鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

お早うございます。

2006-12-16 07:10:25 | お知らせ

 お早うございます。

 今日と明日、1泊2日で「青葉カワセミ会」の納会で。海釣りに行ってきます。

 民宿泊です。

 報告は明日になります。

 それでは。


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皆さん、こんばんわ。

2006-12-15 23:10:45 | お知らせ

 今日も飲んできました。二人だけで。しかも女性と。奥様です。美人です。おいしい和食をともに食べ、飲んできました。(うちの奥さんの公認です。)

 

 今、仙台市の夜の街は、「光のページェント」ですごい?人出となっています。221本の樹齢50余年のケヤキに、豆電球を70万個取り付けて繁華街はいつも以上に明るく、賑わっています。そのうち写真でお知らせしたいと思っています。

 

  そんないい気分で帰ってきたのに、今日政治の世界ではとんでもないことが成立してしまいました。

  教育基本法の改正ならぬ改悪、そして防衛庁の防衛省への昇格です。次の国会からは「防衛大臣」が登場します。次のステップは、憲法改悪です。

 

 あんな不貞輩の烏合集団、売国奴集団、日本を破滅に向かわせるとしか思われない自民党、本来は自民党一党では法律案の通過は無理なのに、そこにつけこんで政権与党としての甘い樹液を吸い、結果として自民党と同じ穴の狢と成り果てた公明党、このタッグは史上最悪、特に公明党は許しがたいとしか言いようがない。

  政権与党として自民党の暴走を食い止めているんだとか抜かしやがる。かっての、崇高な『反戦・平和』主義は一体どこに行ってしまったのか。

 

 自民党は昔から改憲を主張していたから、現在のやり方はさもあらんと、ある意味納得できるのだが、それを助けているのが、自分たちがなんと言おうが公明党で、日本を破滅に導く手助けをしているとしかいいようがない。最悪です。

  母体の創価学会の会長さんが金に物言わせて世界中から勲章や学位を受取ったとしても、それが一体なんだというのですか。世界の物笑いではないですか。(佐藤栄作がノーベル平和賞を受賞したのだって、お金で根回しした結果でしょう。後で授与した方が後悔しているという有様です。)

 

 また過激なことを書いてしまいました。でも、今日のこの日、2006年12月15日、平成18年12月15日、この日を我々日本人は忘れずに記憶しておくべきだと思います。破滅への第一歩ですから。なんでこんなことをするのでしょうか。 

 自ら崇高な理念を否定して、アメリカの属国としての地位に甘んじようとしている(正に自分たちが否定しようとしている「自虐」そのもの)。そんなことをしようとしてる輩が本当に愛国者ですか、国を愛せよといえるのですか。よくもそんなことが言えるものだ。私のほうがよっぽど愛国者だと思います。


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おどろ木、ももの木・・・。

2006-12-14 22:31:21 | お知らせ

 今日も忘年会がありまして、酔って帰宅したら往復はがきが届いていました。何だろうと思ったら、栃木県の那珂川北部漁業組合からでした。

 

  このところ那珂川には通っていませんので何だろうかと思って文面を読んでみました。

 

 「那珂川北部漁業協同組合においては、賦課金(毎年交付を受けている年間入漁券をいう)の納入が4年以上納入されていない方々について、定款第21条の規定によりまして未納の事由等について調査を行っております。今後釣り等は行わない場合は組合を脱退して、納付されております出資金2000円については、賦課金の延滞金と相殺するということで処理したいと考えておりますので、返信用ハガキで御回答下さる様お願い申し上げます。」

 

 確かに過去において何回か那珂川の年券を購入したことがありますが、そのなかに出資金の2000円が含まれていたということは忘れていたというよりは、そういうことがあったのかと改めて知らされたという気持ちです。

 

 でも、ここまでやるとは何と素晴らしい漁協ではありませんか?来年以降那珂川に通うか分かりません。通う気力が残っているかどうか、年を取るとともに体力、気力が衰えてきますので、今回は「延滞金と相殺」することに同意するつもりです。

 

 肝心の延滞金がいくらか分かりませんが。参考までに延滞金がいくらになるとか教えてくれればもっとよかったのですが。

 でも、もう既に忘れていたことですので、いくらかでも漁協のためになるのであれば、出資金は寄付します。那珂川の鮎のために使ってください。来年の鮎に期待して・・・。

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ああ、情けない!

