鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

せんくら合唱団

2010-10-16 21:17:50 | お知らせ

 せんくら合唱団、せんくら2010フィナーレコンサートの余韻はまだ残っていますが、明日からは12月23日の公演に向けての練習がスタートします。その前に、10月3日のコンサートに関していろいろとブログを見てみたのですが、ほとんどが素晴らしかったという中で、えっ本当?と信じられないようなことが会場ではあったようなのです。

 「本日、good-sun日和」のやまぐちけいこさんはせんくら合唱団として参加されていた方です。我々の気持ちを短い文章のなかに上手くまとめられています。http://good-sun2525.cocolog-nifty.com/

 「風の凪ぐ門」(なぐモンのブログ) この方は、せんくら合唱団に参加したいと募集要項を取り寄せたのですが、半年間ほぼ毎日日曜日が練習ということで、参加を断念したそうです。3日間で、4つのステージを見て、最後は勿論”101番目のフィナーレコンサート”です。『初めて生で聴く第9の迫力は感動ものでした。・・・。確かにこうして演奏を聴けば、毎週練習しなければあのステージには立てない、ということは納得する内容でした。私も一生の間、いつかは参加してみたい。私の夢です。』 http://outdoors.cocolog-nifty.com/

 「ちっぽけなワン」 この方は、5年越しで初めて演奏を聴くことが出来たそうです。フィナーレコンサートのチケットを運良く入手して、聴きにきてくれました。『第九は、前にもナマで聴いた事があるけど、合唱団が加わると、素晴らしいですね。・・・、素晴らしい演奏でした。』 http://fura55.blog38.fc2.com/

 とここまでは素晴らしい演奏だったと褒めてくださっているのですが、「rasty512さんのブログ」によると、この女性は『オーケストラも合唱団も、出来は悪くなく、いい雰囲気だったのに。』と認めてくれていたのですが、周りにいた人の野次に血圧も急上昇したそうです。なんでも、「演奏やめろ!」「○○(指揮者の名前)、下りろ!」「合唱団をばかにすんな!」ということばを演奏中に吐き続けていたようです。”威風堂々”になってからも野次は続いたそうです。そういう人がいたなんて、舞台上からは思いもよりませんでした。世の中にはいろいろな人がいるから、いろいろな考えがあっていいのですが、周りの人不愉快にするようなことはよくないですね。詳しくは、 http://ameblo.jp/rasty512/

 明日から12月23日の公演に向けて練習再開です。せんくら合唱団のみなさま、改めてよろしくお願いします。そして、淳一先生、順子先生も。

 

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十三人の刺客

2010-10-15 21:02:06 | お知らせ

 昨日の夜、一時的にものすごい土砂降りがあり、早朝も夜よりも強い集中豪雨がありました。ともに時間的には短くて助かっていますが、それにしてもこの天候の急変、激変には困ったものです。何とかならないものでしょうか。こんな豪雨が夜に数時間も降り続いたりしたら、どんなに怖いことでしょう。

 今日は休みでした。平日の休みというのはいいものです。というわけでこの前行けなくなった映画を見に夫婦で行って来ました。時代劇アクション映画、「十三人の刺客」です。

             全編 血 で染まっています。

 50数年前の映画のリメイク版とかですが、まあ、それにしても激闘シーンがこれでもか、これでもかというくらい続きます。延々と続きますが、これ以上長いと飽きてきたかも。丁度いいところで終わったか、いい時間の配分といえるでしょう。

   

 でも、個人的にはもっと屋根の上からのシーン、弓矢等を使っての攻撃シーンがあってもよかったのではと思いました。何しろ多勢に無勢ですから。チャンバラ(といっては失礼か)のシーンはもちろん迫力満点で、決してきれい事ではすませず、泥臭い戦闘シーンであり、それだけに真実味が増し、迫力もでてきます。

          

 映画では13人のそれぞれの闘い、戦いを丁寧に描いていますが、またそれぞれ個性的、かつ魅力的な13人ではありますが、この映画の主人公は何といってもこれ以上のない最悪の暴君役の稲垣五郎でしょう。鬼気迫る演技、というのではなく、淡々と冷静に演じながらもそこに無感情、冷徹さが貫かれ、それだけに冷酷非常さ、異常さが浮き出てきます。最後のシーンでは人間らしい表情がでてきますが。一人の悪役が13人の正義役を完全に食っています。

                  

  スマップのなかで一番地味で活動も少ないような彼、稲垣五郎がここまでの演技を見せるとは只者ではない、近い将来大きく飛躍するのではないでしょうか。そんな期待が持てる男です。今後が楽しみになってきました。今後どのような使われ方をするのか、興味が出てきました。でも、濡れ場はまだ無理だろうなあ。

   

 最後のシーンですが、私は切られた首は一回りして厠へ落ちるのかと思ったのですがそうはならなかったですね。落としたらもっと面白くなったといえないでしょうか。

 これから年末にかけて面白そうな時代劇が登場するようです。

 乞う ご期待!!

  

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???の秋

2010-10-14 21:37:36 | お知らせ

 秋真っ盛り。今夏の猛暑のせいで野菜や果物は生育不良。うまくいきません。何度か書いてきましたが、猛暑が懐かしい。9月も猛暑続きであってくれたら展開はもっと変わっていたのに・・・。とは思っても致し方のないこと。

 何とかお祭りの決算も形が出来てきたので一安心。あとは清書をして、監査を受けるばかりに近付いてきました。アユ釣りも終わったし、そんなわけで秋も落ち着いてきたので、いよいよ読書に精を出そうかと思ったのも束の間まだそうはいきません。

 秋といえば食欲の秋。仙台でいえば”芋煮会”の秋というのが一番相応しいかも。さんまもうまいし、果物が美味くなる。夏から秋にかけては何といっても果物ですね。ぶどう、なし、かき、りんご、しかもこれらの果物は種類がたくさんあって食べ比べも楽しいし。

 今朝方いただきました。職場の町内会長さんから甘柿です。中にゴマが入っている甘柿です。何かとっても久し振りの感じで、さっそく皮を拭いてきれいにして皮ごと食べました、かぶりつきました。う~ん、まさに久しく忘れていた甘柿の感触、食感。美味い、今風に言うと”マウイ”となるのですか。

        

