして乾電池の売り場を探し回りました。同じフロアに2,3か所もあるのです、乾電池売り場が。血眼になってアイリスオーヤマの単4乾電池セットを探したのですが、見つかりません。そういえばもともと片隅の方に申し訳程度に置かれていました。

 

 結局うろうろした2階と3階には見当たらず、最期として1階に降りてみました。1回も2か所くらいに乾電池売り場がありましたが、その1か所にようやく”アイリスオ-ヤマ”のロゴマークを見つけました。でも単4電池で、しかも8本くらいのセットでした。

 必死に探して見つけたものは、パナソニック製の乾電池でした。どういう訳かは知りませんが、パナソニック製で16本セットで666円なのです。アイリス製品と比べると高いですが、他のメーカーと比べると圧倒的に安いです。

 セットは4つくらい置かれていましたので、2セット買ってきました。1332円です。これでも安いです、32本ですから。いやはやすっかり疲れてしまいました。足もとから目から、頭から疲れたなあ、もう!!!  そんなことがきょうの午後あったということです。 愚痴を並べただけですが、お付き合いありがとうございます。

          

 

 


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予期せぬことが、

2017-12-08 21:33:38 | 思いつくまま

 今日の仙台の気温は、最高気温が8.3度、最低が1.5度でした。きのうは7.6度と0.0度でしたから、本当にきのうは空気が冷たかったと改めて思った次第です。 札幌市なんか最高気温も氷点下ですから、仙台はまだまだ恵まれていますね。

 

 驚いたなと思ったのは、ドナルドのエルサレム首都宣言ですね。 何で今それを言うか??です。でもアメリカはずーとその方針で来ていたのですが、ドナルド以前の大統領は、それなりに常識があり世界情勢をある程度は客観的に見ることができたから、いくらそういう既定の方針があっても宣言はしたくてもできなかった、今するべきではないと判断できた。

 

 イスラエルのアメリカ大使館を、テルアビブからエルサレムに移転するようですが、本当にやるのか、できるのか、いつやるのか注目していきますが、それ以上に注目しているのがアメリカの属国日本の独裁者がいつどのような発言をするのか、支持するのか支持しないのか、どっちつかずで行くのかですね。

 

 英仏露中が反対なり懸念を表明する中、100%理解し合っているというドナルドとシンゾウですから、四面楚歌でも支持するのでしょうか、いや四面楚歌であればなおのこと支持すると表明しなければ本当のオトモダチとは言えないでしょう。

 

 この前ドナルドが日本に来て、羽田や成田ではなく治外法権の米軍横田基地に降りたち、松山プロまで呼んでゴルフをしたようですが、我が宰相はバンカーでスッテンコロリンの醜態を演じたのに、演じたからかオトモダチのドナルドはわれ関せずとすたこらと先に行ってしまったとか。

 

 所詮はそんなものでしょう、宗主国と属国との関係は。それなのにさも日米は100%パートナーだなんて思うこと自体がナンセンスでしょう。全てはアメリカファーストでの行動原理ですから、そのうち何のメリットもないということで国連からも脱退したりしないでしょうか。自国第一主義をつら抜くのであれば、そこまでいかないと不十分、中途半端ではないかとまで思ってしまいます。妄想は膨らみます。

 

 

 なんか前置きが長くなってしまいました。予期せぬこととは、世界的地球的規模ではドナルドのエルサレム首都宣言で、身近な予期せぬこととはこれだったのですと言いたかっただけなのです。

 もうとっくに広瀬川の分流から居なくなっていたというか、居なくなったサケですが、今日の午前中いつも通り河原へ行ったら何か分流のトロ場の様子がおかしいのです。

 トロ場の中央でまあるい波紋が、それも小魚のそれとは言えないような、かなり大きい魚であろうと思われる波紋が見られたのです。 慎重に水面近くまで下りていきました。そこで目にしたものは、・・・・。

        

 

 まさかまさかの現実、こんなに水量が減っているというのにこんなことがあり得るのかという半信半疑、驚いたのなんのって!!!