2006-12-13 23:03:50 | お知らせ

 ああ、きのうまたやってしまいました、本屋さんで。これで何度目となるか?3回以上にはなります。これからはもっと多くなるのでしょう。ショックですが・・・。

 

 実は、きのう本屋に入り、毎年買っている新潮文庫の「マイブック」、これを3冊買いました。「マイブック」はなんにでも使える文庫形式のダイアリーというものです。ここ数年、3冊かっていろいろ使っています。

 

  文庫本の棚のすぐ近くにマンガコミックコーナーがありました。

 コミックでは「釣りバカ日誌」を年に2冊ずつ買っています。何のことはない、年に2回しか発行されないからですが、もうこのシリーズも長くなり、単行本も60余冊になります。そろそろ最新号が発行されるのではないかと思って、店員に聞いて、棚をみてみたらありました、5~6冊の「釣りバカ日誌」が。

 

  その並んでいる単行本の最新号はN0.67でした。題名は「アマゾン赴任の巻」。どこまで買って読んだか思い出そうとしましたが、記憶に残っているのは仙台が会場となり、楽天イーグルスが題材となっていたのははっきりと覚えていました。(実際は、「楽天イーグルス」ではなく、マンガでは「合点コンドルズ」となっています。)その号は、N0.66でした。

 

 であれば、No.67号は読んでいないなと思って買いました。帰宅して、読み始めましたが、30ページ位読んでから、何か読んだことがあるような気がしてきました。うーん、これはまたしても同じ号の本を買ったかと思いつつ、多分置いてあるだろう場所を調べてみたら、やっぱり!!ありました!!道理で読んだことがある気がしたわけだと納得しましたが、またやってしまった・・・と落ち込みました。

 

 金額の問題ではなく、数ヶ月前のことをすっかり忘れているということが、ただ買ったということだけでしたら、仕方がないともいえなくもないのですが、買って読んだのにもかかわらず、すっかりそれを忘れていたということが、いささかショックでした。

 

 必死に考えてみると、「釣りバカ日誌」はこれで2回目なのです。過去にはハードカバーの本も、初めてと思って買ったことがありましたし。これだけ記憶があやふやになっているということですか、記憶が衰えているということになります。何でも人間は毎日何十万個の脳細胞を失っているのだとか。それゆえ、仕方がないともいえるものの、やはり残念、さびしい気持ちになってしまいます。

 

  着々と認知症に向かって歩んでいるnewoneです。同じ歩むのなら明るく前向きに鮎みたいものだと思います。


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中国「残留」孤児・その3

2006-12-12 22:20:12 | 提案・要望

 今日の朝日新聞。やはり恐れていたことが起きました。日本という国はどこまで励行、無慈悲なのでしょうか!!

 

 「残留孤児訴訟、国が控訴『入管法の解釈に誤り』」という見出し。国の賠償責任を認めた1日の神戸地裁判決を不服として、国は11日、大阪高裁に控訴したそうです。

 

 控訴理由としては、入国を許可しなかったのは入国管理法に基づく行為で、入管法の解釈を誤っていること、北朝鮮の拉致被害者との比較については、被害の性質を同視するのは誤りであることだそうです。

 

 私も多分国は判決に納得することはなく、控訴するだろうなあとは感じていたのですが、それでも安倍晋三が、ハンセン氏病の判決における小泉のように、首相権限で控訴はしないと決断してくれないものかと甘い、淡い希望を持ってもいたのですが・・・。

 

 「戦闘員でない一般の在満州に日本人を無防備な状態に置いた戦前の政府の政策は、自国民の生命・身体を著しく軽視する無慈悲な政策であったというほかなく、戦後の政府としては可能な限りその無慈悲な政策によって発生した残留孤児を救済すべき高度の政治的な責任を負う。」

 

 「日中国交正常化によって政府は孤児救済責任を果たすための具体的政策を実行に移すことができるようになった。」にもかかわらず、「孤児の帰国支援に向けた政策の遂行を怠り、かえって本件帰国制限を行うなどして、孤児の帰国を大幅に遅らせた。」(神戸地方裁判所・判決)

 

 帰国制限した違法な行政行為として(簡単にまとめると)、①入国時に留守家族の身元保証を要求したこと、②帰国旅費の支給申請に、留守家族が残留孤児の戸籍謄本の提出をもとめたこと、③身元判明孤児について入管法が求めているわけでもない手続きを求めたこと、の3点を挙げていました。