 職場の中庭にも柿木があります、柿がなっています。といっても渋柿ですが。これは平種柿というのでしょうか、専ら焼酎で渋を抜いて食べる柿です。これも本当にうまいですよね。とっても甘いし。

         

 でも柿は体が冷えるのであまり食べ過ぎないようにとは子どもの頃から言われていました。親戚の人が柿を食べすぎて死んだということを聞かされていたことも関係あるのかも。

 実は柿の他にもいまたわわに実っているものがあるのです。何でしょうか。このブログをよく見ていてくれる人はお分かりかと思います、そうなのです、キイウイです。砂地で何もしていないのによく実ります。こんなにも生命力が強いのかと感心しきりです。

          

 同じキイウイでも面白いのもあるのです。普通のキイウイは丸くて長いものですが、まん丸に近いものもあるのですね。成長過程かもしれませんが。

           

 というわけで、秋は、食欲の秋、そして技術の秋ではなくて芸術の秋、幻術といえば、違う、芸術の秋といえば今の私には読書や絵画、書道等の秋ではなく、まさに音楽の秋、ベートーベンの秋、第九の秋、歓喜の秋です。

 17日に練習がありますが、待ち遠しくてたまりません。早くみんなに会いたい、みんなと歌いたい、そういう思いがとっても強いです。まさかここまでになるとは全く予想外、想定外でした。10月3日をともに経験したことで、何かとってもまとまりが強くなったというか、さらに一丸となって飛躍できそうな気がするのですが、独りよがりでしょうか。

 今度は12月23日に向けての練習のスタートということになります。リセットして臨もうかと思っています。でも今度の指揮者の考え、表現の仕方はどうなのか、前の指揮者とどこがどのように違うのか興味がありますが、あまり違わないでほしいとも思います。歌に素人の私としてはついていくのが大変ですので。

 10月3日をともに歓喜で迎えた音楽の友の皆様方、これからもどうぞよろしくお願い申し上げます。面倒見てやってください。


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タイトルなくてもいいのに

2010-10-13 21:30:22 | お知らせ

 ブログを書くには必ずタイトルを書かなければなりません。なくてもいいのにと、時々面倒くさくなります。今日の日付にしようかなと思ったりもして。昨日のタイトルは「お変わりないですか?」とはしたものの、内容はまったく別物で終わってしまいました。「お変わりないですか?」と皆さんに聞いたということは、自分自身に何か変わったことがあったということです。そう考えた人はいますか。そうなのです、またオカシクナッタノデス、腰が、左腰が。正確には腰の筋肉なのでしょう。11日の出勤日の午後、職場の周りのゴミ拾いから、歩道と車道の間に溜まった土砂を取り払いました。決して無理しないように十分気をつけて。少しずつ運んだのですが。そしてその時は何とか無事乗り切ったとホッとしていたのですが。12日になって、時間の経過とともに左腰の筋肉ですか、重苦しくなって、こたつに入っていると完全に固まってしまうのです。完全に腰の曲がったお爺さんです。それで夕方またいつもの外科の先生にお世話になり、注射や温湿布、電気かけをしてきました。やはり土砂を掬うときに、また運ぶときに無意識のうちに足腰を庇っていたのでしょう。それにしても情けない筋肉です。何なのでしょうか、この老化現象の進行の早さは。これではいけない。よくなったら今度こそ腹筋と背筋を何とか鍛えなければ、そして早足で歩くこともっと多くしないと、などと思ってはいるのですが、果たして奈何!?こんなことを延々と書くこと自体老化の現われなのでしょう。仲間内で病状や症状の話しで盛り上がることはまだまだ何としても避けたいものです。

    

      (撮影は10月7日(木)です。)

                 

 写真は既に皆さんご存知の、仲の瀬橋下流に建設中の地下鉄東西線の広瀬川を渡る鉄橋の工事現場です。

 よく見るとまた鉄骨の足場を組み出しています。私が知る限りこれで3回目になります。こんなことなら足場を解体なんかしなければよかったのにと思うのはおかしいですか。目的が異なるのだということかもしれませんが、ほとんど同じところに同じような足場を組んでいるように感じます。工事の種類が異なり、受注者が異なるためなのでしょうか。無駄なことをしている、時間もお金もと思ってしまいます。

 それとこれも何度かこのブログで問題提起?していますが、澱橋に積まれたままの石の処遇です。

   

            

 一体いつまで積んでおくのでしょうか。何に使おうとしているのでしょうか。なんのためにこのままにしているのか。

 ここに積まれている頭大の石は全て広瀬川から持ってきた物です。広瀬川のものを別のところに持っていって欲しくない。広瀬川の石は広瀬川に返せ!!戻せ!!と改めて声を高くして言いたい。泥棒のような真似はしないで、広瀬川のために使って欲しい。ましてや澱橋の前後の流れは死んでいます。川底には泥が溜まっています。ここに効率よく石を入れれば瀬が復活します。川が生き返ります。川が生き返れば魚も元気になります。魚も集まってきます。魚がいての川です。川の主人公は魚です。是非とも魚のためにここの石を使って欲しい!!!


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お変わりないですか

2010-10-12 21:35:17 | お知らせ

 日本と韓国のサッカーの試合、今明らかに韓国の選手がハンドでしたが、レフェリーは認めませんでした。もう後半戦も残り時間は10余分、どうなりますか。日本が勝つと思いますか。日本が勝てばアルゼンチンに勝ったのも実力といえるかと思うのですが、勝てなければまぐれ、運がよかったということでしょう。アナウンサーと解説者はあまりに日本びいき、はおかしいか、日本に甘いですが、どうも審判員は日本に厳しい感じです。ホームの方に甘いのかも。そしていつも思うのですが、なぜ日本はパスばかりしてシュートしようとしないんでしょうか。シュートしないと勝てないじゃないですか。チームワークでいけ、個人プレーはするな、ドリブルとパスでつないでいけということなのでしょうか。全くつまらない。パスしている間にボールを取られてしまうし。0-0の引き分けでした。負けないだけ良しとしなければ。不満は一杯あるけれどお疲れさん。

 

 写真は全て昨日撮ったものです。

 1枚目は牛越橋から下流域を見たものです。もうすっかり静けさを、落ち着きを取り戻している広瀬川です。

 今年はけじめをつけられなかった、納得した終わり方ができなかったのが悔やまれます。有終の美を飾らなくてもいいから、自分自身を納得させたかった。

  

 2枚目は堤防のススキの穂です。すっかり秋ですね。

         

