鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

春ですが、震災遺構について

2018-03-24 16:39:22 | 思いつくまま

 今日の野良猫;行方不明

 午後街からの帰り、堤防を歩いて来ましたら、堤防下の道路に2匹のネコが日向ぼっこしているじゃないですか。カメラを持っていれば即撮ったところですが、残念ながら持ち合わせておらず、スマホのカメラにしようか迷っているうちに2匹のネコは警戒して逃げる様子。本当にいい撮影状況だったので、悔しいです。

 

                (午前10時20分頃)

 きょうは朝から文句なしの快晴。春真っ盛りとまではいきませんが、風もなく本当に過ごしやすい一日でした。花粉症の鼻水が止まってくれたらありがたいのですが。目のかゆみやショボショボ感はよわいので助かります。

           

 

 午後になって気温は11度を超え、1時には12.6度とか。河原でも親子連れの姿が多くなってきました。ごみを散らかすことなく川にいっぱい親しんでもらいたいものです。子どもが小さいうちから河原に連れて行き、川のせせらぎや流れ、その周辺で生きている鳥や草木にも触れてくれれば嬉しいですね。

 

 分流の流れの中では小魚の群れは確認できないのですが、下水口の下の水たまりには小魚が一杯いました。もう小魚とは言えないくらいに大きくなっている魚もいました。魚の成長も見守るのも嬉しいものです。

         

 

 もう少しすれば、河原は、分流の周りも新緑に覆われてきます。そうなるといつしか昆虫も出現します。蝶々ももうすぐでしょう。 そうそう、きのうからきょうも聞きましたが、広瀬川の対岸からまだ完全ではないウグイスの鳴き声が聞こえてくるようになりました。季節は確実に春を迎えようとしています。

  (分流そばの梅の木)

 (ようやく蕾が膨らんできました。) 

 もうすぐ新年度を迎えますが、今日の夜は今年度最後の町内会の全体会があります。今年度を振り返るわけです。そして新年度に向けての行事を話し合います。といっても毎年そうは変わりませんが。新年度の総会は早いのですが、4月8日に開催です。

  (オオイヌノフグリでしょうか。)

 (テレビで覚えました。陽射しがないと鼻ならぬ花は開きません。はっきりしていますね。)

 そして嬉しいこともありましたね、きのうのプロ野球オープン戦東北楽天VS読売G戦、5-1で東北楽天の勝ちでした。内田が2ランホームランを打ったりもして、投打ともかみ合った結果の勝利でした。でも抑えの松井裕樹が打たれたのはちょっとよろしくない、一抹の不安を抱かせます。

 

 

       

 

        

 

 ここからが本題です。岩手県の大槌町の旧庁舎の解体の件です。結論から言うと、何と拙速なと思います。まだ急いで結論を出すことはなかったと思っています。 町議会での採決は賛成反対6-6の同数で、議長裁決となったわけです。

 その結果解体するということになったわけですが、余所のものという批判は甘んじて受け入れますが、もともと解体には反対の意見がかなりあったわけで、採決も賛否同数ということであれば、議長裁決に持ち込むのではなく、さらなる議論を継続して行っていく、議論を深めていくとすべきだったのではないかと、私にはそのことが残念です。

 確かにあの大震災の津波によって庁舎内にいた40人藻の人が亡くなったわけで、被災者のの家族にとってはその庁舎を見るだけで耐えがたい気持ちになるという気持ちは大切ですし、分かる気がします。

 でも見るのが忍び難いということだけで解体すべしとなったら、本当に後世への貴重な教訓となりえるのでしょうか。これだけの犠牲者を出したのだということの重みは、個人個人の苦しみ悲しみを超えて後世の世代に伝え続けていくべきことにつながっていくのではないかと思うのですが。

 宮城県のやり方、南三陸町の防災庁舎は宮城県も一緒になって当分の間保存して行くことになり、その間にいろんな議論もできるということになりました。また大川小学校の旧校舎も残していく方向性が決まりました。

 大辻町の旧庁舎の保存に関してもなぜ岩手県が仲介に動かなかったのか、それも不思議です。県も一緒になって議論していくべき事柄だと思いますし、そうなればその後の動きも少しは変わってきそうな感じがします。

 壊してしまったらそれまでです。石碑がその変わりを十分に果たせるとは思いません。あの日からまだ7年なのです。民間の建物ならまだしも、公共の建物の保存か解体という問題です。7年前の大きな被害を後世にいかにして語り伝え続けていくか、風化させることなく伝承していくかとうことはその地域の今後の在り方に大いに関わってきそうな気がします。

 『私たちは後の世代に試されている。』という「おおづちの未来と命を考える会」の代表者の声は大きいと思います。 

 しかも年間維持費は120万円ということです。初期整備費用も国の復興交付金を活用できると言います。町外の多くの人たちも追悼できる施設場所として、みんなで知恵を出し合い保存の方向でいってほしいのです。

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