鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

お疲れさん、稀勢の里

2019-01-16 16:45:30 | 思いつくまま

 

            (午前9時前 雪が舞っています。)

      

 きのうはよく冷え込みましたが、そのごの気温は上がりました。 きょうは最低気温こそ2度と寒く無い朝を迎えたのですが、その後の気温があまり上がらず、研修会から帰ってくるときの風は冷たいこと、冷たいこと。

 

      

 午後2時では4.5度、3時は3.4度、4時は2.8度でした。5時は2.2度と下がっています。 朝7時で2.9度ありました。朝方ほんの少し雪が舞ったりしましたが、その後は雪の代わりに風が吹いたりしました。

 

      

 

 稀勢の里、「お疲れさん」とタイトルに書きましたが、本当は「よかったね」と書こうかなとも思いました。 というのも私としては稀勢の里本人はもっと前に辞めたかったのに、親方はじめ相撲協会関係者、そしてある意味無責任な国民が辞めさせなかった。辞めてもらいたくなかったのではないかと思ってきたからです。

 

 横綱ですよ、横綱になった段階で次に残されているのは引退のみです。降格がないのですから、自分のことは自分で責任を果たさなければなりません。

 でもずーとモンゴル勢に横綱陣を占められてしまった相撲協会としては日本人の横綱誕生が何としても欲しかった、それは日本国民の悲願みたいなものでもありました。それが稀勢の里にとってどれほどの重責、重石であったことか。

                   

 それがあったがために優勝した後の左胸骨?かどこかの怪我にもかかわらず、出場し続けなければならなかったことが、つまりはきちんと怪我を治さなかったこと、治療のための休場を許さなかった無言の圧力みたいなものが結果的に稀勢の里を不十分な体調のまま出場させ続け、休場に次ぐ休場という横綱として不名誉この上ないことの繰返しへとつながっていったのではないですか。

 本人としては出来ることなら辞めたいとずーと思っていたのではないかなと思い、「辞められてよかったね」と思う次第です。もう無様なとしか言いようのない土俵上の姿を見せなくて済むわけですから。 「お疲れさん」 「よかったね」

 

 

 お昼前11時20分頃かなテレビをつけたら、何とも厳かな雰囲気の中に起立した秋篠の宮の姿が映りました。 そして音としては朗々たる声が聞こえてきました。 歌会始 でした。

             

 自分の歌が詠まれるときは立ち上がるのですね。皇太子も美智子皇后も自分の歌の時は立ち上がりました。唯一座ったままだったのは天皇陛下ただ一人でした。

 

 美智子皇后の歌;

 今しばし生きなむと思ふ寂光に園の薔薇(そうひ)のみな美しく

 皇后の朗詠は2回繰り返されます。 でも天皇自身の歌は3回の朗詠です。

 天皇陛下の歌;

 贈られしひまはりの種は生え揃い葉を広げゆく初夏の光に

 

 はじめて歌会始の儀式を見ました。いやあいいものです。和歌はこのようにして朗詠するのですか、皇室では。 みんなしーんとして、咳払い一つないくらいの厳粛な雰囲気の中で読まれる歌、感動しました。

 

 きのう桑原武夫さんのことで俳句と短歌のことを書きましたが、やはりこういう歌会始の場では俳句は似合わないかなあ~。まあ歴史が違いますから、比較できませんが。

 それと口語文ではなく、文語体ですか、これも味わい深いものです。捨てがたいですね。亡くなった丸谷才一がずーと文語を使い続けた気持ちが少しは分かるような気がします。

                      

 「生きなん」ではなく「生きなむ」、「思う」ではなく「思ふ」、「贈られた」ではなく「贈られし」また「ひまわり」ではなく「ひまはり」 と書かれると日本語としてのひらがなも何か喜んでいるような気持ちになります。歴史を感じさせます。

 「せう=しょう」「どぜう=どじょう」 古き良き日本語ひらがなと片付けられていいものか。でも巷にはカタカナ語が溢れているからなあ、”溢れ”てなんかよりも”散乱”しているといってもいいかも。日本語にあるのに、日本語に直せるのにカタカナを使う、そして日本語を勉強した外国人に笑われるなんて恥以外の何ものでもないでしょう。

  

 JOCの竹田会長のたった7分間の記者会見。会見と言っても一方的に喋って退散というのでは何のための会見だったのか、酷い話しです。 かえって”灰色”を”黒に近い”なと思わせたのではないですか。 明治天皇の玄孫とか、血統はいいとしても、記者を呼び出してのこの会見いただけません。

 意思決定のプロセスに問題はないと言っても、あのイカガワシイ感じのコンサル会社にロビー活動や情報収集の活動をしてもらったのですか、アフリカ票の取りまとめ、ですか。手続き上は何の問題もなく、自分は上がってきた書類に判を押しただけという感じに見えましたが。

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