 

 居たのです、サケが!!!!もうとっくに遡上してきたサケは全滅してしまったものと諦め、きのうまでその姿がずーと見られなかったというのに・・・・。だからこの頃は広瀬川の分流や本流のカモやサギの方に注意が行っていたのです。

 写りは悪いですが、まあ見てやってください。 1匹ではなく、2匹も居たのです。

 

 

  まあサケがたくさん遡上して来てくれた年は12月まで分流で目を楽しませてくれたものです。きょうは12月8日、日本軍がハワイ真珠湾の米軍基地や軍艦等を奇襲攻撃した日です。

 威勢がよかったのは最初の半年くらいで、その後は米軍の反転攻勢に押されっぱなしとなり、遂には作戦とは言えない「特攻」まで繰り出すのですが、この前こういう新書が発売されました。もうお読みになりましたか。とっても読む価値がある新書と思い推薦します。

 今年の11月20日発売です。講談社現代新書2451の「不死身の特攻兵 軍神はなぜ上官に反抗したか」です。著者は鴻上尚史(こうかみしょうじ)という作家であり、演出家です。定価は税別で880円です。

                         

 

 北海道出身の、子どもの頃から何よりも飛行機が好きで、とにかく飛行機に乗って空を飛ぶことが何より大好きということで、逓信省航空局仙台地方航空機乗員養成所の試験に合格し、1年間約50時間飛行機に乗り卒業し、その後茨城県の鉾田陸軍飛行学校に配属された佐々木友次さんの物語りです。

             

              (佐々木伍長の搭乗機 九九式双発軽爆撃機)

 パイロットとしての技術が素晴らしいがために、陸軍の第1回目の特攻隊「万朶隊」に配属され、そこから波乱万丈というか特攻、人間爆弾という陸軍の考えに反対し、9回出撃させられてもけっして無謀なやけくそな突撃はしなかった伍長の苦悩の記録、人間記録です。

 

 この本は、著者の筆力等もあるのでしょうが、まれにみる特別攻撃隊の、お涙頂戴ではない、美化するものでもないある意味冷酷な実話となっています。是非とも本屋で手に取ってお読みいただきたいと思う本です。 そして子々孫々語り伝えていくべきものでもあると感じました。それくらいいい本に仕上がっています。

                

 

 

 

 


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いよいよ大雪か、

2017-12-07 13:51:50 | 思いつくまま

   

                   (午前9時5分頃)

 今NHKFMを聞いていますが、とっても懐かしい歌が流れてきました。午後1時から2時までの番組ですが、懐かしいフォークソング等を特集しているのかも。 石川セリの「8月の濡れた砂」ですが、その前奏が聞こえてきたときはもう涙が出てきそうなくらいの懐かしさに心が占領されました。

                     

 

 NKHというときのう最高裁判所でNHKの受信料に関する初めての判決が下されましたね。約900万人といわれる未契約者に対してどういう態度で臨むのか、今後のNHKの出方が注目されます。

                     

 15人の大法廷で審理され下された判決ですが、判決内容は予想通りといっていいでしょう。現状追認の最高裁ではこんなものでしょう。司法判断は、三権分立の大原則にのっとり是々非々で判断を下すということからは、今までもこれからも期待はできないでしょう、残念ながら。

 

 そこいくとアメリカの司法は大したものです。時の権力者が誰であれ司法は司法として独立した権限で持って判断を下す(それが当たり前なのですが)ということが確立されています。そういうアメリカのいいところは見倣わないのは困ったことです。

 

 新聞の一面全部を使って判決を掲載していましたが、読みづらい判決を読んでみました。1回ではとても理解不可能です。とくに補足意見として出された個別意見を読んだのですが、木内裁判官の意見が一般常識的な判断を法律用語でまとめているようで一番納得しうる判断と感じました。

 