 そして最後は分流の様子です。上がいつもの定点から上流側を見たもの、下は下流側を撮ったものです。

    

 水量が少ないです。これではせっかく遡上してきたサケは分流に入れません。本流側を遡上してしまいます。あと10センチ、水位が上がって欲しいものです。

           


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真っ盛り、芋煮会

2010-10-11 22:30:04 | お知らせ

 昨日今日ととってもいい天気が続きます。いい天気を通り越して、暑いくらいといってもいいくらいの陽気でした。 そして今日で丸々7日間の勤務となります。しかも午後からの勤務。いやあ長かった。明日はようやく休みです。映画でも見ようかな思っていますが、歯医者にも行かなければならない(奥歯に詰めたものが取れてしまったのです。)ので、歯医者以外にも行かなければならないこともあり、果たしてどうなるか。

 午前中、去年もお願いした農家の方から玄米を譲っていただきました。とりあえず4袋。勿論ただではないですよ。30キロで@9,000円です。家族は玄米を精米したのを食べていますが、私は玄米を食べています。朝と夕の2回。もう1年と半年になりますか、早いものです。少々飽きてきた感じがしないでもないです・・・・。

 その後カメラをもって広瀬川へ。やっていました、芋煮会。まあたくさんの人たちが集まっています。牛越橋の上下の様子です。

   

 いい天気だし、みんなお日様に誘われて河原に来てしまったのでしょうか。河原で食べる芋煮はとくに美味しいです。自然の中での、仲間との語らいと食事は食欲が進みます。

         

 ここに来る人たちはグループで来ますので、車が多いのですが、それ以上に多いのが自転車です。堤防のうえには自転車がズラーと並びます。

     

 ネタがないということでもないのでしょうが、テレビ局からも撮影に来ていました。

                

 もうすぐこの辺までサケの遡上が見られます。これからはそれが楽しみです。去年よりもたくさんのサケが遡上することを心から祈るばかりです。そのためにもゴミは持ち帰って、汚さないようにして欲しいものです。

 

 「塀の中の中学校」よかったですね。何とも豪華な俳優陣です。

 ”絶望するだけ他の人間よりましだ”  ”絶望できれば更生できる”

 

  

 

 

 


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早いもので、

2010-10-10 21:49:30 | 思いつくまま

 昨日10月9日ははジョン・レノンの誕生日でした。1940年生まれで1980年12月8日に殺された。40年の人生。でも、死後30年経っても世界に影響を与えている。彼の音楽は色あせない。でもジョンレノンミュージアムは9月30日で閉館となった。結局行けず仕舞。昨日の仙台は雨。

 一夜明けた今日は晴れ。天気予報では今日日曜日こそ本降りということでしたが、予報は外れました。おかげでみちのくヨサコイまつりは盛り上がったことでしょう。出演した人も見学した人も、晴れてよかったですね。お疲れ様でした。お祭りを企画してその日が雨というのは、本当にガッカリするものです。町内のおまつりも晴れましたし、後は24日の芋煮会の天気がどうなるかです。

 今日夕方久し振りにサンデル教授に会いました。ハーバード大学の政治哲学者ですか。5月の16日以前は毎週楽しみに見ていました、夕ご飯を食べながら。あの学生とのやり取り、議論、その進め方、問題、課題の提出の的確さ、全ての面で感心しながら見ていました。

 でも、せんくら合唱団に入ってからは、ほぼ毎週日曜日の夕方からが練習日なので見ることができないまま今日に来てしまいました(録画すれば出来たのですが、そこまではしませんでした。)が、今日は練習は休みでしたので久し振りに見ることができました。東京大学の学生たちとの議論でしたが、ハーバード大学のときとはやはり言葉の壁があるためか、いまいち白熱した議論とは感じられませんでした。なんか日本の学生のほうは自分の意見をはっきり言わないというか、語尾があいまい。断定することがすくない。言い切らない。あやふやというのか、逃げ道を作っておこうという保身が働くのか語尾の言葉に力強さが感じられない。これは自分自身にも当てはまりますが。そもそもこの頃の日本語では、あまりにも最後に「と思います」という言葉をつけすぎる。行きたい、したい、といえばいいのに、行きたいと思います、とかしたいと思います、とか何でもかんでも思いますをつけすぎる。そこいくとハーバードの方は考え方や意見がはっきりしていて、だからこそ議論が面白くなります。

 何にしてもサンデル教授の問題提起や議論の進め方には感心しきりです。『哲学は世界を超える』、いい言葉です。

 唐突ですが、私が死ぬまでに是非とも読んでおきたい本のひとつにマルクスの「資本論」があります。何度も挑戦しては挫折の繰り返しですが、何とか読破したい!自分が生きてきた資本主義社会をどうのように分析し将来を予測したのか、その分析の手法を学びたいものです。巷ではマルクス関連のダイジェスト版の本が一杯出ています。資本主義社会の行き詰まりを本能的に感じているからでしょうか。私も数冊はもっているのです。

            

 今午後10時25分ですか。1週間前の今の時間は何をしていたか?そうです、せんくら合唱団の打ち上げの真っ最中です。場所は、Wellcome to the Moon でしたか。『歓喜 Freude』の余韻、高揚感に浸りながら、ビールを美味しく飲み、仲間と楽しく語らっていました。

          

 ”95点” #95点# ♭95点♭ $95点$ 95点 95点 95点 改めて凄いことではないですか!!みんなの力をあわせて、凄いことをやってのけたのです。素晴らしいことです。12月まで持続させるのはしんどいかも。リセットすべきか。

           

 徒然日記でした。


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仙クラ合唱団の皆さまへ

2010-10-09 22:36:59 | お知らせ

 外は雨、

  冷たい雨

   そういえば3日の夜も

    雨でした

     昼休み、近くの公園

      たくさんのバラが

       ひっそりと

        誰に見せようともせず

         誰に知られなくとも

          そよ風や、小雨に

           身を委ね

            微笑む薔薇

              試練に耐えて

               苦悩を乗り越え

                 歓喜に至った

                  せんくらの

          貴女に

  

                      貴方に

              

       捧げます

                情熱の

                   感動を

          薔薇とともに

                 FREUDE!

         

 

 


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寒露

2010-10-08 22:10:11 | お知らせ

 いつの間にか本屋さんには来年の手帳や日記類が所狭しと並ぶようになりました。こういう光景を見ると、秋を通り越して冬間近をイヤでも感じさせます。もう来年の手帳類をてにしましたか?

