鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

行って来ました、小国川

2014-07-05 22:10:48 | 小国川

 今午後10時14分。 缶ビールを飲みながらといいたいところですが、発泡酒を飲みながら睡魔と戦いつつ、このブログを書こうとしています。 無事最後まで書き終わることができるかどうか、お楽しみ・・・・。

 青葉カワセミ会の釣り友と、山形県の小国川へ行って来ました。 この時期小国川へ行くということは、すなわちリサーチを兼ねています。 というかアユ釣り大会のリサーチのための小国川釣行なのです、本当は。

 でも、結論から言うと””どこも釣れない””ということが分かったので、個人的な何としても今年最初の鮎を掛けたいという思いで、小国川の最下流から上流部まで走りました、走りに走りました、車で。

 朝5時過ぎに仙台を出発しましたが、霧雨から小雨が降る中R48を走り、関山トンネルを通過した山形県側の天気は ”晴れ” 、青い空に美味そうな白い雲が浮かんでいました。 夏のいつものパターンですね。 宮城県は雨降りでも、トンネルを超えると山形県は晴れだった!

 気持ちも高揚し、ワクワクします。 きょうこそは何としても今夏初の鮎を釣り上げなければ、釣り上げるぞという気持ちが強かったわけです。 養殖の鮎ではなく、天然の鮎を釣りたい、触りたい、感触を味わいたい! そういう気持ちでした。

 そうそう本当は釣り友と2人、大会の開始時間に合わせて竿を出そうと思っていました。そのために大会でもないのに早く出かけたわけですが、オトリ屋さんの家に行ったら、昔の釣り仲間が福島県から来ていましたし、その後仙台からまたしても懐かしい釣り友が顔を見せました。

 

 そのため話に花が咲き、オトリを購入して川に入るということはどこへやら、昔話、昔の出来事、アユ釣り大会の全国大会に出たときのこと等いろんな話題に話しは飛んでいきました。

 

 そのため7時過ぎには舟形町に着いたというのに、オトリを購入して”いざ出陣”となったのは午前9時前だったかな。 お互いに歳をとったわけで、お互いを労わりながらも、励まし合い、情報を交換して大会に臨みたいと確認し合ったといっていいでしょうか。

 

 小国川漁協としての統一されたオトリ鮎の単価は、養殖が1匹@500円、天然ものが@600円ということになっています。 

 

 前置きばかり長くなって、肝心の鮎や鮎釣りについての情報がなかなかやってきません。われわれはいつもの大会のエリア、上限がポンプ小屋で下限は奥羽本線の鉄橋まで、ポイントと思われるところを見て回りました。

 まずは数が出たという下流行きました。ポイントを見て回りました。橋の下にも行ってみました。 富永橋だったかな、5,6台の車の釣り人達は泊まり込んでいるようでした。 いい瀬で人が入っていない瀬が見当たらず、とうとう最上川との合流点まで行ってしまいました。

 ここまでくればあとは天然鮎と同じく小国川を遡上するよりほかはありません。 結局最初の竿を出したのは、Sさんに教えてもらったポンプ小屋の下流の瀬にしました。 でも掛かりません。周りの人達の竿もなかなか曲がりません。 でも全く曲がらないというわけではありません。ほんのたまには曲がるのです。

 ここに入りました。午前11時釣りスタートです。 右岸から木の枝が張り出していて、不注意に竿を立てたら枝に引っかかってしまうところです。

 

 写真の木が見えるところのちょっと下流側で、クックックという軽い当たりがあり、掛かったかなと思ったのですが、掛かってはいませんでした。代わりに掛かったのは天上糸で、木の右側の枝に天上糸が引っかかってしまいました。何とついていないことか!と自分の運命を呪いました。 でもありがたいことに数分後に何とか糸が外れてくれたのです。嬉しかった!!

 少し下って、流れの中央に立ち込んで右岸へチを狙ってみることにしました。こういうところです。

 

 そしたら11時45分、当たりは伝わってはこなかった(オバセをいっぱいとっていたため)のですが、右岸へチの水中で2匹の鮎が絡み合って白い魚体を見せているのが見えました。時に11時45分(再掲)、待望の今夏初の鮎が掛かりました。 こんなにも小さくて可愛い鮎です。

  (左が養殖オトリ鮎です。)

 オトリだって大きいとは言えません。でもそれ以上に小さい鮎が掛かってくれました。嬉しかったです、しかも小さくても背掛かりだったのです。 そこでこのチビ鮎の登場です。同じところを泳がせても掛からなかったので、少しだけ下り、こういうドチャラに釣ったばかりのオトリを入れて泳がせました。

 (正面奥の右岸へチです。)

 12時10分くらいかな、今度は軽く小さいながらもはっきりと当たりが感じられました。そして2匹の鮎が絡み合っているのが見えました。 よし!2匹目いただきだと竿を立てたところ、掛かり鮎はなぜか、ハリ掛かりが浅かったのでしょうが逃亡してしまいました。残念!

 そこで時間も時間ですので、昼食休憩としました。 

 昼食後は、もう試合エリアに拘ることはやめにして、とりあえず鮎を釣ろう、それも少しでも大きい鮎を釣りたいということで、上流に行くことにしました。 瀬見温泉をみて回りましたが、先行者がいたり、側を横断できなそうだったり、水量が多く感じられたりしたために、さらに上流を目指しました。

 大横川の合流点の、長いいろんな川相の瀬が続くところです。 こういう場所です。

 (下流側をみる)

 (上流側)

 ここでは午後2時5分から3時45分まで竿を出しました。私は、写真の深い瀬や左岸側を3往復くらいしたかな、上流にいた人が掛けたのを見たので、よし、ここには鮎がいる、掛かるはずと言い聞かせて、最初は養殖オトリを泳がせました。 全体に白っぽい鮎で、これではやはり無理かと思い、下流で釣った12,3センチくらいのチビ鮎に頑張ってもらうことにしました。

 ハナカンをセットして送り出し途中の川の中央で、いい当たりが伝わってきたのです。チビ鮎の引きではありません。慎重に右岸側に寄せて無事取り込み。養殖オトリよりもいい型です。

 

 それからは7回アユの友釣りの独特の引きを楽しみました。 でも7回掛けて取り込み5回でした。下流域でも2回掛けて、取り込み1回。 合計すると9回掛けて取り込み6回ということ。 でも最後は根掛かりで良いオトリを失ってしまいました。 だから手もとに残ったのは5匹のみとなります。

        (夏の躍動!!)

                       

 

 こちらは釣り友の釣果です。

        

 実釣は11時から12時30分と2時5分から3時45分までの190分ですから、3時間10分ですか。 3時過ぎ頃から肌寒さを感じ始め、いまいち集中できなかったのが残念です。

 まあ、ようやく鮎釣りらしい鮎釣りを楽しむことができました。釣り友に感謝です。

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