 個人的に納得できないのは、契約した時点から受信料を支払うのではなく、受信設備(テレビ)を設置したときに遡って支払い義務が生じるということです。これは負担の公平性を図る上で必要かつ合理的だという判断ですが、この考えを推し進めていけば個人で自主的にNHKと連絡をとり契約を締結しなければならないということに行きつくのではないかと思います。

 

 補足意見で小池、菅野裁判官は共同補足意見という形で、受信設備を廃し(テレビを家庭から撤去した場合)した後のことについても言及しています。「受信設備を廃止したとしても、過去の受信設備設置により、それ以降の期間について受信契約締結義務が発生しているのであるから、廃止までの期間についての受信契約の締結を強制することができると解し得る。」とまで言い切っています。

 

 この件については、木内裁判官は「すでに受信設備を廃止した受信設備設置者が廃止の後の受信料支払い義務を負うことはあり得ない。・・・。過去の事実を判決が創作するに等しく、判決がなしうることではない。」と言っています。

                   

 自分でもどこまで理解できたかはっきりしませんが、何にしても今後のNHKが「国民の知る権利を実質的に充足し、健全な民主主義の発達に寄与することを究極的な目的」(岡崎裁判官)と自覚して、政権の意向に左右されず、真の国民のことを考えた公共放送として運営して行ってほしいものです。

 

 

 ”大雪”ですね。(大雪 初候) 『閉塞成冬(そらさむくふゆとなる)』 空が閉ざされ、本格的な冬になる時期です。「片山に入日のかげはさしながらしぐるともなき冬の夕暮れ」(藤原良経)

 

 

 そうそうきのう6日は仙台市地下鉄東西線が開業してちょうど丸2年目の日でした。いつの間にか2年も経過してるというこの時間の流れの速さ。 仙台市のような100万規模の都市に地下鉄南北線と東西線の二つの系統が走るようになっています。

                          

 東西線の乗客数の見込みは2度も下方修正されています。計画の段階ではどうしても過大見通し、甘い見通しになります。沿線人口や利用客数を多めに見積もらないと収支がバランスしないからです。国の認可が下りないからです。もともと無理があったのです。

 

 誰が見ても乗客数の見込みは多すぎといわれてきましたが、実際その通りで、東西線が収支のバランスがとれるなんてことはあり得ないでしょう。今のところは宮城県や仙台市は人口が増えていますが、もう少ししたら人口減となってしまいます。何しろ日本国ぜんたいの人口が大きく減少局面に入っていくのですから。

                         

 市営バスの収支も採算がとれないところばかりといっても過言ではなく、近い将来仙台市にとって重い負担となり、にっちもさっちも行かなくなるだろうことは容易に推察されます。ただ誰もが真摯にその現実をみようとしていないだけでしょう。”現実をみんなで見なければ恐くない”ということです。 

 

 そんなカッコいいことを言っている自分ですが、一方では1割負担の敬老パスを買って喜んでもいるわけです。

                     

 

 今日発売の週刊誌も面白そうですね。週刊文春と週刊新潮です。二誌とも大々的に大相撲のことを取り上げています。 ここにきて「モンゴル力士会」が前面に出てきて、叩かれるようになってきましたね。

 週刊文春は、「モンゴルの闇」に迫る!と題して、「貴乃花VS.白鵬「八百長」の真実」、「白鵬「愛人2ショット」と「危険なタニマチ」」と大々的に書き連ねています。

 また、週刊新潮は、「肉を切る「白鵬」、骨を断つ「貴乃花」」ときました。この中で気になった見出しは、「凶器はやはり「ビール瓶」!?共犯白鵬の偽証疑惑」というのと、「日馬富士引退会見で隠した本音は「ふざけんな白鵬!」 です。

 ここにきて白鵬のワンマンぶりというか、したい放題だったという独裁振り、思い上がりが、さらにそうさせてきた相撲界が、相撲界に弊害をもたらしてきたということが表出してきたということでしょうが、果たして自浄できるのか、このまままたうやむやになってしまうのか・・・・。

 稀勢の里がこのまま中途半端なままだと、結局はモンゴル勢が居なければ日本の相撲は成り立たないということで、今の理事会をみてみると、被害者の方が対応がまずかった、とくに親方の貴乃花の対応の拙さから、貴乃花や貴乃岩のほうが割りを食うことになるような気がします。変な結末ですが。

 


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寒いときは、第九、かな?