 

 しかし、国は控訴した。皆さんはどう思われますか。これが日本国政府のやり方なのです。情けないといったらありゃしない。外国の人が聞いたらどう思うでしょうか、恥ずかしい限りです。

 

 61年前の戦争に対する真摯な反省がないから、歴史認識がないからこのような対応になるのでしょう。首相になったとき、安倍晋三は政府のトップであるのに歴史認識を述べることなく、学者に責任転嫁してしまった、その無責任さの表れともいえるでしょう。

 

 「国はなぜ残留孤児をもう一度捨てるのか」という悲痛な叫びを吐かせるほど、この国は主権者である国民に冷酷になってしまった。格差社会を強力に?推し進めている政府だから当然でしょうか。棄民政策です、まだ生き続けています、強化されていくのでしょうか。

 

 こういう政府が、憲法を変えようとしている。それも戦争ができるように。国民の権利を押さえつけて、愛国心を強制して。これでいいのでしょうか。

 

 北朝鮮の金正日に「三大覚悟」というのがあるそうです。

 『飢えて死ぬ覚悟』『撃たれて死ぬ覚悟』『凍えて死ぬ覚悟』

 棄民そのもの。国のために文句を言わずに命を差し出せ!というもの。

 

 自分の国とは関係ないことといってすませられますか?今はそうだとしても、いつまでそうでいられるか?あまりに悲観的過ぎますか?

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12月17日は。

2006-12-11 23:02:41 | お知らせ

 今日「尺鮎トラスト通信No.11」が届きました。12月7日発行です。発行者は、「川辺川を守りたい女性たちの会」です。

 ちなみに、ホームページは、http://ww71.tiki.ne.jp/~ayutra/index.htmlです。

 A4版のチラシも入っていました。12月17日に相良村総合体育館にて集会があるとのことです。

 「川辺川の治水を早期に実現する実行委員会」主催の『”この川に、ダムは似合わん!”』というキャッチフレーズで『川辺川の治水を早期に実現しようーー矢上村長、熱く語るーー』という総決起集会ともいうべき集会のようです。 

 12月17日(日)午後1時からですので、お近くの方で、趣旨に興味をお持ちの方は是非ともご参加ください。(主催者になり代わって参加を呼びかけさせてもらいます。)

 

  「尺鮎トラスト通信」から、少しだけ紹介させていただきます。

 (発送猟師 小鶴隆一郎氏の「今年の鮎漁を振り返って」より。   小鶴氏は、下球磨芦北川猟師組合組合長です。)

 川辺川の長期に渡る濁水のため、鮎の遡上も悪く、放流も去年の6割しかできなかった(球磨川漁協)そうです。そして、なんと、6月から9月半ばまで鮎が捕れなかったとのこと。

 その原因としては、昨年の台風14号で山腹崩壊した土砂が、五家の荘の樅の木、朴の木砂防ダムに溜まり、それが砂防ダムの穴から少しずつ流れ出したために川辺川本流は長期間白く濁り、鮎が住める状態ではなかったからではないかといっています。 

 9月半ば頃から、川辺川の水量が少なくなり、清流が戻ってきて、落ち鮎の時期にもなり、川辺川にも鮎が戻ってきたそうで、10月は大きい鮎が捕れたが、尺鮎は極端に少なかったそうです。

 川漁師組合は、毎年県の栽培協会より、3万匹の稚魚を購入し、それを2月から相良村で中間育成して4月に放流しているそうですが、鮎の放流には、初めて知って驚いてもいるのですが、1匹30円もかかるというのです

 遠くから、集会の成功を祈っています。

 

(「ここまでわかった 鮎の本」のなかに、15トンの種苗を購入するのに6,000万円がかかるということから、逆算してみたら、1匹=30円は高くはないようです。6000千万円/15トン=4000円/1キロとなります。1匹の重さを7~8gとすると、1匹あたり@28円~@32円になります。)


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少し早いクリスマス

2006-12-10 15:12:30 | お知らせ

 今日10日、「若い青年教室」のクリスマス会に招かれました。

 