 それなのに、今日の夕方釣り友から衝撃的な電話が入りました。彼の叔父さんからの電話とのことですが、今岩手県と宮城県を流れる大河北上川では、北上川の一関市周辺で落ち鮎が、ナントなんと何と50から80匹も掛かっているとのことです。

        

        (澱橋から上流域を撮ったもの)

 10月に入って8日目ですが、とても川に入る気はおきない天候が続いています、仙台周辺では。広瀬川では釣り人は勿論投網の人も見えません。今広瀬川で一番見えるのは、多いのは、芋煮会に来ている人たちです。芋煮会で盛り上がっているところです。熱い芋煮と冷えたビールが美味いのですが。

 町内会主催の高齢のいや、恒例の芋煮会は10月の24日に河川敷公園で開催されます。肉体労働をした後の冷たいビールは何ものにも変えがたいほど美味いですが、すぐに酔ってしまいます。今年は夜に第九の練習がありますので、ビールは我慢して芋煮だけにするつもりです。

         

               (澱橋上流左岸の様子)

 そして町内会主催の芋煮会が開催される頃は広瀬川に酒ならぬサケが遡上してくる時期でもあります。一昨年去年とたくさんのサケが遡上して、楽しませてくれました。ことしはどうなるか?心配です。というのも水量です。水量が少ない。これで下流域の堰、郡山堰と愛宕堰を乗り越えるためには水量が必要です。現在の水量では、少なくて遡上できるかどうか心配です。いつもこのブログで紹介している「分流のサケ」が見られるものかどうか??分流の水位はさらに低いですから、一体このまま行けばどうなるのか心配は深まるばかりです。

 

 明日から”みちのくヨサコイまつり”が始まりますが、雨が降らなければいいですね。土曜日はなんとかもっても、日曜日は本降りの様子。体育の日は晴れるというジンクスがありますが、そのとおりになって欲しいものです。

 


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載っていたのですね、

2010-10-07 22:02:50 | お知らせ

 知りませんでした、今夜まで。地元の新聞は職場でひととおり見ていたはずなのですが・・・。友人から教えられて分かりました。

 地元の河北新報、10月4日の朝刊です。

 「楽都の熱い秋 ファンが満喫」 「仙台クラシックフェス閉幕」という見出しです。写真の説明文は、「音楽の祭典を締めくくったフィナーレ・コンサート」です。

          

 この写真を見て、あれっ?!こんなもの?と少しびっくり。合唱団が少なく感じたからです。でもよくよく数えてみるとそんなに少なくはないようです。

 我々としてはどういう風に観客から見えているのかは分かりませんでしたので、写真をみて改めてああこんな風に見えていたのかと思った次第です。結構男が多くいるように見えますね。でも、よく見ると左右の女性陣は男性陣の前に2列に並んでいるのです。

 写真の右側から、アルト、バス、テノール、ソプラノです。

 また、観客席から見るとオーケストラの楽団員の様子、わりとゆったりしているように見えます。しかし、奥の上から見たところではかなり狭く感じました。やはり正確に把握するためには、物事を前後左右から見ないといけませんね。

 話し変わって、大半のみなさんは、9(土)、10(日)、11日(月)と3連休かと思います。羨ましいです。今週から来週にかけて私の勤務状況はとっても厳しいです。甘かった。休みがあるかと思っていたのですが、世の中の3連休は、私にとっては平常勤務日となっていました。おまけに9日は夜の会議もあるのです。参りました。

 9日、10日に開催される”みちのくヨサコイまつり”、見に行くつもりだったのにまったくもって無理な状態でした。残念です。久し振りに見てみようかなと思っていたのに・・・。その代わり、12日(火)は休みですが。

 9日、10日の天気予報は曇りから雨模様のようです。くれぐれも参加者のみなさんは風邪などひきませんように十分お気をつけください。


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まだ続きます、第九第4楽章

2010-10-06 21:10:13 | お知らせ

 昨日は我家のイチジクの写真を載せました。そしたら今日は職場の近くの人からイチジクをいただいてしまいました。それが下の写真なのですが、昨日の写真と見比べてもらえると分かるのですが、なんか違いますね。

        

 種類が異なるのでしょうか、実(身)が裂けています。でもとても甘くて美味しかったです。今イチジクは高価ですからね。

 

 (本文) 第4楽章が続くというのではなく、高揚感が続いているというべきなのか、一昨日が”ゲネプロ”まで、昨日は”本番”まで詳しく書いてきました。今日は打ち上げのときのことを書こうかなと思っているので、正しくは「続き」よりは「エピローグ」とすべきかもしれません。(こんなことどうでもいいのに、相変わらずくどい言い方、書き方をしています。)

 打ち上げの予定は午後9時からとなっていましたが、公演が終了したのが遅かった(時計はさずすようにと言われていたので、何時に始まり何時に終わったのか、はっきりは分かりません。)ようなので、打ち上げ会場への集まりも三々五々だった(我々初心者のテノール組は早かったですが)し、始まったのは9時をかなり回っていたのではないかと思います。参加者は50人弱(女性の方が多かったかも)。会費は@4,000円で飲み放題とのこと。その店の名前は”Welcome to the Moon”です。なかなかいい感じの名前の店です。”Moon” が”Freude”ならもっともっとよかったかも。

 打上会には、指揮者の山下先生、指導者の佐藤淳一先生、ピアノの掛田先生お参加しました。発声練習を担当してくれた佐藤順子先生は残念ながら欠席のようです。指導者の淳一先生は終始ニコニコしていました。日頃の練習もとってもユーモアがあり、大きなジェスチャーを交えて指導してくれます。厳しさの中にも笑いがあるのでホッとします。

 打ち上げ参加者全員、興奮と感動、感激で全身が満たされ、やったーという達成感、充実感、解放感が入り混じり、どの人の顔も晴れ晴れ、さっぱりしています、そう感じられます。当然ホッとしたという安心感もあります。しかもみんなゲネプロよりも上手く歌えたという感じで、文句なしにとってもいい表情をしています。上気しています、無理もない、5月からの練習の成果を遺憾なく発揮できたのですから。

