鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

行って来ました、最上川

2009-08-16 21:22:58 | 最上川

 行って来ました、真夏の最上川。平塩橋下流のトロ、平瀬、早瀬、急瀬、荒瀬と続く川幅のとっても広い最上川。川幅は150メートル以上はあるでしょう。平瀬、早瀬の所までは割りと安全にどこでも釣りができます、竿を出せます。もっとも水量が少ないときの話ですが。

 今朝の”最上川・長崎”の水位は、8.70台、これはいけると喜び勇んで山形へ行くことにしました。

 タックルは、竿は「ダイワ硬派”剛”95」、水中糸はナイロンの0.35号にしました。広瀬川では0.3号でOKなのですが、天下の名川、最上川、もっと大きい鮎がいるかもしれないし、荒瀬でオモリをつけて釣ってみたいとも思ったもので、0.35号にしました。

 3枚の写真は上流域から下流域につながるものです。撮影は釣り開始の朝の8時です。朝日に眩しく照り返している最上川です。

 帰宅してから見た水位計では、午前8時は8.70で、午後2時は8.66でした。午後にかけて水位が減ったのは分かっていました。

 オトリはいつものOモータースから2匹1,000円で購入。少し迷ったのですが、日釣り券(1,500円)ではなく、年券(7,000円)を買いました。5回通えるかどうか、今年は微妙なのですが。

   

 釣り開始は例によって1枚目の写真の右奥の平瀬からです。その上のトロ場に地元の先行者がいたからです。彼は一箇所から動かずにジーと竿を出していました。私にはできることではありません。

 川は見てのとおりの笹にごり状態。左岸ヘチにはあまりハミ跡はなかった。でもとってもいい感じの川相。釣れる予感さえしました。水温は22度。

 8時にオトリを送り出しました。これもいつものパターンなら5分以内で1匹目が掛かります。もちろんそこに鮎が居ればの話ですが。 オトリは広瀬川のオトリと比べるととても立派です、大きいです。5,6匹のオトリの中から自分で選ぶことができます。これが当たり前なのですが、広瀬川用のオトリは、店の女将さんが水槽からようやく掬い取ったアユを、よほどおかしいところがなければそのまま持ち帰るだけです。

        

 回りくどい言い方(毎度毎度)ですが、掛かったのです、5分以内に。でも当たりは軽い”ゴツン”というもの。もしかして掛かったかなと思った次第。でもそれからの引きは楽しめました。慎重に引き抜き、まずは一安心。22センチクラスです。

 よしこの分なら結構掛かるかもと内心喜びながら、オトリを交換して送り出します。 しかし、掛かりません、続きません。少し釣り下ります。広すぎるくらいの川幅ですので、なるべく手前から奥へとジグザクに泳がせるように心掛けて竿操作をします。 

 2匹目が掛かったのは、10分後。今度は”ボソボソ”という感じの当り。全く変な当りです。 1枚目の写真の範囲で結局4匹掛かりました。約1時間かかりましたが、型は徐々に大きくなってきました。といっても24センチくらいですが。 なかなかいい調子といっていいでしょう。

 しかし、2枚目の写真のところでは全く当たりもなし。

          

 だめもとで、3枚目の写真の荒瀬に挑戦しました。ここはオモリがなければ底に入れません。さらに9.5メートルの竿では荒瀬の中央まで届きません。流れが急激で私はとても入っていけません。野嶋玉造のようにはとてもとても。

 でも幸運の女神はいました。突然強烈な当りがあり、竿ごと下流に引っ張られます。伸されながらも何とか左岸よりに寄せ、流れの緩い浅いところで引き抜きました。飛んできたアユを見て、えっ!こんな大きさ!もっともっと大きいと思っていたのですが。上流部で掛けたアユよりも小さかったのにガッカリ。でもその分強烈な当りと引きを楽しめましたが。

 その後より左岸よりの浅い瀬でもさらに小さいアユが掛かりました。背掛りです。これで6匹。約1時間半。

 さらに上流部に戻り、トロ場から入りました。先行者は1時間くらいで居なくなったし、下流に入ったガラガケの人もいつの間にか居なくなっていました。 トロ場の底の石はハミ跡が多い。トロ場を狙うべきだったかと思いつつ、泳がせますが掛かりません。悔しいほど掛かりません。 粘りに粘ってやっと1匹掛けて、これで7匹目となりました。これで午前は終了としました。

          

 (閑話休題)写真はお昼用に用意した食事ですが、きつねうどんとゼリーでお腹一杯になりました。

 午後はまた上流部から竿を出しましたが、なかなか掛からず、やっと8匹目が掛かったのは2時過ぎ。背掛りで元気だったので、これを使ってまた荒瀬に挑戦しました。しかし、アユが掛かる前にオモリが掛かってしまい、痛恨の根がかりで折角のアユを失ってしまい、ここで戦意喪失。納竿としました。

 結局、8時から12時までで7匹、1時半から2時半で1匹、でも根がかりで喪失したので、キープは7匹という今年初めての最上川釣行でした。釣果はいまいちでしたが、これから期待できそうです。楽しみです。

 山形は暑かったです。32度もありました。空の雲も入道雲?で如何にも夏らしい空。午後の水温は25度でした。でも川に入っているとそんなに暑く感じないし、汗もほとんどかかず。深く立ち込むのが気持ちよかったです。

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4 コメント

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Unknown (jiji)
2009-08-17 00:01:50
山形は暑いのですね。でも夏はやはり暑いのが夏です。
ところで水位計で測っている数字の単位はcmですか?
写真から見るともっと深いような気がするのですが・・・
すみません下らない疑問です。
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Unknown (newone)
2009-08-17 07:38:48
 多分最初はメートルだと思います。
 国土交通省の「時刻水位月表検索」によるものです。観測所名・水系名・河川名が出てきて、「時刻水位データ登録状況」が毎日、1時間ごとに表示されます。
 だから、自分が行った日の河川の水位がどうだったか、その時の表示はどうだったか、を把握して水量が多いか少ないか、丁度いいかを判断しています。
 因みに広瀬川にも何箇所かありまして、「広瀬橋」での観測値は、17日・7時・-0.88となっています。
 これを見てもお分かりのように、現在はきちんと正しい数値を示しているとはいえません。
 実感と数値をセットにして参考にしています。
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広い (yodakinbo)
2009-08-18 21:28:42
最上川はやはり大河ですね。川幅が広いので釣り座に困ることはないでしょう。

ここら辺りは平野部ですか?大石ゴロゴロの釣り場もあるのでしょうか?

球磨川はどちらかと言えば大石ゴロゴロ、岩盤で、瀬、深トロメインでダイナミックな釣りを楽しむ川ですが。
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Unknown (newone)
2009-08-18 22:56:22
 最上川は大河にして、山形県内しか流れていません。本当に県を代表する県民の川であり、昔から舟運が経済を活性化してきました。
 
 平塩橋下流域は、中流域の上流部に属し、川幅が本当に広く、極端な話し、4人が流れに直角に立ち込めます。4人が並んで釣り下ったりすれば、どのポイントが釣れるか釣れないか分かるので、一回はやってみたいような気さえします。

 大石がゴロゴロしていると言うことはあまりない感じです。全体的にはダイナミックではなく極めて静的な感じのする川です。もちろん荒瀬はありますが。
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