鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

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2011-01-28 21:04:02 | お知らせ

 きのうの新聞に出ていました。「トヨタ120万台リコール 乗用車16種、燃料漏れの恐れ」という見出し。

 ふーん、またやったのかというくらいの気持ちで読み飛ばしました。車のリコールなんていまや全く珍らしくないですから。 

 そしたらトヨタ自動車から封書が届いていました。リコールのご案内が。早いですね。27日に届いたのです。新聞発表の前に郵送の準備を周到に行っていたのでしょう。初めての経験です。喜ばしくない経験です。

 

            

 ”燃料パイプに加工ばらつきによる強度評価が不足していたため、加工時の肉厚減少が大きいとその部位の応力が高くなり、燃料中の腐蝕部分が作用してパイプに微小な亀裂が発生することがあります。そのため、・・・・、最悪の場合、燃料が漏れる恐れがあります。” ということで、『燃料パイプを対策品に交換する。交換には1時間40分から2時間10分かかるとのこと。

 新聞では、国土交通省の見解では、燃料が漏れても周辺部品の温度が高くないので発火することはない、と。

 まあ、今まで乗ってきて何事もなかったので、自分の車は大丈夫だろうと思っていますが、交換に結構時間がかかりますね。

 トヨタといえば、宮城県は企業城下町ならぬ企業城下県、トヨタの企業城下県を目指してまっしぐらです。今のところはいい方向に向かっています。世の中の不況なんかもろともせず、順風満帆のようでさえあります。自動車産業はとっても裾野が広い産業で、完成車をつくるためにはいかほどの関連会社が従事しているのか分かりませんが、県知事のやっていることが将来的に吉と出るか凶と出るか分かりません。判断のしようがありません。自動車産業一般で宮城県が富み栄えるのであればいいのですが、いくら日本のトップ企業トヨタとはいえ、1社だけというのがそれで大丈夫なのか、不安はないのか気がかりではあります。トヨタと運命共同体となるのは御免被ります。ではどうすればいいのだと言われても困りますが、個人的には農業を中心とする産業と観光によって”富県”を目指して欲しいなと思っています。何と贅沢なと思われる方もいるかもしれませんが、生活の基盤は何といっても食糧生産であり、食料自給率を高めることです。アメリカやヨーロッパの国々は食料自給率が極めて高いのです。農業大国といってもいいのです。その上でいろんな経済活動を、地球規模で展開しています。経済がこけても農業があるから大丈夫という安心感みたいなものがあると思うのです。翻って日本は有り余る米をどうしていいか分からないまま、迷走に迷走をしている。減反が農水省の大きな仕事なんて笑って済ませられません。個人的にみても、我々の子ども時代は”米穀通帳”があり、住民票とセットみたいになっていました。小学校と中学校の修学旅行の時には自分たちで食べる米を旅館まで持参したではないですか。それがようやく米が豊作になるようになったと思ったら、”豊作貧乏”という本当に嫌な言葉が出てきました。日本人の主食「米」が、こんなに冷遇されるなんて、何かおかしくないですか。そして今度はTPPですか。自由貿易圏をつくる、日本も加入するとか。関税なしに自由に貿易を展開するというのですか。米も完全自由化するのですか、車のために。もっといえばトヨタのために。宮城県は江戸時代から農業県(藩)、米の生産量を誇り、江戸や大阪に輸出?していました。米で富んでいた藩(県)が今度は米を犠牲にしても車でいくというのですか。もっとも県知事はTPPにはたしか反対の姿勢を示しているようですが、それならどのように両立させるのか、腕の見せ所です。 何か話しが逸れてきました。

 それにしても寒いですね。来週からは春を感じられることがありそうですが、果たしてそうなってくれるのでしょうか。今日なんて寒い上に20メートルを超える強風が吹きました。きのうの帰りは丁度一時的な吹雪で、目を開けていられませんでした。自転車での帰宅はまあ本当に辛かったです。でもベビーブーマー世代はしぶとく生きています。


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