 乾杯のビールの美味かったこと!!格別のビールの味でした。昼頃の疲労感はとっくにどこかに飛んでしまいました。そして、淳一先生の講評?があり、そのとき先生は本番の出来は95点と言ったのです。ようやく昨日のブログのタイトルにたどり着きました。自然に大きな拍手が湧き起こりました。だから先生は常にニコニコしていたのでしょう。

 95点、ということは四捨五入すれば100点じゃないか!!これ以上何を望むことがある、それで十分ではないか、そう思ったのですが、先生にしてみれば満足な出来ではあるが、まだ5点分不満なところがある、改善して欲しいということなのでしょうか。でもここで100点満点をとってしまったら、12月の本番はどうなってしまうのでしょうか。やはりここは95点という高得点でいいのです。OKなのです。5点は12月に向けて加点していけばいいのですから。

 ゲネプロの時の採点が80点。その結果をもとに本番前に修正して練習した結果が95点、15点も急上昇したのです。本番に強いなんてみなさん凄い度胸をしている、大したものです。先輩である経験者のみなさんの踏ん張り、努力の賜物ではないでしょうか。何しろテノールで言えば、30人のうち仙唱が5人、大学生が7人、せんくらは18人ですが、そのせんくらの18人のうち私のような初心者は7人しかいないのです。18-7=11 11人は経験者ということになります。30人のなかで初心者は7人のみ、23%しか占めません。

 打ち上げ会では我々テノールの初心者4人がテーブルを囲みました。話しに盛り上がりました。大体同じような年代の4人ですが、いろいろと経験しています。一人は楽器を演奏していたし、20年前に第九を歌ったことがある人、去年ベルリンで第九を歌ったばかりの人とか、いろんな素晴らしい過去をもっている人たちです。そこいくと私は何もない!見事に何も存在しない!!みんなでの音楽は高校の1年か2年の授業でお仕舞です。その後簡単なコードでギターを弾いてみたりはしましたが、正式な合唱の経験は皆無。40余年ぶりの音楽との対話、対決?がよりによってベートーベンの第九合唱となってしまった。なんと無謀なことでしょう、なんて無茶苦茶な挑戦だったことでしょう。

 でも挫けずに、逃げずに立ち向かってきたからこそ今日(10/3)の自分があるのだと思うと、誰かのフレーズですが、自分で自分を褒めてやりたくなります。 Newone , 偉い! あんたは偉い!!

 4人でケータイの番号を交換し合いました。

 そうそう指揮者の山下先生は途中で帰りましたが、今夜のことをわれわれに話しかけてきました。仙台クラシックフェスティバルが5年目を迎えたこと、それだけ音楽が仙台市民に浸透している、仙台には住んではいないがとってもいい印象を持っていること等々を滔々としゃべったのですが、詳しいことは思い出せません。エネルギッシュな指揮と同じく、語りにも熱いものがありました。

 あっという間に時間は経過し、最終の地下鉄の時間に追われるように打ち上げ会場を出て、仲間とともに地下鉄に乗り込みました。そして自宅に着いたのは本当に久し振りの午前様になりました。

 (最後) 第九の合唱でとくに気に入っている箇所があります。それを書いて今日は終わりです。

 ① 595小節からの ff のところですが、595小節から602小節までは男性(テノール・バス)のみの出番ですが、そこに603小節からソプラノとアルトが入って、4つのパートが揃うところ。

 ② 654小節からのいわゆる二重フーガといわれているところ。①とは逆に、アルトが654小節から、ソプラノが655小節から先に入りますが、テノールは662小節から、バスが663小節から入って、4つのパートが揃うところ。

 その醸し出すハーモニー、調和が本当に鳥肌が立つくらい感動的です。混声合唱の素晴らしいところというべきでしょうか。まさに男と女しかいない人間の素晴らしいところといえるのかも。人間賛歌、人間万歳です。

 お付き合いありがとうございます。


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95点!

2010-10-05 21:18:25 | お知らせ

 昨日の続きですが、その前に、写真はイチジク(無花果)です。ようやく家のイチジクも実を結ぶようになりました。これは何回目の収穫か?全体にこじんまりしていますが、熟しているから甘くて美味いです。皮も薄くて、全部食べられます。実は私はイチジクが大好きです。勿論生のものも美味いですが、少し固めのものを甘く煮たもの、甘露煮にしたイチジクを冷やして食べるのが一番好きかな。

            

 午後5時30分過ぎから本番用の衣装に着替え始めました。蝶ネクタイは結びなれていないので、といっても買ったものは既に蝶の形に結ばれていて、紐を首の周りに巻きつけて、フックを止めるだけのものですが、これが自分ではなかなか上手く止まらない。仲間に止めてもらいました。

 2階に上がっていって全体での発声練習は6時15分から始まりました。女性も男性も全員黒と白の服装のため、普段の練習のときとはかなり雰囲気が異なります。異様とは行きませんが厳かな何か張りつめたような独特の雰囲気でした。もうすぐ本番だからでもあるでしょうが。

 例によって頭から足先まで動かして柔らかくします。入念に。二人一組になって、肩もみ、肩叩きまでしました(もしかしてこれはお昼のことかな?)。体中の関節を柔らかくし、全身で空気を吸い込んで音(声)を出すためでしょう。声は全身で出すものだとは、今回「せんくら」に参加するまで分かりませんでした。そういう意味ではいい勉強をさせてもらっています。発声は高音域を中心に練習しました。そして本番中は両手は両足の脇に揃えること、両手は体の前後に組んだりしないようにとの注意。

 その後合唱指導の先生から、ゲネプロのときの注意、いろいろ感じたことを指揮者の山下先生と話し合ったそうで、本番に向けての注意すべき点の説明がありました。各パートごとに、どこがいまいちだったか話され、その指摘事項の部分を実際に歌ってみて、修正や訂正をしましたが、ゲネプロの時の合唱の採点は”80点”とのこと。大学の採点にすれば、”優”であり、私としては凄い!いいじゃないか!と思ったのですが、先生にしてみればまだまだよくなるはずという期待があるからでしょうか、不満足の様子。全体にはよかった、よかったのだが、「一生懸命」に歌っているのは分かる、感じている、伝わってくる、しかしその分固い、余裕が感じられない、滑らかさが感じられない、そのようなことを言われたように記憶していますが、詳しいことはすっかり忘れてしまいましたが、まじめに一生懸命歌うだけでは聞く方にとっては面白くない、変化が感じられない、f , ff とp , pp とかを上手く表現するようにしてほしいということなのでしょうか。もっと歌う人本人が楽しんで歌ったらどうかということなのでしょうか。推察の域を出ません。

