鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

田 英夫さん死去

2009-11-18 22:29:34 | 思いつくまま

 田 英夫元参議院議員が13日に亡くなっていたとのこと。86歳という。

 またしても、戦争体験した貴重な政治家がいなくなりました。

 田 英夫というと、個人的には政治家としてよりは、どうしてもニュースキャスターとしての田 英夫のイメージが強いです。 当時はTBSですか、夕方だったと思いますが、彼が伝えるニュースはなぜか信用できそうに感じたものです。信憑性がありました。まじめさが現れていたためでしょうか。 あの、独特のはっきりと聞き取れる低音の声、まだ耳に残っている感じがします。

 ニュースキャスターの草分けといっていいのでしょう。いつも安心して聞いていられた彼のニュース番組が突如として、主役交代。 田 英夫キャスターは降ろされてしまいました。 政治的な圧力、アメリカに配慮した自民党の露骨な圧力で降板させられたということでした。 その原因はベトナム戦争の報道姿勢でした。 今ならそこまで露骨な政治介入は許せないし、ありえないでしょうが、当時は今まで以上にアメリカに従属、隷属していましたから、できたことでしょう。

 あれから40年近くも経っているのですが、当時よりも今のほうが日米関係はよくなっているのでしょうか? アメリカの大統領もブッシュ親子の時代が終わり、日本も自民党政権に終止符を打って、ようやく少しはいい方向に向かうのではないかと思いますが、果たしてどうなることやら。

 ”CHANGE”をうたったバラク・フセイン・オバマ大統領が日本に立ち寄りました(日本が目的ではなく、あくまでも目的は中国でした)が、鳩山首相は、いいチャンスなのに、選挙のときに言っていたことを鮮明かつ明確に主張することはなく、このままいけば自民党の負債を引き継いだまま、なんのいい方策も打ち出せず、現実に流されている間に、アメリカと中国はますます緊密な関係になっていくことでしょう。日本はアメリカに利用されるだけで、見捨てられるでしょう。ニクソン大統領の訪中だって、日本の首相は知らされていなかった。

 話しは変わって、アメリカと中国の地図をしみじみと眺めたことがありますか。(ここでいうアメリカにはアラスカを含みません。) アメリカも中国も面積は日本の26倍と27倍ですか、しかもよく見ると国の形がよく似ていることに気がつくと思います。緯度も似通っています。歴史的に見てもアメリカと中国は中国共産党による革命や朝鮮戦争以前はさほど仲が悪いわけではなかった。そしていまや中国は日本を抜いてアメリカの最大の債権国となっています。運命共同体を構築しつつあるような感じです。今後とも反発しあいながらも共鳴・共同しあっていくことになるのではないでしょうか。

 そうなったとき、置き去りにされるのはどこの国でしょうか!?

 

 田英夫の跡を継いだ(と思われる(個人的に))筑紫哲也もこの世にオサラバしていったし・・・・。”報道のTBS”はとうの昔の話しとなってしまいました。

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