 会場は、市民センターの大ホール。支援者達が早くから会場の整備をして、クリスマスの雰囲気を盛り上げていました。

 「若い青年教室」というのは、授産施設等で働いている知的障害を持っている「青年」を対象として、次のような事業をしています。

 (1)仲間づくりの能力を高める 

 (2)家庭や職場、社会に適用できる生活態度を身につける

 (3)生活に役立つ基礎的な知識、技能の習得を図る 

 以上のことを目的として、あくまでも楽しい雰囲気の中で行っている学習活動の一環です。 もっと広くいえば、障害者の学習機会の充実ということで、仙台市が行っている学習事業です。

 

 当該事業は、昭和45年から実施していて、今年で36年になりますか、「若い」とはいっても、確かに事業開設当時は若い人ばかりだったのでしょうが、今はおよそ「若い」とはいえない「中年」(40代から50代近くの人たち)の教室となっています。

 2~3年で卒業していって、新しい「若い」人が入ってくると言うわけにはいかないところが苦しいところです。そのためどうしても同じ人が持ち上がり、卒業できずに高年齢化していきます。

 教室生は60人前後います。

 

 今日は、一足早いクリスマス会でした。 

 10時過ぎに開会。挨拶等の前に、全員で「若者たち」のうたを歌いました。ザ・ブロードサイドフォーが歌っていたあの名歌です。

 挨拶の後、キャンドルファイアということで、会場を暗くして、火の神と火の子ども?5人の入場。女性の火の神が、クリスマスのため山から下りてきて、5人に希望や勤労の火を授けるというもの。火を授かった5人は、それぞれのテーブルに戻り、各人のろうそくに火をともします。

 そして、ろうそくを持ち上げて「聖夜」をみんなで歌いました。ここまでは厳かな雰囲気の中で進行しました。

 

 しかし、次のバンド演奏で場内はにぎやかになり、一気に盛り上がりました。 

 地元の大学のサンタクロースに変装した「・・・コミックバンド」(8人編成でフォークギター・アコーディオン・ハーモニカ・タンバリン)が演奏しましたが、「若い」青年達はバンドの前に出て踊り始めました。とってもノリがいい!!

 しかも、バンドの女性も分け隔てなくバンドの前に集まって、自分勝手なリズムで踊り始めた若者を相手に楽しそうに手を取り合ったりして踊っていました。偉い!なかなかできることではない!

 オリジナル曲も3曲くらい演奏しましたが、最後の曲が終わったら、即、アンコールの合唱となり、快く1曲追加して歌ってくれました。これで大体午前の部が終了です。

 

 私は演奏が終わったところで、会場を後にしました。 

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発表会

2006-12-09 23:47:27 | お知らせ

 今日は日中から雪が舞う寒い一日でした。

 

 でも、幼稚園は熱かったです。実は今日、幼稚園の発表会に呼ばれて半日楽しんできました。

 今は学芸会とは言わず、正しくは「生活発表会」といいます。

 幼稚園ですので、年少組・年中組・年長組に分かれています。

 出し物は、年少組(児)は「ニンニン!にんじゃじゃん!!」、年中組(児)は「見習い魔女の冒険」というミュージカル、年長組(児)は「いばら姫」です。

 

 いやあ、会場に案内されてびっくりです!!子どもよりも大人の方が多い。両親の他に祖父母も来ている。そして、そして、デジカメならぬビデオカメラの多いこと!多いこと!!しかも三脚に固定して。何が何でも我が子の可愛い姿をばっちり撮影するんだという意気込みがひしひしと伝わってきました。

 

 だから、会場は熱気ムンムンでした。

 更なる驚きは、子どもたちの服装でした。年長児、それも女の子たちの服装、キャミソールみたいなドレス姿、赤・青・黄色・ピンクのドレス姿、あれはお母さんが縫ったのでしょうか、それなら素晴らしいのですが、何にしても艶やかな服装、だから、劇も華やか、きらびやかなものになります。

 こんなに小さいうちから、本格的な女性の真似?をしてもいいのでしょうか、やっぱり女の子は早熟ということになるのか、こう書いてくると劇の中身よりもファッションショーみたいではないかと思う人がいるかもしれませんが、決してそういうことはなかったです。

 

 そこいくと、男の子たちはいくら着飾っても目立ちません。女の子たちに圧倒されていました。動物の世界では、雌よりも雄のほうが綺麗で、目立つのに・・・。 

 先生方の苦心の様がいたるところで伺われました。劇としてちゃんと成立しています。ここまで来るのは大変だったと思います。

 