2017-12-06 15:07:40 | お知らせ

    

                 (午前9時5分頃)

 今日の最低気温は今のところ 1.7度 です。その後上がりましたが、午前11時現在では4.7度となっています。 今日の天気の特徴は何と言っても空気が冷たいことです。 冷気に身につまされるという感じでしょうか。

                

  

 朝方の河原の散歩でも、とくに空気の冷たさが顔面にはこたえました。それでもサギやカモたちは元気に水の中を泳いだり、水面を飛んだり、また仲間たちとおしゃべりしたりしています。まっさかさまに水中に突き刺さるように上半身を潜らせています。

                 

 

 昨夜雪が降ったようで、太陽光が当たらない日陰には雪が残っていました。小雪も過ぎてもうすぐ大雪ですね。厳しい季節がやってきますが、”冬来りなば春遠からじ”というにはまだ早すぎますよね。

 

                     

 

 こうやって見ると本当に日本という国の季節というのは素晴らしいとしか言いようがありません。春夏秋冬という四季があって、盛夏と真冬日の最高気温を比べると、仙台でも30度くらいも差があります。

 

 その移り変わりというものも、本当に徐々にジワジワと移ろいゆき、気が付くと大きく変わっているという、その変わり方に驚きを隠せません。本当に上手くできている、日本人の体や生活様式に見事にマッチしていることに感心することしきりです。

            

 

               

 先にチラッと紹介したマンフレッド・クラメスの「交響曲『第九』の秘密」というワニブックスPLUS新書ですが、不定期でしょうが、少しずつ紹介していきたいと思います。きょうはプロローグですか。

 

 「はじめに」のなかで著者はこう言っています。 

          

 ・今日に至るまで、世界中の人々は「歓喜の歌」の歌詞について、キリスト教的な意味での神への賛辞の一種であると思い続けています。

 

 ・しかし、ベートーベンは、そんなことはまったく考えてもいなかったのです。彼は当時、宗教と国家に洗脳されることを何よりも恐れていました。彼は人々が洗脳され、迷わされ、無能力にされているという事実を嫌っていたのです。

           

 ・彼は大衆が目覚めることを望んでいた生まれついての革命家であり、そのために交響曲を創造しました。その中でも集大成的な作品が、この「第九」なのです。

 

 ・とはいえ、彼が生きた時代は、教会や国によって発表しようとする文章が厳しく検閲されていました。彼のメッセージをそのまま楽曲として表現したら、確実に禁止令が出され、彼は権力によって捕らわれていたことでしょう。

 

 ・こうした当時の状況をよく知ることで、「歓喜の歌」に秘められた真実の意味を理解できるのです。

                        

 ・この本を読み、あなたが「第九」の歌詞の行間に隠された真実に気付き、それに従うならば、新しい人間として生まれ変わることができます。このような効果を持つ音楽は他にないのです。

 

 ・なぜ、この曲は世界中の交響楽団の基本レパートリーに入って、世界各地で演奏されているのでしょうか?なぜ、ドイツ語を一言も理解していない観客が、感動の涙を浮かべるのでしょうか?

                             

 ・それは、聴き手が潜在意識の中で、ベートーベンが何を伝えたいのかを感じているからに違いありません。

 

 と、そこまで言っています。


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やっぱり 桜、

2017-12-05 13:53:37 | 思いつくまま

 

               (午前9時10分頃)

 2階から外を見る限りにおいては、雲はありますがとっても眩しく、単純に考えると外はあったかいのだろうなと思ってしまいます。 10度はないはずです。

                   

 

 でも今ラジオを聞いているのですが、生島淳さんがゲストで出ていて、福岡から戻ってきたばかりとか言っていました。なんでも福岡の方がきょうは寒いそうです。福岡の山の手の方は雪模様だったとか言っていました。