 午後7時30分からが本番ですので、いよいよ出陣です。しかし、夕方近くから外は暗くなり、いつ雨が降り出してもおかしくない天気となってきていました。そのため全員傘を持っての移動となりました。イズミティ21の正面なら近いのですが、大ホールの裏側に向かうため倍くらい歩きます。とうとうポツポツと細かい雨が落ちてきました。小雨の中、昼と同じように、上手と下手に分かれ、最上段の人から並び(でもすんなりとはいきません)、何とかステージの裏側の廊下(ホールと控え室との間の廊下)に入り、出番まで待ちます。待つのはなぜこうも長く感じるのでしょうか。

 ステージではモーツアルトのフルートとハープのための協奏曲を演奏しています。その音が廊下の天井のスピーカーから聞こえてきます。廊下を仙フィルの人たちが行き来します。ソロの人たちも部屋で発声練習をしたり、歌っています。いつ終わるのか、いつ終わるのか少しイライラしながら聞いていましたが、あと5分くらいという事務局の人の話し。もう少しです。間もなくです。そしていよいよ出番です。

 上手、下手から晴れの舞台へ向かいます。最上段から順番に並んでいきます。これは昼に1回やっているので順調に流れました。しかし、昼と大きく変わったこと、それは観客です。2,000円を支払って聞きに来てくれた観客のみなさん、ここのホールの席数は1,450席ですが、それが全部埋まっているのです。会場は満員、満席なのです。たくさんの市民が聞きに来てくれているのです。凄く眩しい光景、圧倒されるような熱気が伝わってくる場内でした。これが本番というものか、段の上を中央に歩きながらそう思いました、実感しました。幾分晴れやかな気持ちもありました。とうとうここに立ったという実感。とくに、上の段から埋まっていくので、各段の人たちは一度は最前列に並ぶ格好になります。前には誰もいません。直接観客と対峙しているという感じ。そのときには晴れやかな気持ちにもなったということです。正直なところ。

 ヤッター、ついにヤッタ、これがこれこそが初舞台にして晴舞台、この感激を味わうために5月16日以降練習を重ねてきたのかも・・・。

 160余名の合唱団が並んでから、仙フィルの楽団員の登場です。楽団員が揃ってから、4人のソリストと指揮者の山下先生のお出ましです。さあ、いよいよ本番の開始。ベートーベン作曲 交響曲第九番 第4楽章「合唱」

 216小節からバリトンのソロが入ります。 O Freunde, nicht  diese  Tone!  さすがバリトン、よく通る声で堂々と歌い始めます。そして238小節で初めて男性陣(バス・テノール)が歌います。 Ereude! 240小節も Freude! たったこれだけでも今まで何回も練習させられました。「歓喜」、喜びなのだからその表情が伝わるようにと。男性59名の第一声は無事終了、うまくできました。そこからまたバリトンのソロが続き、257小節から今度は合唱のアルト、テノール、バスの3つのパートが歌い出します。 Deine Zauber  binden  wieder,  was  die  Mode  streng  geteilt, ~ Zauber(魔力)、この発音は何度も直されたものです。bindenはwiederにかかるとかも。 269小節からソプラノ、アルト、テノールのソロも入ります。合唱の方のソプラノが入るのは、285小節からです。これで全パートが揃いました。全て順調な滑り出しです。

 何といっても頼もしいのは指揮者の山下先生です。先生の指揮、顔を見ていれば安心して歌える、そんなオーラを持っている指揮者です。個人的には何度も何度も山下先生にはお礼を言いたいです。

 そして543小節から”歓喜の歌”が始まります。 Freude  schoner  Gotterfunken ~ その後は762小節まで休みなく歌い続けます。その後ソロが入り、795小節から合唱が始まり、”Alle Menschen”が何度も出てきます。そしていよいよラスト、クライマックスです。テンポは132と、とても早くなります。

 Seid umschlungen , Millionen ! (抱きあえ、幾百万の人々よ!)

 Diesen Kuss der ganzen Welt !(この接吻を全世界に!)~・・・・・・・・

 ラスト、Freude schoner  Gotterfunken ! Gotterfunken !  (歓喜よ、美しい 神々の輝きよ!) この部分はどうしても、否が応でも盛り上がります。自然に曲の流れとして、一気に上昇します。高い”ラ”の音が続きますが、ここまでくればもう大丈夫、全ての人が160余人が声高らかに歌い上げます。まさに感動、喜び、FREUDE !!

 ああ、嗚呼、ヤッタアー、出来た!こんな全くの初心者でも努力の甲斐あって、ついに本番で、大観衆の前で歌い上げた、見よ!!この高揚感、達成感。160余人みんなの力が一つになって”Freude”を表現しきった。ホッとしたと同時に、拍手喝采を浴びている指揮者、楽団員、ソリスト、そしてせんくら合唱団、全員が喜びと感謝の気持ちで一杯となり、観客と一体化しているのを実感しました。鳥肌が立ちました。これぞ音楽!ともに喜び合う、喜び合えるのが音楽!合唱に無鉄砲にも挑戦してみてよかったあ~と本心から思いました。

 実は、上着を着て蝶ネクタイをしているために熱いこともあり、本番中汗が背中をツツーと流れ落ちるのを数回も体験してしまったのです。これは何でしょうか?冷や汗なのでしょうか??そうではないと思いたいのですが。

 ステージの段上に立っていて、眩しさを堪えながら晴れやかな気分に浸っていました。観客席の方を見回しながら、160分の1ではあっても、自分なりに精一杯歌い上げることができたという満足感に満たされていました。山下先生はソリスト達を何度も紹介したりして、会場は興奮の坩堝と化しました。

 でも、演奏は第九の第4楽章の演奏で終わりではありません。しばらくしてから最後の曲の演奏、エルガーの「威風堂々」第1番が始まります。この時観客席も明るくして一緒に歌おうということで、指揮者は観客席に向いて指揮をしたり。「夢をもって、まっすぐに希望の未来へ、みんなで手をつないで行こう」という趣旨の歌。

 前奏のあと、4つのパート全員で40小節を歌い、間奏が続き、その後ソプラノ・アルト・テノールとバスの3パートで41小節を歌って終了。これで本当に全て終了です。しかし、観客席の拍手が全く鳴り止まないので、アンコールをどうするのだろうと心配しながら見ていたが、結局アンコールの演奏はありませんでした。