 小学校での劇はとっても地味なのに、それだからこそ幼稚園では思いっきり派手に、綺麗にしておこうということなのでしょうか。

 楽しませてもらいました。


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いろいろなこと。

2006-12-08 22:47:21 | 思いつくまま

 今日の「朝日川柳」から3句。

『三軍に向かって一歩また一歩』(札幌市:冨田さん)

『開戦日遠くて近くなる思い』(東京都:木村さん)

『この次は愛国心という踏み絵』(筑紫野市:和田さん)

 みんなうまいこと書くものだ。小泉以後の日本の世相を如実に物語っています。

 

  今日は12月8日。昭和16年の今日、日本軍がアメリカ太平洋艦隊が集結している真珠湾を奇襲攻撃した日ですが、今時の若い人のかなりの人は、かって日本とアメリカが戦争をしたということが分からないというのです。

 

 分からないというべきか、教えてもらっていないから分からずじまいとなっているのか、どっちにしても、日本史の勉強では現代史は省略されてしまうようですし、未履修科目云々以前の問題だと思うのですが、日米が太平洋を挟んで、死闘を繰り返したということが、若い人に伝わっていない、従軍した経験のある人から、戦争の実像が伝承されないまま、風化が始まり、小泉・安倍政権になってその間隙をうまく突かれて、憲法の改定までの道筋ができつつあるのは恐ろしいことだと思うのですが、皆さんはどう思いますか。

 

 確かに、ここまで日本がアメリカナイズされてしまえば、またアメリカの51番目の州といってもおかしくないような状況下では、日本がアメリカに先制攻撃をした、とてつもない無謀なことをしたなんて考えられないのも無理がないのかもしれません。

 でも、今映画界で話題となっている、「硫黄島」を巡る戦争映画、クリント・イーストウッド監督の作品「父親たちの星条旗」そして明日から公開の「硫黄島からの手紙」、この映画によって日米が凄絶な戦いをしたことを知ってもらい、戦争について、平和についていろいろ考える契機となってくれれば、少しはいい方向に向かうのかもしれません。

そうあって欲しいと思いますが。

 個人的には、「父親たちの星条旗」は既に見ていますので、「硫黄島からの手紙」を見てから、あわせて感想等を書きたいと思っています。

 

 それにしても、クリント・イーストウッドは凄い。かってのマカロニウエスタンの主人公、英雄が今は監督としていい映画を一杯作っている。たしか「ミスティックリバー」も彼の監督作品だったと思いますが、この映画もすごかった。

 

 そして、今日12月8日は、ジョン・レノンがファンによって暗殺(射殺)された日でもあります。

 WOWOWでは、きのうからビートルズ特集を組んでいて、昨日は、リンゴスターとポール・マッカートニー、今日は、「ジョン・レノン・イマジン」(1971年)、「ザ・ビートルズ フロム・リバプール トゥ・サンフランシスコ」(1962年から66年までの映像記録)、それに、「ザ・ビートルズ ライブ・イン・ワシントンD.C.」(1964年のアメリカで最初のコンサート)をやっています。

 録画しておきました。あとでゆっくり見ます。

 

 前にも書いたことがありますが、ビートルズの4人のメンバーの中で、私はリンゴスターの生演奏を聞いたことがあります。

 「リンゴスター&ヒズバンド?」リンゴスター本人と彼の息子との今風に言えばコラボレーションということになりますか。市内の大きなホールのかなり前の方の席で聞いたということが、この頃は、なんか信じられないような気がしないでもないのです。

 

 「イマジン」、いい曲ですよね。現代人に不足しているもの、それがイマジンかもしれません。イメージすればいろいろなことが自分のこととして考えられるし、ほかの人たちとも一緒に行動することができるだろうに。

 異文化理解・異文化共生も可能になるだろうに・・・。

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武士の一分

2006-12-07 22:43:52 | お知らせ

 観て来ました。

 もうほとんどの人はあらすじをご存知でしょうから、結末を知りたくない人は読まないでくださいとかいうことは言いませんので、悪しからず。

 

  2時間を超える上映時間でしたが、少しも飽きることなく、眠くなることもなく、最後まで引き付けられ、余韻に浸ってきました。

  

 結論から言うと、とても爽やかな映画でした。時代劇の映画に対して「爽やか」というのはなんか少しそぐわない感じがしないでもないですが、やはり「爽やか」という言葉が相応しいと思います。

 