 

            

 同じ九州でも福岡は緯度的には割と高いところにありますので、寒くてもおかしくはないはずです。むかしむかし学生時代に冬の九州を一周したときには、長崎でも鹿児島でも雪でした。中でも鹿児島市では子どもたちが城山?だったかな雪だるまを作っていました。

 

 

             

 おといといですか、近くの町内の冬の桜の写真をアップしました。その時紹介した桜の写真はまだ半分でしたので、きょうはその残りの写真を掲載します。といっても別の桜の木ではなく、一本の桜の木ですが。

 

         

 でも師走のこの時期、こんなにもきれいに咲き誇っている桜の花を愛でることができるなんて何という幸せでしょうか。 自然に、そしてこの桜を手入れしている人に感謝しないといけませんね。

 

          

 

           

 

                

 

 自分としてもここまでいろんな角度からお見せすることができて(自己)満足です。みなさまはご堪能いただけましたでしょうか。 少しでもきれいだなあと感じていただけましたら幸いです。

 撮影は12月3日です。

 

 

 


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師走、 第九 1回目

2017-12-04 21:44:16 | 思いつくまま

  

                (午前9時過ぎ)

 きのう満月のお月様が雲の切れ間から顔を出しているのを見ることができて、とっても得した気持ち担ったと書きましたが、それもそのはず 『月が大きい夜でした』 とは今朝の新聞記事でした。

                 

 

 月は35万キロから40万キロの楕円の軌道で地球を回っていますが、きのうは今年もっとも地球の近くを回っていたということでした。一番小さく見えた6月9日と比べると1割以上大きく、約3割明るかったそうです。

 

 次の満月は1月2日で、来年中で地球に最も近く、最大の満月となるそうです。1月2日の夜は雲が少なく晴れていればいいですね。

 

   

 

 東北文化学園大学主催の「2017第九コンサート」はきのう午後3時から県民会館(東京エレクトロンホール宮城)で開催されました。行って来ました。聴いてきました。なんでも主催者側の話しでは、今年は第7回目の開催と言うことです。

  

 第1回目は東日本大震災で大きな被害を受けた岩手県の町で開催されたそうで、それで今年は7回目ということになります。私が聴くようになったのはこれで3回目でしょうか。まあいくらいろんな団体や基金から助成を受けているとはいえ、無料で生のオーケストラを、それもベートーベンの第九・合唱付きを聴かせてくれるなんてありがたいことです。

 

 3時開演、2時から入場可ということで会場には1時50分頃着いたのかな、それで十分だろうと思っていたのですが、行ってみてびっくり、並んだのは定禅寺通りの反対側、楽屋への荷物搬出口付近でした。私が並んだ後も続々と老若男女がやってきます。どちらかというと高齢者が多いですね、自分も含めて。

 ひとりですので、ありがたいことにどこでも座ろうとすれば座れます。どこに座るか悩んでいるのは、探し回っているのは2,3人以上できている団体さんです。そういう団体さんは早く来ないと全員同じところには座れません。そういうことからいうと、映画やコンサートはひとりで来るのが一番なのですね、本当は。誰にも気兼ねすることなくそこの雰囲気に浸れますから。

 どうしても文章がくどくなるのが私の欠点です。ここまで書いてきても演奏には入っていません。まああきらめてお付き合いください。 今回のプログラムは面白いですね。というのもモーツァルトとベートーベンの曲が、それも二人の第九番の交響曲が聴けるのです。

 モーツァルト 交響曲第9番 ハ長調 K.73 と ベートーベン 交響曲第9番 ニ短調 作品125 です。ベートーベンは1770年生まれですが、モーツァルトの第9番はその前年1769年の作品で、13歳の時の作曲といいます。いやはやさすが大天才・神童モーツァルトです。

         