 せんくら2010のフィナーレのコンサートも無事終了しました。大いに盛り上がっての終了。大きな歓声と拍手が鳴り響き、鳴り止まない中ステージに立っていて感動に浸っている自分自身。素晴らしいの一言に尽きる。この喜び、嬉しさ、充実感、達成感は何ものにも代え難い。

 やっと本番が終わったところまできました。もう11時27分。この辺で今日はお仕舞とします。悪しからず。ここまでお付き合いいただき感謝します。

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せんくら2010 フィナーレコンサート

2010-10-04 21:53:02 | お知らせ

 本当は昨日アップしようと思っていたのですが、公演(予定よりも遅く終わった)の後の打ち上げ会が盛り上がり、最終の地下鉄で帰って来たりして、帰宅が午前様になったもので、酔っ払ってもいたし、高揚感、達成感、興奮をそのままにして、疲れたけどとっても充実した一日であったということにして寝てしまいました。

 一日経ったわけですが、まだ興奮状態というか高揚感は残っています。今午後10時、ヘッドフォンで交響曲第九番第4楽章を聞きながら書いています。昨日の興奮、喜び、それこそ”Freude”を引きずっていきたい、当分の間そうして行きたい(生きたい)とさえ思っています。

 この高揚感、大袈裟に言えば浮遊しているかのような状態で、それだけ昨日の夜の公演は強烈にして、今までの60余年の人生にはない感動的な経験をした、させてもらったということ、そのことに感謝したい、今でも昨日のことを思うと鳥肌が立ちます。

 この高揚感は何かに似ている、前にも経験しているように思ったのですが、分かりました。それは2006年11月のキムタクとの共演??の時にも味わった達成感のときとよく似ています。あの時も朝8時前から夕方まで仙台新港のJFE関連の会社での撮影があり、歩いたり、走ったり、仲間と喜び合ったり、いろいろありました。TBS系列のテレビドラマ「華麗なる一族」です。(詳しくは2006年11月27日のブログを見て下さい。)

 以上がプロローグです。以下本文で長くなりそうです。

 10月3日、「せんくら」の最終日、フィナーレを飾る仙台フィルハーモニー管弦楽団の演奏がイズミティ21大ホールであり、2番目に演奏するベートーベンの第九交響曲第4楽章に「せんくら合唱団」も参加しました。不肖私も厚かましくも参加させていただきました。以下はそのときの様子の報告です。

 どんよりとした薄曇り、天気予報では午後の降水確率は20%。降らないことを祈りつつ折り畳み傘も用意して、公演の準備。黒の上下のスーツ(略礼服)、白のYシャツ、黒の蝶ネクタイ(新調)、黒の靴(新調)、他にお守りとして楽譜も、時間があるので新書と文庫を1冊ずつ、のど飴、ガム、リップクリーム。目薬、そして我家では必需品の正露丸まで用意しました。そうそう、ケータイとデジカメも持ちました。勿論お金やスキップカードも。

 年のせいか準備が整うと待っていられなくなる、家で時間を費やすのがしんどいのです。けど早くいっても待っているだけということも分かってはいるのですが、それでも早く行ってしまいます。これは考えてみれば子どもの頃からの習慣です。小学校のときも遅れるなら行かない方がましと考えていましたから。この性格は不変でしょう。待っていても待たせるのはイヤなのです。バスと地下鉄を乗り継いで泉区役所へ。案の定時間はたっぷり残っています。区役所内の公園のベンチに座ろうかと思ったところ、見知った顔を見つけホッとしました。公演のことを雑談しながら時間をつぶしました。

 10時に研修所に入りました。一番乗りです(と思う)。男性陣は1階の大1研修室が控え室です。今回の「せんくら」の公演には、合計で164人が合唱の団体として参加します。段上の並び方の一覧表によると、バスが29人、テノールが30人で合計すると59人になるのですが、そんなにも出入りしたかな??と思ったりして。因みにソプラノは50人、アルトが55人で、男性陣の59人を足すと164人となります。ついでに合唱団の内訳を紹介しますと、「せんくら」120人、仙唱(仙台放送合唱団=NHK)24人、東北大学20人となります。これをパートごとに見ていくと、4つのパートに満遍なく参加しているのですが、最初から男の割合が少ないテノールは「せんくら」の占める割合は60%(40%は応援組)、バスは55%で45%もの応援をもらっていることになります。「せんくら」2010は今年で5回目、来年もやるでしょうから1回はベートーベンに挑戦してみたいと思っている方は是非とも応募してみてください。決して損はしません。努力すればしただけ確実に報われます。それだけの価値があります、ダメもとでもいいから是非とも挑戦してみてください。仙フィルになり代わってお願いします。

 (ズーとあとで並んで待っているときに、仙唱のソプラノの人と話しをして分かったのですが、仙唱は週2回、午後7時から練習しているそうです。会費は1月3,000円。ただmついていくには自宅での練習が欠かせないそうで、これは厳しいです。)

 10時45分から2階の大研修室へ移動して全体での発声練習を行い、最初から最後までひととおり歌いました。約50分。いよいよこの時が来たかと感慨無量です。私にとって初舞台、初公演となります。まさに記念すべき日です。発声練習は普段やっていない音の発声も行い、先生の力の入れようや期待も感じるものでした。そして、いざ”ゲネプロ”へ。外に出て、イズミティ21の大ホールへ裏口から入ります。上手と下手に分かれて、上段の人から入るのですが、これがなかなか大変で並ぶのに時間がかなりかかりました。上手からはアルトとバス、我々テノールはソプラノと下手からの入場となります。

 私の定位置は丁度中央も中央、指揮者の山下先生の正面です。6段あるうちの3段目の中央。左隣はバス。一番下の中央には4人のソリストの席で、椅子が用意されています。ソリストの左右に2列ずつソプラノとアルトが並びます。予定ではゲネプロは11:45から12:45の1時間でしたが、時間が押し。12:15から12:45となりました。最初に第九の第4楽章、次にエルガーの「威風堂々」の順に練習です。