  木村拓哉にすれば、初めての本格的な時代劇に挑戦した映画ですが、あの木村拓哉が東北弁(鶴岡弁?)をしゃべるのはどうかなあという思いはあったのですが、その件についてはすんなりと感情移入ができたかなと思います。

 毒にあたって、病床に伏す木村拓哉の表情は、これがあの木村拓哉かと思うほど変わっていて(メイクの効用もあるのでしょうが)、鬼気迫るものがありました(大袈裟ですか?)。

 また、奥さん役の壇れいにしても元宝塚歌劇団主演娘役で、これが映画初出演だそうですが、なかなかいい若奥方役を演じていたと思います。

 そして何より、中間(ちゅうげん)役の笹野高史がいい。二人を子どもの頃から知っているという設定であるが、なんとも渋くていい演技、脇役として若夫婦を支えている。この人がいなければ物語りは成り立たないといってもいいと思います。「いつのまにか天使のようになっていた」(朝日新聞)に同感します。

 そして、そして、小林稔侍と桃井かおりもいい味を出しています。笑いを提供しています。3回は笑うと思います。

 

 肝心の果し合いですが、よかったですよ。緊張感に溢れていたといっていいと思います。朝日新聞のとおり「剣さばきなどはなかなかのもの」でした。

 それもそのはず、「武士の一分 かわら版」によると、木村拓哉は少年時代から剣道を本格的に学んでいたというのです。剣術指導の先生が舌を巻いていたといいます。剣術の先生役の緒方拳との木刀での立会いというか打ち合いはすさまじいと言ってもいいほどの迫力がありました。

 

 (果し合いの相手、番頭(坂東三津五郎)はいくら藩のお偉方とはいえ、下級武士の、それも仕事で盲目となってしまった30石扶持の美しい奥方を騙して弄び、家老や藩主に口添えをすることもしなかったということに対して、全く何のやましいものを感じることもないのでしょうか、果し合いの場面での二人の会話を聞いていて、番頭はそんなにも冷酷、冷淡、無感情になれるものか、悪いことをしたと全く思っていないといってもいい、そこが私として唯一しっくりこなかったことでした。変なことに拘っているようですが、丁寧なつくりの山田監督にしては???でした。)

 

  そして最後は、なんともうまい具合にハッピーエンドに終わらせたものです。「愛妻物語の色彩が強い」(読売新聞)というのも頷けます。めでたし!めでたしです。

 

  キムタクが更に好きになりそうです。

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明日は・・・。

2006-12-06 23:52:25 | 提案・要望

 明日は、久し振りに休暇をとって、何をする? 映画を見る!

 

 木曜日はメンズデイ。1800円が1000円で見られる。もっとも夫婦でいくと、夫婦割引で二人で2000円で見られるのですが。

  何を見るか?「武士の一分」です。この際、木村拓哉の主演映画を見てやろうと思って。

 

  参考に、朝日新聞と読売新聞の映画批評を見ると、なかなか面白い。

 朝日は佐藤忠男、読売は土屋好生という、ともに映画評論家。

 朝日が「ユーモア溢れるホームドラマの味わいがある」といえば、読売は「歌舞伎調、ほとんど歌舞伎の世話物の世界に近い」、と。

  そして決闘シーンについては、朝日は「剣さばきなどはなかなかのもので、凄愴の気があった」といえば、読売は「『たそがれ清兵衛』のように、観客が肝を冷やすほどの身を切るような緊張感にあふれていたら、・・・」(つまりは緊張感がない決闘ということですよね)というように映画評論家でも意見が分かれている。

 

  果たして現実は、みた自分はどう感じるのか?楽しみです。

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中国「残留」孤児その2

2006-12-05 23:35:54 | お知らせ

 『敗戦を終戦と言い今もまた遺棄せられしを残留と言ふ』

 今日の朝日新聞の声欄にトップ掲載された投書の人の短歌です。埼玉県寄居町の71歳になる南部さんです。

 南部さんも井出孫六と同様、「残留」という言葉に違和感を持っていたということです。そして、判決の遅すぎたことに「残留」という冷たい言葉が無関係とは言えないだろう、とも。