 因みに二人の人生が重なるのは1770年からモーツァルトが亡くなる1791年までです。21年ですか。ベートーベンの第9の初演は1824年で、彼が54歳の時でした。もう完全に両耳が機能を喪失した後です。すご過ぎて信じられません。ベートーベンが亡くなったのは1827年です。

 

(余談ですが、私が第九を歌う合唱団に応募した時に仲間の一人が言っていました、第九第4楽章合唱でソプラノやテノールの音程がかなり高いのは、彼が音声を失ったからだと。本当かどうかは分かりませんが、実際に歌ってみた者としてはやけに説得力はあります。)

   

 3時から主催者の短いあいさつがあり、モーツァルトの第9交響曲(第1楽章から第4楽章)の演奏が3時20分頃までありました。その後本命のベートーベンの第九が始まりました。 オーケストラの編成というか並び方に最初驚きました。いままで何回も見てきましたし、参加もしてきた中で初めての並び方でした。

 

 普通は指揮者を取り囲むように前の左右に第1第2バイオリンやビオラが並ぶのでしょうが、指揮者の真正面にはチェロが座り、重厚な低音を担当するコントラバスが右側(上手)ではなく、左側(下手)に陣取っているのです。

                   

 合唱団は最初から入場しているというのではなく、第4楽章の開演前に左右から入場してきました。この合唱団の男女の並び方もちょっと変わっていました。どちらかというと、中央に男性陣が、その左右に女性陣が陣取っているかと思います。

 

 きのうの合唱団の並び方は、左側がアルト・ソプラノの女性陣、右側が男性陣(テノール・バス)というものでした。私の咳ならぬ席は、ステージに向かってほぼ中央の右側でしたので、女性陣とくにソプラノの声量がよく聞こえたように思いました。

           

 結論から言うと、圧倒されました、演奏に、合唱に。第1楽章から第3楽章の演奏では何といったらいいのか弦楽器よりは木管楽器や管楽器の迫力に圧倒されました。とくに管楽器かな。これは指揮者が特に意識していたのかどうか分かりませんが、管楽器の音の伸びがとってもエネルギッシュに感じてすごいなあと思いながら聴いていました。

 

 普通は第3楽章は一転して穏やかな優しいメロディを奏でるのですが、それさえも何か力強く感じた次第です。そして第4楽章です。合唱団と4人のソリストが入ってきます。そうなると聴く法としてもいよいよだなと幾分か身構えるような感じになってしまいます。

         

 216小節 バスのソリストが立ち上がり歌いだします。 O  Freund, nicht diese Tone! (下線oウムラウト)・・・・ 毎回思うのですが、いくらプロとはいえあの声量は一体どこから出てくるのか!?1500人の会場に朗々と響きわたります。一体どんな腹筋をしているのか、まあほとほと感心するばかりです。

 327小節からはvor Gott , vor Gott と歌うのですが、最後の Gott は大きく伸びるのですが、指揮者はかなり伸ばしていました。そう感じました。ハ長調での高音の“ラ”(ソプラノ)ですが、張りがあってのびやかでそこに“若さ”を感じてしまいました。高音のソプラノの声に聴きほれました。

        

            (上から、ソプラノ・アルト・テノール・バスの譜面です。)

 聴きほれたと言えばこの部分もです。いやはや圧倒されました。654小節からのいわゆるフーガの部分です。ソプラノは716小節から der ganzen Welt! のWeltを8小節分、ハ長調の高音のラの音で歌うのですが、まったくブレスを感じさせない、息継ぎの苦しさを感じさせない素晴らしい高音で引っ張りました。これも若さと言ってしまえばそれまでなのでしょうが、乱れない連続の高音は聴かせてくれました。

  

                 

 

 と言うようなことがあり、東北文化学園大学主催の第九の演奏で涙がにじんできたのは初めてのことです。感激・感動させてくれました。感謝ですね。 そうそうMの543小節からのあの有名な“歓喜の歌”のところもとってもよかった。何か今回の演奏会では若い人たちの張りのある伸びのある声に感激を貰ってしまいました。嬉しい限りです。古希のお祝いだと勝手に思っていますし、歳をとったから若者たちに感激しているのかなとも思ったりして・・・。

 

 


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いやあ、よかった!