 仙フィルはギュウギュウ詰めという感じ。オケの後ろに立つのは、後ろで聞くのも勿論初めてのこと。こうやって第4楽章「合唱」を歌うのかと思うと身が引き締まります。感慨無量です。この時の気持ちは何に似ているか、そうなのです、鮎釣り大会に初めて出て、川の中で競技スタートの合図を待っているときの心境に近いかも。ようやく自分も鮎釣り大会に出られるようになったかという喜び、感激、感動に満たされたものです。その後の釣りよりも、大会に出たということ、出るくらいまでそれなりに技量も向上したということ、それが公にも認められたようなそんな気分でした。

 ステージの段々は思っていたよりも低いようで、前の人に隠れてしまいそうでした。そうならないように列毎に交互に顔が見えるように並ぶようにはしているのですが。

 一番心配したのは、今までは伴奏は全てピアノであったことです。今回ピアノはなく、フルオーケストラの演奏で歌うことになること。大体は分かるとしても、オーケストラのどの部分から歌い出せばいいのか、初体験だし迷い悩みました。でも、そこは指揮者の山下先生を見ていれば何とかなることが分かりました。9月21日のマエストロの稽古の時も書きましたが、先生のオーバーなジェスチャー(といっては失礼かな?)、指揮はそれこそ本当に体全体を使って、なおかつ顔の表情も豊かに、口も大きく開けたり、長い髪を振り乱しながら、時に大きく激しく、時に優しく細やかに指揮してくれます。合唱のところになると、山下先生は我々にも分かるように口を大きく開けて、歌うのだと教えてくれます。オーケストラの演奏を聴きながら、今か今かと気をもみながら待つというのはかなり辛いものです。自分だけみんなより先に声を出してしまったらどうしよう、そう考えると本当に冷や汗ものです。指揮者としては当たり前のことかもしれませんが、全てが初心者の自分にとっては、全てが初体験、いろいろ指示してくれると本当に助かります。第4楽章も後半になると、連続して歌う部分が多くなり、一気に最後まで行ってしまうので、みんなが調子に乗ればスイスイ?と歌っていきます。普段の練習なら先生が止めたり、ダメ出しでまた歌いなおすことが出来ますが、本番では1回だけ、失敗は許されません。許されないというのは、考えなくても恐ろしいことです。身が竦みます。

 (もう11時22分)ゲネプロですが、個人的には間違うことはなかったのですが、ついつい声に力が入り、腹ではなく喉で歌ってしまったり、声を張り上げてしまうため、周りが熱を帯びてきて盛り上がっていくと、ついついこちらも引きずられて声を張り上げてしまう。常々言われている体全体で歌うのではなくなっているということです。おまけに体全体が熱くなってくるし、高い音になると貧血を起こしそうにさえなりました。お恥ずかしい次第です。このまま行ってはヤバイことになると思ったものです。これがもしかして”酸欠”ということなのでしょうか?違うでしょうね。あと終わり近くになって鼻水が少し出てきてどうしようか困ってしまいました。何とかもちましたが。

 ということで、何とかゲネプロは終了したのですが、ものすごく疲れてしまいました。身体も緊張していたのか、特に両足が硬くなっていた感じ。本番に弱いのでしょうか。ゲネプロが終わってホッとして、ドッと疲れが出てきたというのか、まだ本番ではないのに。情けない。そして昼食時間というのに、食欲はまったくなし。しばらく控え室でおとなしく過ごしました。その間大半の人は昼食や自宅へ出かけて行きました。(事務局の人に聞いたら、去年は温泉に行った人もいたとか。)5時間も休憩時間があるのなら、最初は車で来て、ゲネプロが終わったら一旦帰宅し、ゆっくりお昼を摂って、それからバスと地下鉄で向かえばよかったなあと思っても後の祭り。

 40分位ジッとしていたが、何か食べておかないとよくないと思い、外出して好きだったツナと大根おろしのパスタを食べましたが美味くなかったです。さらにアリナミンの栄養ドリンクも飲んで、控え室の戻り、少し寝たり新書を読んだりして時間を費やしました。そうこうする内、また控え室は徐々に賑やかになってきました。

 以下明日にさせていただきます。お付き合いいただき感謝します。

  


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いよいよです。

2010-10-02 23:13:14 | お知らせ

 昨日から開催されている「仙台クラシックフェスティバル2010」の最後を飾る、101番目の公演がいよいよ明日午後7時半と迫ってきました。

 公演を前にした最後の練習が、若林区文化センターでありました。午後6時30分から8時45分まで。疲れましたが、これで、あとはもうやるだけという覚悟?が出来ました。

 今日は快晴、文句なしの秋晴れ、暑いくらいでした。しかし、明日は曇りから雨がちの天気。冴えません。

 でもいよいよ本番の公演です。一日がかりの公演となります。チケットは既に完売とのこと。

 この年になって、人生初の公演(合唱)を経験します。折角の今までの努力が無駄にならないよう悔いのないように楽しんできます。(そうできればいいのですが) 公演後の打ち上げ会が楽しみです。ビールが美味ければいいのですが・・・。

         

 今日の練習のとき、事務局から「せんくら合唱団」としての入館証と参加記念品というか参加謝礼というべきか、1,000円のスキップカードをいただきました。有効に活用させていただきます。

 


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縛不動明王

2010-10-01 19:46:23 | お知らせ

 今日回ってきた供覧文書の中に下記のようなガイドブックが入っていました。A5版のガイドブックです。

 『仙台の病にまつわる民間信仰ガイドブック』 何気なく眺めていたらなんとナント何と地元のお不動さんが載っているではありませんか。先月の25日、26日と二日間に渡って、縛不動明王の祭典を実施したばかりです。

         

 この不動明王が【百日咳】に対して霊験新たとは知りませんでした。大正末期に百日咳が大流行したときに、参拝したら病気が軽く済んだということからきているそうです。百日咳は、母体からの免疫が作用せず、乳幼児が感染した場合は致死率は高かったとか。

         

 普段は何気なく接していて、そこにあるのが当たり前というお不動さんにそういう霊験があるとは、これは改めて存在を見直さなければいけないようです。こうして本として紹介されると嬉しくなりますし、大切にしようとおもうから不思議です。

 昔々は私が子どもの頃はこの境内は格好の遊び場でした。よくこちらでいう”パッタ”(全国的にはメンコ)を暗くなるまでやっていたものです。この隣りに胡桃の木があり、その胡桃を小石で割り、釘を使って実を取り出して食べたものです。子供の頃の秋の風物詩?でした。

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