 本当に、日本人の言い換えによる責任転嫁、無責任さがよく現れています。やっぱりあの戦争、ある人は「大東亜戦争」といい、また「太平洋戦争」といい、今は「アジア太平洋戦争」というのですか、(どうしても、「太平洋戦争」という表現では、日本はアメリカやイギリスと闘ったということが中心になってしまいますので、名称としては相応しくない(だから、日本はアメリカには負けたが、中国には負けてはいないという感情を持ってしまう。))、どんな名称をつけようが、日本は負けた、完敗でした。敗戦です、無条件降伏です。

 それなのに敗戦とは言わず、『終戦』と言い換えて、現在に至っている。ここに戦後のおかしくなった全ての原因が存在すると私は考えます。

 そもそもの出発点がいい加減だった。自分の手で戦争責任を徹底的に追及しなかった。曖昧なままにして、朝鮮戦争の特需からうまい具合に経済の発展に結びつけることができた。当然日本人の勤勉さ、生真面目さが大きく影響はしているのですが。

 今戦後60年以上が経過したということで、教育基本法からひいては憲法まで変えようとするのであれば、アメリカの押し付けから脱却しようと本当に思うのならば、今からでも遅くはない、日本人自身の手で戦犯、戦争犯罪人を裁くべきです。

 そこまでしてようやく本当の新生日本が出てくる、日本は生まれ変わったといえるのではないでしょうか。警察予備隊から保安隊、そして自衛隊へ。防衛庁が今度は防衛省に昇格することになるようです。そうであれば、なおのことあの戦争が何故おきたのか、誰が起こしたのか、責任は誰にあるのか、天皇の戦争責任まで遡って、日本列島を議論の渦に巻き込んで、徹底的に検証すべきです。そこまですれば、アジアの諸国からも見直されることと思います。

 (丁度、読売新聞が総力を挙げて日本の戦争責任を追及した記事を連載し、上下2巻の本にしました。)

 11時30分を超えてしまいました。このままいくと12時を超えてしまいそうなので、今日はこの辺にします。

 久し振りの写真は、11月26日のTBS「華麗なる一族」へのエキストラ出演お礼の携帯のストラップです。ピンボケですみません。


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皆さんこんばんわ。

2006-12-04 21:53:35 | 提案・要望

 忘年会がありました。

すっかり酔ってしまいました。

 これにて失礼致します。

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中国残留孤児について

2006-12-03 22:21:40 | 思いつくまま

 よくやった!神戸地方裁判所!!近頃の裁判所は、どちらかというと、行政の追認ばかりで独自性はなく、どこが、何が三権分立?とあきれ、嘆くことばかりが多いですが、12月1日の神戸地方裁判所の判決は素晴らしいの一言に尽きます。

 

 だけど、政府は、厚生労働省は残念ながら当然控訴するでしょう。かって、ハンセン病の判決を受け入れ、控訴しなかったのは数少ない小泉のよかったことですが、果たして安倍が判決を受け入れるかどうか、受け入れれば評価が一気に高まり、郵政造反議員の復党問題で支持率を落とした分を取り戻す以上に、来年の参議院選挙にも有利に運ぶことになるでしょうが、・・・。

 

 中国残留孤児の訪日調査が始まったのは1981年ということです。そんなに前になるのですか。私も含めて、かなりの人が忘れてしまっていたのではないでしょうか。

 

 1981年に訪日した残留孤児たち、その時はテレビも、新聞も大きく取り上げました。私も、新聞で孤児になった状況を読み、孤児たちが、支援者と一緒にテレビで家族・親族が名乗り出てくれるように涙ながらに訴えている場面をみて、もらい泣きをしてしまいました。

 

 しかし、それも回数が増え、時が過ぎるとともに、マスコミの取り上げ方も少なくなり、国民の方も関心が薄くなってしまいました。恥ずかしいことです。先月も何人かの孤児が訪日しましたが、その後どうなっているのでしょうか。「訪日」という言葉もよくない。「帰国」、または「里帰り」とか言うべきではないでしょうか。

 

 それと、昨日の朝日新聞の「天声人語」にありましたが、作家の井出孫六さんが「中国『残留』日本人孤児」という呼び方は、言葉の厳密さを著しく欠くといっています。全くその通りだと思います。自らの意思で残ったわけでは決してありません。本当にやむを得ず、死ぬよりはましだろう、どういう状態でも生きていて欲しいということで、中国人等に子どもを預けたわけでしょう。

 

 井出さんが言うように、「中国に『置き去り』にされた日本人孤児」が正しい言い方でしょう。こうしないと責任の所在もはっきりしません。

 