2017-12-03 21:16:47 | 提案・要望

   

                 (午前9時40過ぎ)

 いやあ、死んでほしかった人もいたでしょうが、お陰さまで体調の方もよくなりました。よく寝て薬も飲んだからでしょうか。ニンゲンはそう簡単には死なないものだとも言われていますし。

            

 

 それを祝福するためでしょうか、天気もとってもよかったです。暖かかった。助かる。最高気温もきのうの倍以上の13.3度まで上がりました。

              

  

 天気といえば、そうそう夕方の東の空を仰ぎ見ましたか?雲が多かったのですが、たまたまでしょうね、午後5時頃です、雲の切れ間から何となんとナントまん丸のお月様が微笑んでいたのです。よかったですねえ。何かとっても得した気持ちでした。

 

 そしてこの花もほぼ満開でした。この時期にこの花を愛でることができるのはありがたいことですし、嬉しくもあり、とってもよかったです。そうですこの花です。

 徐々にはっきりしてきます。

 

       

 

       

 

          

 

 最後はきょう午後からの第九の演奏会です。これがとってもよかった。勘当ならぬ感動しました。ほんとうです。543小節からの歓喜の歌のときは、思わず涙が滲んできましたが、詳しくはあした以降にさせていただきます。

 疲れたし、眠くなりました。すみません。

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寒い、 拙い、

2017-12-02 15:28:41 | 思いつくまま

  

               (午前9時前)

 空気が冷たい。顔に当たる風がますます厳しさを増してきていますね。 

             

 

 それだけならいいのですが、きのうの午後から何か体調がいまいち、思わしくありません。 いままで風邪もひかずに、また腰も傷めずにここまできたということで夫婦で喜んでいたんですが、やはり我妻には叶わないということでしょうか。女は強い。

 

 葛根湯を飲んで昼寝をしたりしています。本格的に布団にはいるというところまではいっていません。午前中よりは幾分かよくなったかなという感じです。

          

 

 

 明日はごごからこれがあるのです。何としてもいい隊長ならぬ体調で聴きたいです。

  べートーベン交響曲第9番です。

 演奏は仙台フィルハーモニーのはずです。合唱はいろんな大学生たちが歌ってきました。何と言っても入場無料というのがすごいのです。主催は、東北文化学園大学なのです。まあ太っ腹です。お陰さまでありがたいのですが。

 

 23日の同じ仙フィルと仙フィルと第九をうたう合唱団の演奏会は、6000円、5000円の入場料をいただきます。 観客は1500余人ですので、平均5000円とすると、合計7,500,000円となります。おおざっぱすぎますが、だいたいそれくらいの費用が掛かるということでしょうか。

              

 いい席に座るためには早く行って並ばなければなりませんが、正直なところは並びたくはないです。できればいつもはS席となるところを確保できればいいのですが、まあそれは無理でしょうね。

 

 第九といえばこういう新書が発売されました。2017年10月10日初版発行となっていますから9月の発売ということですか。本屋で見つけた時ははすぐに買って、すぐに読みました。あとで本の内容をお知らせしたいと思っています。

     ワニブックス PLUS新書 

 

                      

 著作者はドイツ人でマンフレッド・クラメスです。Manfred Krames

 何でも来年2018年6月は日本で初めて第九が演奏されてから100年目という節目を迎えるそうです。作者は、第4楽章合唱「歓喜の歌」の歌詞の本当の意味を知る人は世界中を見回しても少ない、そこでベートーベンが生きた時代背景を丹念に考証し、ドイツ語の歌詞を入念に調べて解釈したところ、全く違った意味合いが浮かび上がってきたといいます。

 興味のある方は是非とも購入してお読みください。税別で830円です。字も大き目で190ページの分量です。 解釈が面白いです。

 

 

               

  可愛い表情じゃないですか!

 

 

 

 

 


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