 本当に、権力の中枢にいる日本人は(には限らないのだと思いますが)、言いかえがうまい、責任を曖昧にすることに長けている。小泉のはぐらかしも、一種の天才的なものだった。日本軍の撤退や玉砕ということばもそうです。

 

 置き去りということでは、「蟻の兵隊」もそうです。本にもなったし、映画にもなり、新聞でも取り上げられたりしたので、ご存知の方も多いかと思いますが、彼ら数千の日本軍も上官の無責任な言動で、命令で、中国に残され国共内戦に巻き込まれ、死ななくてもよかったのに、かなりの人は戦いの中で死んで行きました。そのときの上官は日本に帰り、責任をとろうともしなかった。

 

 「置き去り」ということは、「棄民」と言い換えてもいいのかもしれません。棄民といえば、満州開拓団の悲劇があります。最強の関東軍に守られていると信じ込まされ、ソ連軍の侵攻が始まると国境付近の開拓団や守備軍を置き去りに、関東軍や満鉄の高級軍人や官僚たちは、家族もろとも真っ先に逃げ出してしまった。日本人を、同胞を見殺し同様にしてしまった。これが棄民でなくてなんでしょうか。本当に軍隊は自国民を守ってくれるのか?満州だけでなく、沖縄の戦いはどうだったか。

 

 また、この前ようやく決着がついたようですが、外国への移住という棄民政策があります。日本という国の人減らしということもあったのでしょうが、はっきりいって政府が嘘を言って、国民を騙して、中南米に移住させた。広い土地が待っている、耕せば自分のものになるとかの甘い言葉で移住させた。ハワイだって、ブラジルだってそうだったのではないでしょうか。移住地で辛酸をなめた人たちの気持ちを代弁した小説もありました。『ワイルド・ソウル』。移住とは言っても、これも棄民です、違うでしょうか。

 

 現代の棄民はなにか、棄民に代わるもの、それは『格差』とはいえないでしょうか。考えすぎでしょうか。バイト・パート等の非正規社員の増加、使い捨て、人間の使い捨て。交代要員はいくらでもいるからという人間性の軽視、正社員は正社員での重労働の現実。企業ばかりが儲かって、働くものには還元されない仕組み。政治経済の政策として、人間性の放棄を迫ることは「棄民」と同じと私には思えてしまうのですが。

 

 テンプレートを代えてみたのですが、またもとに戻します。なんといっても、『ブログの作成・編集』の欄がずーと下の方にあって、これではとても使いづらいから。

 これからも、竹のようにあらゆることにしなやかに対応できればいいのですが、それを願って、元に戻します。


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お歳暮??

2006-12-02 23:30:43 | お知らせ

 またまた過日の話しです。といっても昨日ですが、何と、OLYMPIC 株式会社 オリンピックからの封書でした。

  何で今頃、何があったのか、訝しく思いながら封を切ったところ、添書とステッカーとなんと言うのでしょうか、アルミ製の荷札みたいな名札?が入っていました。

  オリンピックというと、今年鮎竿を購入しました。しかし、以前は開くことができたオリンピックのホームページがいつしか開くことができなくなってしまいましたので、もしかして会社が潰れたのかなと内心心配していたのですが、そうではなくて他人事ながら少し安心しました。

 

  「拝啓 貴下、ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。この度は、弊社商品をお買い上げ戴き誠にありがとうございます。薄謝ではございますが、同封させていただきます。今後も、皆様のご要望にお応えすべく頑張ってまいりますので、弊社商品をご愛顧の程、よろしくお願い申し上げます。 敬具」

 

  何を同封したかということを書いて欲しかったと思いますが、今後とも社員全員一致団結して、いい商品、安くていい商品を製造販売していただければありがたいことです。

 できれば、ホームページも復活して、竿だけではなくいろいろな情報を発信して欲しいとも思います。製造にいたる苦労話でもいいです。

 いい商品をつくっても、それをあまねく広く知らせなければ売れません。PRにも力を入れないと、今の世の中生き残っていくのは大変です。

 

 今日の日中強い風がふきましたが、その度に街路樹のケヤキや銀杏の葉が空中に舞い、歩道も車道も落ち葉で一杯、銀杏の葉っぱが何百枚とぶつかってくるのには参りました。銀杏吹雪、銀杏暴風雨の仙台でした。

コメント (1)
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